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月刊商人舎 2021年11月

 特集 


客層は広げるか? 絞るか??

チェーンストア・マーケティングの本質的研究

2021年11月10日

スーパーマーケットのヤオコーが「ヤングファミリー層に特化した旗艦店」を開発した。和光丸山台店である。ロピアは、企業ポリシーとして「子どもをもつ若いファミリー」をターゲットにして、躍進している。これらは「客層を絞る」行為なのか。一方、ダイエーをはじめ、イオンやイトーヨーカ堂はもともと、エブリデーグッズ、エブリボディグッズを開発し、大衆に向けた店舗展開によって、巨大化してきた。ユニクロはユニセックス・クロージングでスタートした。これらは「客層は広く」を実現させるものなのか。チェーンストアの原則は長らく、「客層は広く」であった。これぞ、マス・マーケティングである。しかし消費者のライフスタイルは個性化し、多様化した。ビッグデータによって、詳細なマーケット・セグメントが可能となってきた。それにしたが…




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