2024.12.08 (Sun)
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日本最大の小売企業セブン&アイ・ホールディングスが買収をかけられている。日米のコンビニの経営状態も芳しくはない。会社は苦境にある。イトーヨーカ堂のハトは荒海の中で、ノアの箱舟に乗れるのか。セブン&アイは多くの傘下企業を三つに分割して乗り切ろ […]
会社は大変なことになっていますね。 ご心労、お察しします。 それでもお客さまのために、 毎日の商いを怠りなく続けてください。 お願いします。 みなさんの会社の創業者・伊藤雅俊さんには、 私自身、大変お世話になりました。 勉強もさせていただき […]
井坂康志、島田陽介、小島健輔、そして結城義晴が、それぞれに考察する「会社とは何か」、「会社は誰のものか」。「チェーンストアとは何か」「その戦略はどうあるべきか」。結局、「会社は誰のためにあるのか」。読者も、ともに考えてみてほしい。 &nbs […]
ものつくり大学教授、ドラッカー学会共同代表 井坂康志 1 はじめに――事業と現代 思想家、芸術家だけでなく、あらゆる人間の営みが時代という産湯に浸かっている。ビジネスや経営者もまた例外ではなく、時代の子である。 独立しているように見えても、 […]
㈱島田研究室代表 島田陽介 問題の本質の一つは、今チェーンのとるべき戦略が「専門化」であり、「総合化」ではない、ということにある。 かつて商業は「商店街の・業種」であった。お客は買物のため商店街を右往左往しなければならなかった。米国に学んで […]
(Refrina – stock.adobe.com) ㈱小島ファッションマーケッティング代表 小島健輔 労働組合に豊島区まで加わっての反対を押し切ってそごう・西武を8500万円で外資ファンドに叩き売ったほとぼりも冷めぬうちに、 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 売り手良し、買い手良し、世間良し。近江商人の三方良し。何事も、この三者のバランスがいい。 資本を出す人にも良く、その資本を活用して利益を上げる人にも良くて、社会全体にも良い。 ステークホルダーとは企業の利 […]
はじめに 第50回衆議院総選挙で与党が大敗した。アメリカ合衆国大統領選挙は大詰めを迎えて、近来稀に見る混迷状態だ。ハリスかトランプか。それによって世界は別の方向に向かう。さらに地球上を見渡すと、ウクライナとパレステ […]
3つのKPIに見る半期の通信簿 損益計算書から売上高、営業利益を抽出した。とくに売上高の「増収率」、営業利益の「増益率」から、成長力と収益性が高い企業がわかる。また、各社が参考数値として公表する「既存店売上伸び率 […]
イオン㈱は2021年4月に発表した「2021〜2025年度中期経営計画」の中で、「デジタルシフトの加速と進化」を成長戦略の一つに掲げた。 発表当時のイオンのビジネスを取り巻く環境の認識は次の通りだ。 第1に、コロナ禍を経て社会全体のデジタル […]
DXは大きく「攻めのDXと守りのDX」に分けられる。言葉を変えると「外部エコシステム(顧客、市場)と内部エコシステム(組織、文化、従業員)」である。 2024年に入ってから日本の小売業各社はどのようなDXの取り組みを見せているのか。最近、盛 […]
イオンのAI活用4システム AIをフル活用するのはイオンリテール㈱だ。現時点では、AI客数予測に紐づけた発注システム「AIオーダー」、値引きシステム「AIカカク」、作業割り当ておよびシフト作成の「AIワーク」、店内解析の「AIカメラ」の4つ […]
株主(Shareholder) 広辞苑では「株式の引受人。株式の所有者。会社に対し、所有株式の数に応じた権利義務を有する」と説明する。株式は株式会社の資本を構成する単位。株主は株式を購入することで、企業の新設・拡大に必要な資金を提供する […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括