2024.11.24 (Sun)
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「今、西友は絶好調です」。 開口一番、㈱西友の大久保恒夫社長兼最高経営責任者(CEO)は語った。大久保社長は2021年3月に西友の社長兼CEOに就任し、新生西友としてのミッションづくりと組織改革を進め、営業力強化、販売力強化に努めてきた。 […]
㈱西友の本社は現在、東京の赤羽店の上階にある。1階と地階がスーパーマーケットの売場である。 2000年4月、西友は東京・池袋の高層オフィスビル「サンシャイン60」にあった本社を、この西友赤羽店に移転した。移転に伴って5年間で25億円程度の経 […]
私は西友との因縁が深い。故堤清二さんがまず、西武百貨店オーナーから始めて西武流通グループを築き、その後、セゾングループ総帥となった。その西武流通グループの「スーパー」事業は、実質的に故上野光平さんによって創業された。私はその上野さんの弟子の […]
万代の2022年度第1四半期決算は、悪くはなかった。もちろん、昨年に比べたら落ちています。この2年間はコロナのおかげで業績が伸びただけ。少し普通になってきたのだろうと思っています。 万代は安く売る努力をし続ける 商品値上げは日本だけの問題で […]
コロナ禍によって人々の生活行動は変化した。原材料や資材の高騰によって仕入れ価格は上昇している。ロシアのウクライナ侵攻によってエネルギーコストも高止まりする。 小売業やチェーンストアを取り巻く課題は、多様で複合的なリスクとなっている。「複合危 […]
暦と行催事 9月は新学期スタートをはじめ、衣食住とも生活スタイルが大きく変わる時期だ。アメリカでは7月4日の独立記念日から9月第1月曜日のレイバーデーまでが「Back To School」商戦で、それが終わると新しい年度が始ま […]
商売のポイント ➊9月の休日数は土曜4日、日曜4日、祝日2日で、合計すると10日間となる。昨年並みの休日数だ。第3週に敬老の日(9月19日)を最終日とする3連休、3日おいて秋分の日(9月23日)からの3連休。連休が続くパターンで、この週の成 […]
暦と行催事 秋の衣替えが本格化する。歳時では、10月8日(土)は二十四節気の「寒露(かんろ)」。暦の上では朝夕の冷気が増し、秋が深まる。半月後の23日(日)は早朝の霜降りを意味する「霜降(そうこう)」を迎える。この頃は「つるべ落とし」と言わ […]
商売のポイント ➊休日数は前年より1日多い。日曜5日、土曜5日、祝日1日の計11日。祝日は第2月曜日の「スポーツの日」。「体育の日」が2020年に名称変更された。2021年10月は五輪特措法によりスポーツの日はなかった。 ➋行楽やレジャーに […]
暦と行催事 11月7日は二十四節気の「立冬」。「秋も終盤となり、冬の気配を感じさせる季節」の意味。まだ紅葉シーズンの地域もあるが、暦上は、この日から立春(2023年2月4日)の前日までが冬となる。23日は「小雪(しょうせつ)」。北日本では初 […]
商売のポイント ➊11月の休日数は日曜4日、土曜4日、祝日2日の計10日で、2021年と同じ。曜日回りもほぼ同じとなっており、カレンダー上の営業条件は同じだ。 ➋ボジョレーへの対応。解禁日(11月17日木曜日未明)までの事前訴求を通じてワイ […]
暦と行催事 12月7日に二十四節気「大雪(たいせつ)」を迎える。山間部は雪に覆われ、平野部にも降雪が目立つ時期であることが大雪の由来だが、現在の気象感覚ではやや早い。しかし、昨年12月には中盤から強力な寒波が押し寄せた。気象は […]
商売のポイント ➊12月の休日数は土曜日4日(31日除く)、日曜日4日、年末(12月29日~31日)3日間の合計11日となる。休日数、曜日回りとも2021年末と同条件。年末年始休暇も、大半の企業でほぼカレンダー通りの6連休である。 ただし、 […]
㈱True Dataプロジェクトチーム ㈱True Dataは全国のスーパーマーケットとドラッグストアのべ6000万人規模の消費者購買情報を統計化した日本最大級の標準データベース(全国パネル)を有している。その膨大なデータ分析をもとに、20 […]
㈱True Data 気象コンサルタント 常盤勝美 気候変動(気候危機)は、「複合危機」の一つの重要な要因である。 月刊商人舎2022年7月号で「小売業『複合危機』の『戦略と戦術』」の特別企画が組まれている。その中で、遠藤乾東京大学大学院教 […]
