2024.11.24 (Sun)
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指折り数える。 それが、 「デジタル」の語源だ。 ラテン語の“digitus”。 ここから派生した英語の“digital”。 どちらにも「指」の意味がある。 デジタルは、 その指で数える「整数」のことだ。 現象を数値化して記録したものだ。 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 2011年(平成23年)3月11日の東日本大震災から10年が経過する。この間、私たちは何をしてきたのか、そしてこれから何をしていくのか。亡くなられた方々に、心から哀悼の意を表しつつ、そのことを考え、決意せね […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「デジタルトランスフォーメーション」が狂騒曲のごとく、ビジネス社会を席巻している。英語で「Digital Transformation」。 初めてこの概念が登場したのは2004年とされる。スウェーデン北部に […]
小売業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を語るときに今、欠かせない人物が㈱カスミの山本慎一郎社長である。数々のセミナーにスピーカーとして登壇し、あるいは頻繁に経営誌のインタビューに登場している。そして例外なく、正論を吐いている。その […]
第3部「DXで依存体質を変える」 「自主自立と自主自律の両方が必要」 ——DXによって、何が変わるのでしょうか。 デジタルの部分で最も変えようと思ったことは、依存体質です。たとえばPOSレジは一定のベンダーにお任せしていると、「寿命がきまし […]
ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所所長 當仲 寛哲 最近は、「DX ( デジタルトランスフォーメーション)」という言葉を毎日のように耳にします。今までは、デジタル=コンピュータやネットワークの技術はあくまで「リアルの店舗における作業 […]
緊急事態宣言下の2月24日(水)、オンライン座談会を開いた。 グーグル・クラウド・ジャパン合同会社執行役員Looker事業本部の小澤正治事業本部長、㈱True Dataの米倉裕之社長と越尾由紀執行役員、そして商人舎社長の結城義晴の4人。 […]
第3部 座談会の名において宣言する コネクティングとエクスチェンジ 結城 True Dataはデータのコネクティングをして、行政と組んでいます。行政と組むと、行政が持っているデータや病院の医療データなどさまざまなデータがコネクトさ […]
㈱商人舎 特任研究員 嶋内 仁 Ⅰ.はじめに IT(インフォメーション・テクノロジー)やDX(デジタル・トランスフォーメーション)には、さまざまな定義があるが、両者の差異は、デジタル技術の使い途の差異と捉えるとわかりやすい。 デフォルメ […]
岡田元也イオン㈱会長。2017年7月のマスコミ懇談会で初めて「トランスフォーメーション」を言い出した。 「イオンが今、取り組んでいるのは将来計画づくりです」 「考えているのは3年後、5年後、10年後にどういうリテール・グループでありたいかと […]
日本のCOVID-19感染拡大は「第三波」に入ってしまった。11都府県に対して二度目の緊急事態宣言が発出され、栃木を除いた10都府県でさらに1カ月延長された。店頭の緊張感は続く。慣れやゆるみは許されない。昨年から今年まで、そして国民的なコロ […]
新型コロナのおでましだ。 新型コロナのおとおりだ。 そうして一年、すぎました。 そうして一年、ゆきました。 ちいさな喜び、つくります。 ささやかな幸せ、ご提供。 あすへの希望、つむぎます。 そうして一年、ゆきました。 雨が、あがって、風が吹 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「イオンのマスク禁止論争」 不思議なことは、現実に起こるものだ。 一昨年暮れのイオンの「マスク禁止論争」である。 イオン㈱が2019年12月中旬に、内部通達をグループ企業に向けて発信した。接客時における […]
第1部 「100年に1回の感染症」 川野 新型コロナウイルスは年寄りに冷たい感染症です。 結城 月刊商人舎1月号のあとがきで、高齢者が重症化しやすいことを指して「現代の姥捨て山のごとし」と書きました。ひんしゅくを買うかもしれませんが。 […]
第3部 コロナ禍中の「フーコット」挑戦 結城 1月28日にヤオコーから発表された「フーコット」ですが、ディスカウント業態と聞いています。 川野 スーパーマーケットそのものは「Everyday-Everybody」です。お客さまの毎日の食 […]
