2025.12.27 (Sat)
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(株)商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ (株)ロピアの飛び火出店が止まらない。神奈川県で興り、首都圏に出店し、関西へ、中京へ、甲府へ。さらに2023年6月2日に九州1号店となる「ロピア博多ヨドバシ店」を開設したのに続いて、8月22日(火 […]
JR仙台駅東口のヨドバシカメラ。1号館がヨドバシカメラ、奥の2号館の商業ビル3階に8月22日、ロピアが出店。 仙台駅東口から2号館3階までペデストリアンデッキで結ばれている。アクセスは良い。 1カ月が経過した今も、開店前には1号館から顧客の […]
本誌編集長 山本恭広 9月21日(木)、東京都稲城市に、生活圏型のロピア若葉台店がオープンした。ロピアは今年に入って、博多、仙台と東西への飛び火出店を断行した。 一方で、主力商勢圏である関東営業本部エリアでの出店は怠らない。7月の新座店に次 […]
オープンから1週間が経つが開店前から顧客が行列をつくる。店外に設置されているカートを手にして顧客は入店待ちをする。 青果 平台活用で回遊性と買上げ点数の増加狙う 売場の先頭平台では大房のシャインマスカットをボリューム展開。皮ごと食べられ […]
(株)商人舎代表取締役社長 結城義晴 「売上高は売場面積に比例する」 チェーンストアの成長は、出店戦略によって決まる。セオリーとして、売上高は売場面積に比例するからだ。 ところがCOVID-19パンデミックによってアメリカのウォルマートとク […]
本誌編集長 山本恭広 2023年11月・12月と2024年1月の「年末年始商戦」。今年度は大きく違う。違わねばならない。3年9カ月間も続いた新型コロナウイルス・パンデミックがほぼ終息し、新しい未知なる局面に入るからだ。202 […]
㈱紀文食品 正月商品事業企画室長 堀内慎也 2024年正月商戦。今度は違う。そうありたい。 毎年恒例の「紀文正月フォーラム」から、正月商戦必勝のキーワードを探る。 ㈱紀文食品は8月末から9月初旬にかけて2日間、全国のチェーンストアのトッ […]
インバウンド(Inbound) 観光庁は、インバウンド(Inbound) を「外国人が訪れてくる旅行のこと。日本へのインバウンドを訪日外国人旅行または訪日旅行とする」と定める。これに対して、日本から外国へ出かける旅行をアウトバウンド( […]
スーパーマーケットとともにワンプライスショップが戸籍を得た。2024年4月1日から、日本標準産業分類に位置づけられる。1879年に米国ニューヨーク州で「The Great Five Cent Store」として登場した業態は144年後の今も […]
突き詰めると、 商売とは、 値段をつけることだ。 商品を仕入れる。 あるいは調達する。 さもなくば自分でつくる。 そして経費を見積もり、 ギリギリの利益を見込んで、 売価をつける。 お客は喜ぶか。 買ってくれるか。 売れ残るか、利益は出るか […]
ロングロングインタビュー 矢野靖二㈱大創産業社長 「100円を積み重ねて1兆円です」 聞き手 結城義晴 ㈱商人舎社長 矢野靖二氏 Profile 1971年広島県生まれ。1995年、広島県に本部を置くリージョナルチェーン㈱イズミに入社。商品 […]
第3部 マーチャンダイジングの謎 毎月1200品目の商品開発を繰り返す 結城 スーパーマーケットの住居関連売場は動きが鈍っていますし、売場は縮小の一途です。どの企業、どの店もどこでも売っているナショナルブランド(NB) 中心で、問屋マーチャ […]
㈱大創産業は2022年4月、東京都中央区のマロニエゲート銀座2に「マロニエゲート銀座店」をオープンした。「DAISO」「THREEPPY」「Standard Products by DAISO」の3フォーマットを集合させたグローバル旗艦店だ […]
本誌編集長 山本恭広 2023年度1兆円———。 帝国データバンク調査による「100円ショップ市場」の推計値だ。 2022年度は約9000店、9969億円だった。大創産業、セリア、キャンドゥ、ワッツのワンプライスショップ4社の各事業年度末の […]
㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ 日本標準産業分類で「ワンプライスショップ」と定義された業態は、米国では「バラエティストア」と呼ばれる。現時点では「ダラーストア」の名称も与えられている。 今から150年前の1879年、日本では明治12 […]