営業企画(Business sales planning) 「営業」は広辞苑では「営利の目的で行う事業」。もう、一般用語で説明の余地はないほどだ。しかし「営業企画」となると「広辞苑」にも「商業用語辞典」にもない。「チェーンストアのための […]
千葉県流山市。2007年、つくばエクスプレスの流山おおたかの森駅前に広大なショッピングセンターが登場した。高島屋の子会社東神開発の「流山おおたかの森S・C」である。当初は高島屋のデパ地下売場特化型「タカシマヤフードメゾン」とイトーヨーカ堂の […]
戦略が良ければ、 戦術の失敗は、 挽回できる。 良い戦略があれば、 戦術でミスを犯しても、 その間違いを取り戻すことができる。 しかし戦略が悪ければ、 まず戦術は失敗しやすい。 現場の努力は実りにくい。 さらに悪い戦略の場合、 ある戦術が成 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 日本の商業は危機に瀕している。 日本社会が危機に瀕しているのだから、商業や小売業、流通業の危機も深刻だ。個別企業を別にして全体で見れば、日本の経済や日本の産業も危機に瀕している。日本の政治は与野党ともに瀕死 […]
編集部 イオン㈱は、プライベートブランド「トップバリュ」約5000品目について、わずか3品目を除き、7月以降も値上げせずに価格維持をする。 イオンは、昨2021年9月13日、「いまこそ!年内価格凍結宣言!」を発した。自社ブランド「トップバリ […]
小売業と言わず、流通業全体が大変な時期を迎えています。「川上インフレ、川下デフレ」の間に、流通業や小売業が挟まれています。一方で、生活者を見ると、長く続いたデフレ基調のなかで節約志向が強まっていましたが、そこにコロナ禍、ウクライナ問題が起こ […]
特集 「流山おおたかの森」の陣 角上魚類・ロピアvsヤオコー・ベルク・マルエツ・カスミのサバブの攻防 千葉県流山市の商業は、首都圏新都市鉄道によるつくばエクスプレスの開通によって大きく変貌を遂げ、それから15年が経過した。各駅には大 […]
流山おおたかの森を取り巻く競合図はどのように形成されていったか。 時系列に見ると、主だったスーパーマーケットチェーンでは、流山おおたかの森S・C開業の2007年から4年半が経過した2011年9月、ベルク流山おおたかの森店が出店した。おおたか […]
流山おおたかの森S・Cの新たな商業施設「ANNEX2」が6月30日にオープンした。デイリーユースをコンセプトに、キーテナントとして1階に「角上生鮮市場」、2・3階に「ニトリ」、4階に「セリア」が入り、全11店舗で構成される施設 […]
編集部 今年4月27日、大和ハウス工業㈱が開発した商業施設「COTOE(コトエ)流山おおたかの森」がグランドオープンした。つくばエクスプレス・東武アーバンパークラインの流山おおたかの森駅から徒歩4分に位置する。おおたかの森駅周辺は東神開発㈱ […]
千葉県流山市は今どき珍しいサバブ(suburb)エリアである。1997年につくばエクスプレスが開通してから、その沿線に次々に郊外の新興住宅街が誕生した。単なる郊外をサバブとは考えないほうがいい。新興住宅地が連なるように生まれる。それが、高層 […]
㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ マックスバリュ関東㈱が「買物体験型スーパーマーケット」4号店を6月24日にオープンした。千葉県木更津市の「マックスバリュ木更津請西(じょうざい)店」である。2009年10月にイオンタウン木更津請西の核 […]
競合 「広辞苑」では①きそいあうこと。せりあうこと。②一般に、単一の事実ないし要件について、評価または評価の効果が重複すること(法律用語)。商業界「商業用語事典」では「お客の確保を巡って店舗あるいは企業が競い合う状態のこと」。そして「激 […]
㈱ロピアが中部圏に意欲的な新店をオープンさせた。750坪級のモレラ岐阜店である。2022決算では日本小売業ランキング52位に躍進してきた。1年間に400億円を積み上げて、スーパーマーケットでも19位に入り込んできた。その飛躍の原動力は関西圏 […]
We Sell What We Cook, And, We Cook What We Sell. 私たちは調理するものを売る。 そして私たちは売るものを調理する。 あのイータリーの合言葉。 ウェグマンズもホールフーズも、 ヤオコーもライフも […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括