2024.11.25 (Mon)
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(株)商人舎代表取締役社長 結城義晴 商業界草創期の指導者で、詩人の岡田徹。 小さな店であることを 恥じることはないよ その 小さなあなたの店に 人の心の美しさを 一杯に満たそうよ〈岡田徹詩集より〉 私はこの詩に返した。 小さ […]
新型コロナウイルス感染症の世界的流行。COVID-19パンデミック。ジョンズ・ホプキンス大学の専門家を除いて、誰が予測したか。誰が本気で考えたか。ドナルド・トランプも習近平も、ボリス・ジョンソンも、そしてわが安倍晋三も、夢にも思わなかった。 […]
地球が、人間ごと、 タイムマシンに乗っている。 そんな錯覚に襲われる。 COVID-19パンデミック。 中国・武漢発、 地球上の全人類宛。 メッセージは極小のウイルス。 人間の細胞内で自己を複製して増殖する。 新型コロナウイルスは恐ろしい。 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 COVID-19パンデミックは時間を早める。それぞれの国家の政府や行政、産業や企業といった人間組織で言えば、それまで抱えていた矛盾がパンデミックによって、あっという間に表に出てくる。それまで蓄えていたイノベ […]
データ出典:True Data ※企業や店舗、個人を識別できない統計データを分析・掲載しています (データ抽出日:2020年4月27日) 新型コロナウイルスの感染拡大によって、スーパーマーケットやドラッグストアには「特需」が発生している。㈱ […]
ふたたび烏谷正彦のAnalysis ●ドラッグストア・カテゴリ伸び率1月~4月編 1月|マスク販売が爆発 続いて、ドラッグストアの1月から4月のカテゴリ伸び率をTrue Dataの分類ではありますが、小分類レベルと細分類(カテゴリ) […]
商品カテゴリ分析のまとめ ドラッグストアとスーパーマーケットの商品カテゴリ別の伸び率を見ても、お客が求める需要の相違と変化がわかった。需要の変化にメーカーはどのように対応しているのか。 宮本隆さんは「乾麺メーカーやホームメーキング商材の […]
流通コーディネーター 五十嵐ゆう子 ロサンゼルス在住の流通ツアーコーディネーター五十嵐ゆう子さんから現地レポートが届いた。ロックダウン(都市封鎖)されている米国小売業の新型コロナウイルス感染拡大への対応と対策である。 米国食品小売業のコロ […]
新型コロナウイルス感染のパンデミック(世界的流行)は、欧米が主たる舞台になってきた。4月末日時点では感染者数は第1位がアメリカ、第2位スペイン、第3位イタリア。そしてあまり名誉なことではないが、イギリスは4番手に入ってきた。そのイギリスの小 […]
新型コロナウイルス感染で全国非常事態宣言のもと、結城義晴と當仲寛哲が徹底議論した。もちろんフィジカルディスタンシングで。その議論の中から當仲の発言を集大成した。「ポスト・コロナ」のメッセージである。 ユニバーサル・シェル・プログラミング研究 […]
“新型コロナ危機後の世界を「ポスト・コロナ」と呼ぼう。2005年11月11日に永眠したピーター・ドラッカーが生きていたら、その「コロナ後」をどう考え、どう言ったか。いまや若きドラッカーの分身とも言える井坂康志ドラッカー学会事務局 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 どんな数値にも三つの動かし方しかない。上げる数値、下げる数値、一定に保つ数値。今は亡き渥美俊一先生から教えられて、まさに目から鱗だった。 経営指標も同じだし、現場の管理数値も、目標数値も予算数値も三つの考え […]
「真」に「似る」と書いて「まねる」。完璧に模倣すること。正しく見倣うこと。小売業やサービス業の商売は「真似る」ことで成り立ち、成長してきた。江戸時代のお店(たな)は、真似の殿堂だった。丁稚どんとして商売の道に入り、番頭さんの真似をし、店主の […]
創意を尊ぶ。 良いことを真似る。 その両方を行きつ戻りつしながら、 創造と模倣を進化させる。 これこそイノベーションである。 あるとき、 私は気づかされた。 故倉本長治は、 古き良き、美しき日本語を使って、 イノベーションを教えたのだ。 そ […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 新型コロナウイルス(COVID-19)は、昨2019年11月に中国・武漢で発生が確認された感染症だ。そして12月31日の大晦日に世界保健機構(WHO) に報告された。1月下旬までは、中国大陸に限定された感染 […]
