2024.11.25 (Mon)
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[パネラー] (株)エコス社長 平邦雄 (株)ヤオコー社長 川野澄人 (株)ライフコーポレーション社長 岩崎高治 [コーディネーター] (株)商人舎社長 結城義晴 2019年11月6日(水)、東京の帝国ホテル。一般社団法人日本スーパーマーケ […]
第1部 現下の問題 消費増税と小売業六重苦を乗り切る 結城 まず関心の高い現下の問題について、2つの質問をしたいと思います。一つは消費税増税問題です。10月1日に税率が10%に改定され、軽減税率が導入されました。またポイント […]
第3部 商品開発 結城 もう1つ重要なテーマを伺いましょう。マーチャンダイジングや商品開発、あるいはどのようなサプライチェーンを構想しているのか。スーパーマーケットにとって店と同時に重要な商品の問題について、それぞれに見解を […]
消費税が増税され、軽減税率が導入された。キャッシュレス化は進み、ポイント還元とディスカウント競争は激化する。ITは進化し、AIの活用も急ピッチで進む。流通産業に大変革が求められる。「波の下にある潮流」を見定めねばならぬ時。業界最長老の現役指 […]
第2部 「近代化⇒現代化」の戦略理論 石原 私は「近代化」から「現代化」へ進むときの「技術論理」がまだ見つかっていないと思っています。 結城 そう思います。 石原 そのため現代化のことを強調できない。結局、皆を納得させていく方法とは […]
第3部 現代化の「透視図」 結城 セゾングループの総帥だった故堤清二さんに『変革の透視図』という著書があります。昭和54年(1979年)に発行されました。ちょうど40年前の本です。堤さんが母校東京大学で流通産業論を1年間講義して、そ […]
㈱商人舎社長 結城義晴 世界の歴史を大きく分けると5つの分類ができる。新しいところからさかのぼると、まず「現代」があり、その現代以前が「近代」である。その前は「近世」であり、「中世」であり、「古代」となる。 世界史で言えば「古代」とは、文明 […]
「波は短期的に動揺と混乱を引き起こすが、長期的には波の下にある潮流のほうがずっと重要である――」。アル・ライズ&ジャック・トラウトの名著『ポジショニング戦略』の「12の決め手」から。10月1日に消費税率が10%に引き上げられた。軽減税率制度 […]
中国戦国時代の荘子。 「変化こそ不変の真理である。 流転こそ万物の真相である」 日本にも同じ思想を持つ者はいた。 明治時代の岡倉天心。 「変化こそ唯一の永遠である」 イギリスの作家イズレイル・サングウィル。 「すべてのものは変化するが、 変 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 1989年4月、日本に3%の消費税が導入されてから、過去2回の消費税増税が行われた。1997年4月が5%へと2%の増税、そして2014年4月が5%から8%へと3%の増税だった。 どちらの増税も、その後、国内 […]
2019年10月9日(水)夕刻、ベルサール東京日本橋。イオン㈱の中間決算発表の記者会見の席上。岡田元也取締役兼代表執行役社長グループCEOは決然と語り始めた。 第一点、消費増税・軽減税率・キャッシュレス問題 「こんな無茶苦茶なことは二度とさ […]
イオンのスーパーマーケット(SM)事業は日本唯一のナショナルチェーンである。アメリカのクローガーやアルバートソンと比較できるのはイオンのスーパーマーケット事業しかない。しかし業容は日本最大であるものの、その上期決算は減収減益だった。 藤田元 […]
単体企業として売上高日本第一のスーパーマーケットが㈱ライフコーポレーションだ。ご承知のように首都圏と近畿圏にチェーンネットワークを敷いて、276店舗を展開する。 消費増税前までの2020年2月期の上半期決算は、営業収益が3533億6300万 […]
関西圏で断トツの強さを見せる㈱万代。2019年2月期年商3461億5600万円。152店舗。消費増税やキャッシュレスポイント還元といった政府の施策でマーケットが変わる今、阿部秀行社長は「変化はチャンス」と捉えて、「やるべきことをやるだけ」と […]
絶好調のサミット㈱。2020年3月期の上期決算でも売上高は1493億5100万円、営業利益は33億1800万円、経常利益は34億9700万円。そして竹野浩樹社長が就任してから連続4期の増収増益。消費増税に対して、どんな戦略を立てたのか、そし […]
