千葉市稲毛区･美浜区/市原市のコロナ禍変革ダイナミズム＜第2部＞

第2部　商業集積同士の激闘 単独→商業施設→商業集積ゾーンの競争へ 亀谷　千葉市と市原市で14店舗を視察しました。鈴木さんは視察を通してどのような印象を持ちましたか。 鈴木　視察した千葉市稲毛区の長沼や稲毛海岸のエリア、そして市川市のエリアは足元の人口密度が厚く、しかも比較的、車移動がしやすい。ロードサイド単独店同士の競争というよりも、商業施設や商業集積ゾーンの競争になっていました。ダイナミズムのある競争の構図が見えました。 結城　単独出店はスーパーセンタートライアルとせんどう、マミーマート誉田店くらいで、ほかは超大型リージョナルショッピングセンターからネイバーフッド(近隣型)ショッピングセンターまで、商業施設同士の闘いで、店舗はそのモール同士の競争のなかで役割を果たしつつ競合する形でした。たとえ…