㈱商人舎社長 結城義晴 「模倣の経営戦略」こそ、小売業やサービス業の本質である。とくにチェーンストアにおいて「真似ること」はそのエッセンスとも言える行為である。 仕事の腕を上げたり、スポーツや芸術のスキルを上達させたりするときにも、まずは真 […]
㈱商人舎 特任研究員 嶋内 仁 Ⅰ 模倣の文明論的考察 模倣する、もしくは真似るという行為は、人間および社会にとってどんな意味を持つのであろうか。筆者は、実利抜きの心の満足を目的とする行為である「遊び」に模倣の本質を探るヒントがあるように思 […]
㈱リテイル・エンジニアリング・アソシエイツ代表 鈴木哲男 プロローグ>>> 小売業は古今東西、「大型化および総合化」の歴史を歩んできた。そして「専門化および低価格化」、今、「小型化および近くて便利化」の歴史を歩んでいる。それはお客に近づくた […]
真似られたときの対応策 今から述べることは、対応策をとったという事実のまとめではない。多くの店を見るなかで、おそらく〈真似る段階→学ぶ段階→創る段階〉へ進んでいるだろうという気づきから対応策をまとめた。 1)個店発想の仕組み化 前述したよう […]
結城 小売業に従事する人たちは店舗視察が大好きです。多くの優秀な店を見て、あれを取り入れろ、これを真似しろと言って、現場が混乱することさえあります。 鈴木 話題の店をクリニックして、食品ならば焼き鳥やピザが売れていると、形だけ真似ようとし […]
第3部 ライフ吉川栄町店とロピアKITEMITE MATSUDO店 ■ ライフ吉川栄町店 概要 所在地/埼玉県吉川市栄町797-1 開店日/2011年9月7日(木) 面積/売場1620㎡(491坪) 駐車台数/440台 営業時間/9:3 […]
サミット㈱の事業ビジョン「サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする」を具現化したサミットストアテラスモール松戸店。572坪の売場は、天井をスケルトンにし、大型デジタルサイネージを壁面に設け、そして新MDの成果を余すところなく展開してい […]
「天災というものは、事実、ざらにあることであるが、しかし、そいつがこっちの頭上に降りかかってきたときは、容易に天災とは信じられない。この世には、戦争と同じくらいの数のペストがあった。しかも、ペストや戦争がやってきたとき、人々はいつも同じくら […]
昨2019年12月に中華人民共和国湖北省武漢市を感染源として発生した新種のコロナウイルスが、ヨーロッパ中世のペストのごとく世界を駆け巡り、現代社会に大打撃を与えている。 世界保健機関(WHO)は2月11日に、この新型コロナウイルス感染症の正 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 世界中を見渡しても間違いなく、食品スーパーマーケットの店舗の小型化は進む。アメリカではトレーダー・ジョー。ヨーロッパではアルディやリドル、そしてテスコ・エクスプレスとテスコ・メトロ。 日本ではコンビニエンス […]
2月26日(水)に、三菱地所が開発する大型複合施設「コモレ四谷」の地下1階にライフコモレ四谷店がオープンした。四ツ谷駅から徒歩1分の超都市型店舗だ。売場面積245坪ながらワンウェイコントロール方式を採用した意欲的な店舗で、年商22億円を目標 […]
ご存知、日本スーパーマーケット産業のエクセレントカンパニー。南東北を中心に、郊外型600坪級を中核として確固たるドミナントを築く。そのヨークベニマルもいよいよ小型・中型店開発に本腰を入れ始めた。写真構成で2店の意欲店舗を紹介しよう。 ヨーク […]
2019年3月8日(金)にオープンしたヨークベニマル仙台中山店は450坪。㈱ヤマザワの居抜き店舗物件ながら、現在のヨークベニマルの内装デザインはこの中山店から大きく変わった。駐車場は131台を整備。平均客数は1650人。 出入口は店舗左翼の […]
特集のまえがき 「日本のチェーンストアは金属疲労を起こしている!」 ㈱商人舎社長 結城義晴 2020年と年が改まった1月29日。1年前に新装開業した東京會舘で開催された日本小売業協会の新春賀詞交歓会。 日本チェーンストア協会の小濵裕正会長と […]
「英国病の本質」から「企業の制度疲労」までを語り合う 2020年2月26日、学習院大学名誉教授の湯沢威先生と商人舎社長・結城義晴が2時間にわたって語り合った。湯沢先生は1978年に学習院大学に着任以来、33年にわたって比較経営史を専門に研究 […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括