2024.11.25 (Mon)
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アスクルの独自価値 メーカーと取り組む「暮らしになじむ」デザイン 岩田 アスクルにとって、カタログからeコマースへの転換が大きな課題です。物流はそれを支えるインフラですから、投資しなければなりません。 玉生 アマゾンを始め、eコマース企 […]
岩田彰一郎さんの経営に、驚くほどに貫徹されているのは、マーケティング志向である。アスクル㈱という企業を「オフィスサプライビジネス」というジャンルに仕分けするにしても、あるいは「通販ビジネス」と見るにしても、それは従来の分類に従っていて、アス […]
㈱とくし丸が創設されたのは今から7年半前の2012年1月11日だ。住友達也社長が田舎に住む高齢の母親が買物に不便をしている事情を見て、何とかしたいと移動スーパー「とくし丸」を考えた。「トラックに商品を乗せて、困っている人のもとに行って販売す […]
第1部 ネットスーパー・移動スーパーのその後 結城 月刊『商人舎』2015年4月号特集「ネットスーパー! 移動スーパー!!」にご登場いただきました。あれから4年、とくし丸は日本のスーパーマーケット業界でブレークしました。全国に移動スー […]
第2部 とくし丸1000台15万人顧客の未来 スーパーマーケット113社が414台を稼働させる 住友 現在国内113社のスーパーマーケットと契約を結び、414台を稼働させています。 結城 ずいぶん広がりましたね。 住友 500台、100 […]
第3部 おばあちゃんの希望に向かって走る おばあちゃんのニーズに応える衣料販売「とくし丸+」 住友 とくし丸へのニーズを高齢者と限定すると間違えます。むしろ体が不自由で店に行けない方たちです。1コースに必ず1人か2人は庭先にも出て来られ […]
「とくし丸」はまずネーミングがいい。実に、いい。「篤志」とは「他人への特別の思いやりなど、志が篤(あつ)いこと」だが、それが背景にある「篤志丸」だし、創業者の住友達也の生まれ育った徳島県の「徳島丸」でもある。 とくし丸は、買物難民のための移 […]
アスクル㈱の決算期は5月である。その2019年5月期本決算がこのあとがき原稿を執筆中の最終段階で発表された。 2019年5月期売上高は3874億7000万円で前期比7.5%増の好調ぶりである。日本の小売業ランキングに組み込めば、第41位とな […]
2019年2月・3月決算が出揃って、令和時代の入り口における日本小売産業の全体像が明らかになった。一言で言えば「同盟決算」である。旧ドンキホーテホールディングスのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスがユニーを傘下に収めて、 […]
あなたは数字が好きですか。 実は私は大好きなのです。 数字の向う側の世界を、 数字を通して垣間見る。 そして前向きに、肯定的に、 モノを考える。 数字に媒介してもらうことによって、 雑念やしがらみや怨念が消える。 ゲーム感覚で、むしろ純粋な […]
2019年2月期・3月期本決算は、過去最高を更新した企業が相次いだ。決算は企業経営にとって、1年間の集大成であり、すべての社員・従業員の1年間の仕事の成果の総和である。したがって、過去最高の決算は、過去最高の成果を意味しているはずだ。しかし […]
日本のチェーンストアの歴史を振り返りながらそのDNAを探り、日本小売業をけん引してきた総合スーパーの課題と今後について、そのRNAを語り合った。ユニー㈱出身でコンサルタントの高木和成氏と㈱長崎屋出身でジャーナリストとして活躍している和田光誉 […]
高度化、多角化、国際化の罠 ――成功したイオンと失敗した多くの企業群 高木 僕は、ユニーのグループ企画を担当していましたが、戦略目標は「高度化、多角化、国際化」だった。このキャッチフレーズをつくってグループ各社が一斉にその方向に走った。で […]
セブン&アイの苦悩 ――進まないイトーヨーカ堂改革とセブン-イレブンの陰り 結城 一方で㈱セブン&アイ・ホールディングスは前期も最高益を出していますが、どう見ていますか。 和田 カリスマ的なリーダーがいませんね。先行きが不透明です […]
ピーター・ドラッカーが『マネジメント』に書いている。 「大企業の組織運営の課題は、『規模の大きさ』ではなく『複雑さ』によるものである。その複雑さが事業の重荷になり、生産性を著しく低下させる」 総合スーパーや食品スーパーマーケット、コンビニエ […]