結城 昨2020年5月号の月刊商人舎で「コロナは時間を早める」という特集を組みました。 小川 「時間を早める」とは、変化が激しくなるということでしょうか。 結城 そうです。コロナによって時間軸が早められて、隠れて進行していた現象が露わになる […]
「日本の教育システムは不十分だった」 結城 私は幕末から明治維新の時期も「キャズム」の時であったと見ています。江戸時代と明治時代の間の「溝」です。その時に何が起こったかというと、若い人たちが活躍しました。坂本龍馬、高杉晋作、西郷隆盛、大久保 […]
結城 今、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの真っ只中です。このパンデミックによって、社会にはキャズム(巨大な溝)がつくられる。その後にポスト・コロナの時代が訪れる。それが私の認識です。 井上 今年は日本全体も、流通業界も分岐点の年だろ […]
小売業は初めから消費者志向 結城 日本チェーンストア協会もずいぶん、中身が変わったのでしょうね。設立当時の草稿は渥美俊一先生がつくられ、ダイエーの中内㓛さんたちがそれを了承しました。時代は変わりましたが、井上さんが言われた通り、その原点 […]
結城 新型コロナウイルス感染症が発生してから1年が経ちます。そして昨年暮れからコロナ第3波に見舞われています。ワクチンが行き渡ってコロナが収束するまでにまだまだ時間がかかりそうです。私は収束するまでの期間を「キャズム」と名付けています。「大 […]
後編 働き方改革は進んだか? 結城 コロナによって働き方は変わったのでしょうか。 新井 コロナ禍で店舗の営業時間を短縮したり、緊急事態宣言のときのまま短縮したりしている企業も結構あります。そういう意味では営業時間の短縮に伴って、労働時 […]
日本で最初に新型コロナウイルス感染が判明したのは昨2000年1月16日だった。武漢から帰国した神奈川県の30歳代の男性が15日に陽性反応を示した。 それ以来ほぼ1年、日本の小売業・サービス業は国民のライフラインとなり、現場で働く人たちは「エ […]
2021年は世界的に混迷が深まる。コロナ禍に明け、コロナ禍に暮れた2020年。日本では4月に第一波、8月に第二波、そして年末から年始に向けて第三波を迎えた。今年はまだ、何が起こるかわからない。あっさりと解決策が見つかるわけはない。ワクチンの […]
時代と時代の節目のとき。 「断絶」を乗り切る武器は若い力である。 若さによってしか「時代の溝」は凌げない。 だから組織は若返るべきだ。 まず商人一人ひとりが自分を若返らせる。 さらにその商人の集団を若返らせる。 すると組織が若返る、会社が若 […]
(株)商人舎代表取締役社長 結城義晴 コロナ発生に明け、コロナ禍に暮れた2020年。そして2021年は早くも、「アフター・コロナ」や「ポスト・コロナ」が論じられる。 しかしその「ポスト・コロナ」の前に大きな「溝」が横たわっている。この「溝」 […]
結城 2020年は新型コロナウイルス感染拡大に明け暮れました。イギリスでもアメリカでも、いち早くワクチン接種が始まりました。今年4月までにはアメリカで、今秋までにはEUの先進国で、ワクチンが行き渡るだろうと言われています。しかし日本は残念な […]
走りながら考える 結城 コロナ禍でスーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストアは業績がいい。こうした業態の企業こそ、どんどんチャレンジすべきですね。 片山 システムを導入することがスタートとなります。たとえばファブリックやクレベロ […]
小売業の競争と言えば、すぐに思い出すのが銀座戦争、日本橋戦争だ。超大型の都市百貨店同士の闘いだった。さらに「渋谷・新宿・池袋♫」と森進一が歌った『盛り場ブルース』の大都会での小売業競争も百貨店同士の闘いだった。関西でも梅田戦争、難波戦争など […]
㈱ツルヤ(長野県小諸市、掛川健三社長)の群馬県初出店となった「ツルヤ前橋南ショッピングパーク」は、「ツルヤ前橋南店」を核店舗にマツモトキヨシとダイソーを揃えた近隣型ショッピングセンターだ。県庁所在地の前橋市の南部に位置する。 その群馬県は関 […]
鈴木國朗/関智美/結城義晴 司会/亀谷しづえ 昨2020年11月12日(木)、長野県にドミナントを形成する㈱ツルヤの群馬県1号店が出店した。ツルヤ前橋南店である。日本のスーパーマーケット業界でも特異な存在として、知る人ぞ知るツルヤ。その10 […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括