月刊商人舎9月号は毎年恒例の「米国チェーンストア産業特集」である。秋には多くの流通人がアメリカを訪れて、それぞれの目的に応じてアメリカを学ぶ。目的も学び方も、それぞれでよろしい。ただし目的と学び方には整合性が必須だ。 近代日本の最初の渡米は […]
Top 100 Retailers 「Top 100 Retailers」はNRFが発表するアメリカ小売業の売上高ランキングである。リサーチ会社カンターによる調査をベースに、小売各社の2022年度業績をランク付けしている。本誌では、 […]
アメリカのスーパーマーケット産業では今、リージョナルチェーンが強い。リージョナルチェーンは複数のリージョン(地域、行政区)で店舗展開をするチェーンを指す。2つ以上の州、または複数の大都市圏に店舗ネットワークを構築しているチェーンストアである […]
㈱ベルクが7月29日、群馬県高崎市に新フォーマットの「CLBE(クルベ)江木店」をお披露目した。CLBEとは「Challenging the Limits of Belc」の頭文字をとったバナー名だ。「ベルクの限界に挑戦」をコンセプトにする […]
ベルク新フォーマットのクルベ江木店。幹線道路に面しているが店舗後方は住宅地だ。 9月2日土曜日の10時。開店前にはお客が列をなす。「毎日が驚きの安さ」を標榜する。 青果売場先頭の旬の果物は豊水梨。長野県産、茨城県産、福岡県産の3種類を1玉1 […]
㈱商人舎社長 結城義晴 2023年8月21日、群馬県高崎市を訪れて、クルベ江木店を見た。私は率直にうれしかった。まだまだ未完成ではあるが、必死で「ポジショニング」を構築しようとしていた。 私の持論の一つが「ポジショニング戦略」である。業態に […]
今、スーパーマーケットの店頭では「売る魚がなくなりつつある」。 漁業者は「魚が獲れなくなっている」、加工業者は「原料が足りなくなっている」。 国内では、消費者の魚離れに歩調を合わせるように漁獲量の減少が続く。一方、世界を見ると水産業 […]
食の認証制度(Certification) 「認証」は「証明し、認めること」だ。あるいは「一定の行為または文書の成立・記載が正当な手続きでなされたことを公の機関が証明すること」。つまりルールを明確にして、文書化し、決めたルールどおりに管 […]
店舗刷新案件が増えている。しかし老朽化した既存店を単にリニューアルするだけでなく、新しいフォーマットを開発してリノベーションするケースが多い。リノベーションは新規出店よりも、既存店の既存データを分析して、市場や顧客に従来以上に接近することが […]
コロナが時間を早めた。 日本標準産業分類のなかで、 スーパーマーケットに戸籍を与えた。 これまでは「各種食料品小売業」だった。 なんとうれしいことだろう。 百貨店・総合スーパーは、 ずっと一括りにされていた。 確かに両者は双子の業態ではある […]
一般社団法人日本スーパーマーケット協会会長が14年ぶりに交代した。新会長は㈱ライフコーポレーションの岩崎高治社長。川野幸夫前会長は名誉会長に就任し、副会長体制も刷新された。岩崎会長は現役社長との二役をこなす。その抱負と課題への取り組みを語っ […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 今年6月、「日本標準産業分類」が改定された。そして「食料品スーパーマーケット」が細分類の中に明記された。 「5811 食料品スーパーマーケット」である。 愛でたい。 日本標準産業分類は1949年10月に設定 […]
特集 ワクワク改装 Exciting Strategic Renovation チェーンストアの店舗改装が活発化している。ニュースサイト「商人舎流通スーパーニュース」で2023年1月から7月までの期間に取り上げた件数は88店舗・施設に […]
商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ 下記の図表は2023年1月から7月までの主な改装物件を企業ごとにリストにしたものだ。ニュースサイト『商人舎流通スーパーニュース』で報じた全データである。 ただしこのリストではドラッグストアとコンビニエン […]
イオンリテール㈱は7月28日(金)、東京都北区赤羽に「イオンスタイル赤羽」をオープンした。旧イオン赤羽北本通り店をスクラップ&ビルドして、同社が「GMS」に次ぐ第二の柱と位置づける「ニューコンビネーションストア」だ。直営売場面積を縮小しなが […]
リージョナルチェーンの盲点
「薬+食」の正体
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「居抜き」の是非