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月刊商人舎 2020年02月

ドンキの「安さ感」から学ぶ基本と応用

「安さ感」とはリーズナブルなこと也!

2020年02月10日

 ㈱リテイル・エンジニアリング・アソシエイツ代表   鈴木哲男 結論じみたことをあえて言えば、ドン・キホーテ(以下、ドンキ)は利便性提供志向型の多くの企業や店と比較すると、安い。 しかし、オーケーや西友、トライアルなどの低価格志向型企業の店と比較するとすべての商品が安いとは言えない。 だからといって、ドンキの評価が下がるわけではない。今現在、お客がドンキを支持する理由は、多くの調査データが示すように「価格が安い」「特売が多い」など価格要因が圧倒的だからだ。 競合する企業の担当者からは「ドンキの強みは安さ感である」という声が挙がっている。また、総合スーパーが低迷しているなかで唯一、業績を伸ばしていることに多少、やっかみを持って、「大きな目立つPOPをたくさん取り付ければ、わが社でも対応可能だ…




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