2025.07.05 (Sat)
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マネジメントとは、人の強みを活かすことだ。ドラッカーは何度も繰り返す。しかし、その、人の強みが、変わってしまうことがある。新たな強みが生まれることがある。そして、かつての強みが、役立たなくなることがある。強みが弱みに変わることがある。そんな […]
2016年4月16日、イタリア最大の商都ミラノの郊外に、イタリア最大のショッピングセンターが登場した。IL CENTRO。総敷地面積12万㎡、総賃貸面積約9万2000㎡。この敷地にはもともと、アルファロメオの工場があった。その20万㎡以上の […]
㈱イズミが広島市西区の湾岸に開設した「LECT」が開業したのは4月28日。それから2カ月余りが経過した。第3の居場所「サードプレイス」という新しいSCのカタチを標榜し、キーテナントとして広島初出店のカインズとカルチュア・コンビニエンス・クラ […]
イオンモール新小松は北陸最大の3層吹き抜けモール。九谷焼とコラボした108枚の絵皿タワーが北陸を象徴する。 右翼は1・2階が食ゾーン、3階がイオンシネマ。 左翼は3層のイオンスタイル新小松。エスカレーターを共有し、モールとの連続性を図った。 […]
大型ショッピングセンターのつくり方、運営の仕方が劇的に変わってきた。日本だけのことではない。アメリカもヨーロッパも。アメリカではライフスタイルセンターとパワーセンター、アウトレットセンターへと決定的な転換を見せつつ、Huge SC時代を迎え […]
安倍晋三内閣は5月30日、「第4次産業革命」を目指す成長戦略素案を発表した。その起爆剤となるものは、人工知能(AI)やロボット、そしてビッグデータなどのInformation Technologyである。ただし、このIT領域の急速な変化に規 […]
私はAI(Artificial Intelligence=人工知能)を次のように捉えている。大量のデータを意味ある結果につなげられるツールがAIである。データが膨大すぎて人間には把握できなかったことが、AIのデータ処理能力とそのスピードによ […]
ヨークベニマル創業者の大高善雄は、天秤棒を担いで農家を回った。リヤカーを引きつつ家々を巡った。一人のお客さまに誠実を尽くせ。お客さまへの奉仕の精神が、商売繁盛につながる。儲けは奉仕の結果であって、商売の目的そのものではない。商売はお客さまの […]
第3章 ユニケージシステム導入サクセスストーリー ■ 成城石井の現場ノウハウ反映マネジメントシステム 成城石井は廃棄率の非常に低いことで知られるサービス&クオリティタイプのスーパーマーケットです。また狭い店内に、非常に多くのSKUが […]
経営評論家 保科篤小売流通業界で人工知能(AI)を活用する動きが広がっている。AIで業務を効率化し、深刻化する人手不足を乗り切ろうとする一方、接客レベルの向上を図ろうとする動きもある。 あなたにおすすめのレコメンドサービス 「ウェリント […]
<福島県富岡町役場フェイスブックより>2011・3・11。東日本大震災。6年が経過した今年4月1日、福島県双葉郡富岡町の住民は避難指示解除によって故郷に戻り始めた。震災以降、休業していたヨークベニマル富岡店は、避難解除に先駆けて3月30日、 […]
第2章 リテールITのMODE 1とMODE 2 20年くらい前、初めてインターネットが小売業に使われるようになった頃は、それは単なる広告宣伝のツールでした。インターネットの主管部署も「システム部」ではなく「営業企画部」であった会社が多かっ […]
第4章 コンピュータでないとできないMODE 2MODE 2のキーワードは、「コンピュータでないとできない」です。先述の例に見られるように、AIを使ったレコメンデーション・システムや、ICタグや画像処理を使った店頭の省力化などが、それに当 […]
(株)商人舎代表取締役社長 結城義晴「鉄腕アトム」と「鉄人28号」は、決定的に違っていた。1951年に誕生した手塚治虫のアトムは、「善悪を見分けられる電子頭脳」を備えていた。記憶容量は当初15兆8000億ビット。換算すると約1.7テラバイト […]
ヨークベニマル 大高善興 会長「野越え山越え」の苦歴を語る ――原発避難解除の新富岡店は僻地からの革新への挑戦です――2011年3月11日午後2時46分、マグニチュード9.0の東日本大震災発生。翌12日、福島県双葉郡大熊町・双葉町に立地する […]
ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所 代表取締役所長 當仲寛哲 第1章 小売業をとりまく最新テクノロジー IT(Information Technology=情報技術)による小売業の進歩には目覚ましいものがあります。20 […]
「カ・カタ・カタチ」論。建築家・菊竹清訓の持論。IE*の巨人・城功の考え方。「カ」は最も根源的なもの。経営理念や社会的使命、わが社のビジョンやコンセプト。「カタ」は「カ」を実現する手段・方法。たとえばわが社らしい技術、仕組み、特有の組織とヒ […]
日本チェーンストア産業の歴史の中で、「総合スーパーを代表する店舗」といえば、間違いなく碑文谷ダイエーの名が浮かんでくる。1975年(昭和50年)4月1日に「碑文谷ショッパーズプラザ」として誕生したこの店は、地下に駐車場、売場は1階から7階 […]
2003年、ヤオコー川越南古谷店が誕生した。当時、ヤオコーが掲げるミールソリューションを体現させた店舗として話題を呼び、多くの食品産業関係者が川越南古谷店を訪れ、衝撃を受けつつ、学んだ。あれから14年。2017年3月30日、同店は大規模改 […]
関西スーパー中央店の売場レイアウト図。カラフルでかわいらしい。青果売場は従来のフルーツではなくトマトコーナーからスタート。バラ売りやパック詰め、バイキングまで多彩な売体を年間通して展開する。品目数は30SKUを超える。エントランスを入って右 […]
2016年6月30日にオープンしたMEGAドン・キホーテ大森山王店。もともとは大森地場の百貨店として、熱烈な支持を獲得していた「ダイシン百貨店」を「MEGAドン・キホーテ」フォーマットにリニューアルした店だ。50年以上にわたって、まさに地場 […]
<㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴>日本の大規模小売業の出店数は、最新の2016年度(2016年4月~2017年3月)で544件である。大規模小売店舗立地法に伴う新設届出申請数が経済産業省によって発表されているが、この数値は、年々、減ってい […]
今回の改装は「老朽化改装+(惣菜)政策的改装」であろう。2003年開店時のレイアウトと比較して、大きな違いといえば、①惣菜が拡大し、②精肉が鮮魚側へ横にずれ、③和日配と洋日配が一緒になったくらいである。内装デザインがグレー調のモダンなイメー […]
イオンスタイル碑文谷(以下碑文谷店)の今回の改装は「政策的改装」であろう。老朽化→競合→政策的改装の3段階の中で、最も大掛かりであり、新店並みと言って良い。データを持っているわけではないが、15億円以上の投資が掛かっているのではないか。碑文 […]
二律背反コンセプト具象化の売場づくりをフロアごとに見ていこう。 1階 HIMONYA KITCHEN食品は1階に生鮮、2階に加工食品と2フロアに分けた。1階の「HIMONYA KITCHEN」は、生鮮3品と日配、惣菜、ベーカリーで構成されて […]
1階フロア 食品売場 エントランスのウェルカムボード。マスコット・キャラクター「ドンペン」が出迎える。ドンペンは売場のいたるところに登場する。導入部は青果売場。「驚安の八百屋」として展開。朝イチ入荷を売りに多品種を並べる。 青果はダイシン […]
■ヤオコー川越南古谷店レイアウト 惣菜&ベーカリーの即食ゾーン フードコートとのつながりを強化するために惣菜とベーカリーの「即食ゾーン」を入口に配置。グレーと赤の内装がにぎわいを生む。カットフルーツコーナーの一角に、バイオーダーの生しぼりの […]
1975年に登場して、象徴的な働きをしたダイエーのフラッグシップ碑文谷店が、今年3月30日に歴史的な全館改造を施されてイオンスタイル碑文谷に変身した。2003年に業界に鮮烈な衝撃を与えて誕生したヤオコー川越南古谷店は、同じく3月30日に大胆 […]
ドン・キホーテはかつて異端児扱いされ、非行少年のたまり場などとネガティブなイメージを持たれていた時期もあった。また、チェーンストア研究者からは、①標準化ができておらず、個店対応が過ぎる、②陳列線が高く、ゴチャゴチャしている売場はレイアウト […]
関西スーパー中央店は2016年8月9日、1年近い仮店舗での営業を経て、全面リニューアルオープンした。併設する本社社屋の建て替えに伴っての改装だったが、オープン後は旧店舗に比べ売上げが約4割増と、きわめて好調である。㈱シフト・プランニング 代 […]
’25ニッポン小売業番付
現場の生産性
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「あうん」の営業企画
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