総合スーパーはいまや、百貨店に次ぐ古い業態となった。「業態のライフサイクル論」や「マクネアの小売りの輪仮説」に則って説明すると、もはや成熟業態から衰退業態に入って、伸びは見込めない、あるいは他の業態に取って代わられるという結論に至る。そこで […]
2018年度の日本のスーパーマーケットは「アライアンス(alliance)」がキーワードだった。英語では「同盟」「縁組み」。ビジネス現場では複数の企業間の提携や共同行動、つまり資本提携から事業協力まで幅広い企業提携を総称する。 イオンによる […]
緩やかなアライアンス ライフとヤオコーの優秀決算 単体ではスーパーマーケット業界最大手となる㈱ライフコーポレーション(大阪本社:大阪市淀川区・東京本社:東京都台東区、岩崎高治社長)。 5月30日にアマゾン・ジャパンとの協業の報が駆け巡った。 […]
CGCグループ 将来モデル「アクシアル」好業績 コーペラティブチェーン(Co-operative Chain)のシジシーは同じ理念・目的のもとに、独立したスーパーマーケットチェーンが協業する組織だ。㈱シジシージャパンが運営会社となってCGC […]
日本のコンビニエンスストアが踊り場にある。この業態が日本社会の重大なインフラであることは間違いないが、ゴーイングコンサーンの巨大組織経営という観点に立てば、その巨大さを上回る暗雲が立ち込めている。 上位3チェーンは今期(2020年2月期の2 […]
ウエルシアHD イオンらしくM&Aで拡張し続け増収増益 食品を集客ツールとして急成長を続けるドラッグストアは軒並み好調決算を弾く。食品の売上構成比が50%を超えるチェーン企業が増えている。食品を主体とするスーパーマーケットにとって、今や目の […]
百貨店はインバウンド消費によって、一息ついた。2003年(平成15年)、小泉内閣が「観光立国」を掲げて「訪日外国人旅行者1000万人」を目標とする『ビジット・ジャパン・キャンペーン』を策定した。さらに2013年(平成25年)、安倍内閣の『ア […]
2018年夏は記録的な猛暑が続いた。エアコンなどの季節家電商品が大幅な増加を示し、家電チェーンは総じて増収となった。各社ともにインターネット通販(EC)を強化しているため、人手不足による人件費や配送費の上昇が利益を徐々に圧迫している。しかし […]
小売業はお天気産業と言われる。18年夏の猛暑は家電チェーンだけでなく、ホームセンターやホームファッションビジネスにも熱い追い風となった。ただし、営業収益対比の営業利益率、同経常利益率は、ホームセンター2社と製造小売業を志向する2社では大きく […]
ユニクロが話題沸騰だ。ニューヨークの現代アーティスト「KAWS(カウズ)」とのコラボ「UT」が中国で争奪戦となり、日本でも銀座店では行列をなし、Tシャツは「1柄1色1枚」の制限を設けて販売したほど。ユニクロはKAWSと、2016年春夏と20 […]
令和元年に突入した。「店は客のためにある」。この商売のテーゼは「永久に不滅です」。それどころか、顧客に商品やサービスを届ける最後のプロセスこそが、令和時代にはますます決定的な差異になる。それが早いこと。それが安いこと。それが心地よいこと。英 […]
“Staying Close”―― 「いつもお客さまのそばにいて、 お役に立ちます」 古くからのウォルグリーンのクレド。 ウォルグリーンは米国ドラッグストア。 「ネイバーフッドマーケティングとは、 お客さまの喜びに参加して、 その一部を分け […]
(株)商人舎代表取締役社長 結城義晴 「ラストワンマイル」――「最後の1マイル」。 1マイルは1.61キロメートルだから、「最後の1610メートル」とでも言えようか。そしてここで使う「最後」という言葉は、商品が顧客に届くまでの最後の段階のこ […]
スーパーサンシ㈱(三重県鈴鹿市)のネットスーパー「スーパーサンシ宅配サービス」事業は、今から19年前の2000年に黒字化した。同社がカタログと電話注文の宅配サービスを始めたのは1984年。「フレッシュシステムズ」の名称で、全国にフランチャイ […]
旬の果物は愛知県産の葉付き樹上完熟デコポン3個798円を大量展開。 パイナップルとスイカのカットフルーツは氷を下に敷いて販売。黒板ショーカードを多用する。 1パック1980円の高品質イチゴ。商業施設の中にある日永カヨー店ならではの品揃えだ。 […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括