2019年10月25日(金)16時半、沖縄県宜野湾市にある㈱サンエー本社で上地哲誠社長にインタビューした。サンエーは今年、社運を賭けたビッグプロジェクト「サンエー浦添西海岸 PARCO CITY」をオープンさせた。 リージョナルショッピング […]
㈱セブン&アイ・ホールディングスの2020年2月期上期業績は、夏場の天候不順や店舗閉鎖の影響もあって、営業収益が前年を下回った。ただし営業利益と純利益は過去最高益を更新し、計画を大きく上回った。国内外のセブン-イレブン事業とセブン銀行が牽引 […]
台風19号が接近していた10月11日、東京のロイヤルパークホテルで、㈱ファーストリテイリングの2019年8月期本決算の発表会が開催された。同じ日には㈱セブン&アイ・ホールディングス、前日にはイオン㈱の中間決算発表会が行われ、セブン&アイの井 […]
月刊コンビニ編集委員 梅澤聡 第1部 セブン-イレブン 主戦場は過度な値下げやポイント還元にはない 「茹でガエルのように、何とかなるんじゃないかといった数字が、延々と続くわけではなくて、急激に熱湯にさらされた感覚を私自身は持っている。だ […]
いま、一番いけないこと。 迷うこと。 ブレること。 揺らぐこと。 二兎を追うこと。 逃げること。 さらにいけないこと。 自分を失うこと。 他者を意識しすぎること。 孤立すること。 愚痴を言うこと。 信念をなくすこと。 全軍がバラバラであるこ […]
令和と元号が変わった。若い象徴天皇が誕生した。消費税は4度目の増税で10%となった。初めての軽減税率が導入された。キャッシュレス決済がいよいよ広がっていく。ポイント制度は日本人のDNAとなりそうな勢いだ。置いてけぼりを残しつつ、変化は急進す […]
Marketをingする。 市場を現在進行形で、 揺さぶる、動かす。 それがMarketingだ。 マーケットをリサーチし、 マーケットをセグメントし、 ターゲティングし、 ポジショニングする。 製品のプロダクト、 価格のプライス、 流通の […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 フィリップ・コトラーの『マーケティング 4.0』が発表されてから、もう3年が経過する。原著『Marketing 4.0:Moving from Traditional to Digital』の発刊が2016 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 はじめに ビッグデータ化から…… 経営が科学され始めてから、データは何よりも貴重な経営資源となってきた。ミッション(mission)に基づいたテーマ(theme)とデータ(data)こそ、最大の経営資源であ […]
後編 4つの「壁」と「罪と功」18条 ■データドリブン・マネジメント4つの壁 データドリブン経営を目指す場合、4つの壁がある。マッキンゼーはそれを指摘し、その打開策を提示する。 第1は「データの壁」である。 データは爆発的に増えている。「こ […]
令和の幕開けと同時に、2019年10月1日には消費税が8%から10%に上げられた。政府の消費喚起と中小企業支援のための「キャッシュレス決済ポイント還元」施策によって、小売業は激しいポイント販促合戦を繰り広げている。 しかしこれは本来の、デー […]
第1章 ビッグデータはオープン化される デジタル格差と「Society 5.0」 『THE DIGITAL DIVIDE(デジタルデバイド)』(Mark Bauerlein著、2011年刊)という本がある。著者のマーク・バウアーライ […]
第3章 令和のマーケティングは変わる 潜在需要と嗜好性 モノを販売するときには二つの見方がある。一つは「潜在需要」である。市場のポテンシャルと言い換えてもいい。そして、もう一つは「嗜好性」だ。その商品を好む人、好む地域などを指す。 […]
㈱クレオ生活行動研究部部長 関 智美 令和という新しい時代が始まった。 時代は変遷し、生活者の価値観や生活行動は大きく変化している。令和の生活者のニーズや買いたい気持ちを探るためには、時代の流れを読み、変化していく生活潮流を捉えることが重要 […]
令和初めてとなる2020年正月。小売業にとって年間最大の書き入れ時となる年末年始商戦。しかし10月1日からの消費増税によって2019年の年末年始の消費行動はどのように変化するのだろうか。㈱紀文食品では年末商戦戦略委員会を組織し、その年の消費 […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括