2025.07.04 (Fri)
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第3部 コロナ禍中の「フーコット」挑戦 結城 1月28日にヤオコーから発表された「フーコット」ですが、ディスカウント業態と聞いています。 川野 スーパーマーケットそのものは「Everyday-Everybody」です。お客さまの毎日の食 […]
結城 昨2020年5月号の月刊商人舎で「コロナは時間を早める」という特集を組みました。 小川 「時間を早める」とは、変化が激しくなるということでしょうか。 結城 そうです。コロナによって時間軸が早められて、隠れて進行していた現象が露わになる […]
「日本の教育システムは不十分だった」 結城 私は幕末から明治維新の時期も「キャズム」の時であったと見ています。江戸時代と明治時代の間の「溝」です。その時に何が起こったかというと、若い人たちが活躍しました。坂本龍馬、高杉晋作、西郷隆盛、大久保 […]
結城 今、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの真っ只中です。このパンデミックによって、社会にはキャズム(巨大な溝)がつくられる。その後にポスト・コロナの時代が訪れる。それが私の認識です。 井上 今年は日本全体も、流通業界も分岐点の年だろ […]
小売業は初めから消費者志向 結城 日本チェーンストア協会もずいぶん、中身が変わったのでしょうね。設立当時の草稿は渥美俊一先生がつくられ、ダイエーの中内㓛さんたちがそれを了承しました。時代は変わりましたが、井上さんが言われた通り、その原点 […]
結城 新型コロナウイルス感染症が発生してから1年が経ちます。そして昨年暮れからコロナ第3波に見舞われています。ワクチンが行き渡ってコロナが収束するまでにまだまだ時間がかかりそうです。私は収束するまでの期間を「キャズム」と名付けています。「大 […]
後編 働き方改革は進んだか? 結城 コロナによって働き方は変わったのでしょうか。 新井 コロナ禍で店舗の営業時間を短縮したり、緊急事態宣言のときのまま短縮したりしている企業も結構あります。そういう意味では営業時間の短縮に伴って、労働時 […]
日本で最初に新型コロナウイルス感染が判明したのは昨2000年1月16日だった。武漢から帰国した神奈川県の30歳代の男性が15日に陽性反応を示した。 それ以来ほぼ1年、日本の小売業・サービス業は国民のライフラインとなり、現場で働く人たちは「エ […]
2021年は世界的に混迷が深まる。コロナ禍に明け、コロナ禍に暮れた2020年。日本では4月に第一波、8月に第二波、そして年末から年始に向けて第三波を迎えた。今年はまだ、何が起こるかわからない。あっさりと解決策が見つかるわけはない。ワクチンの […]
時代と時代の節目のとき。 「断絶」を乗り切る武器は若い力である。 若さによってしか「時代の溝」は凌げない。 だから組織は若返るべきだ。 まず商人一人ひとりが自分を若返らせる。 さらにその商人の集団を若返らせる。 すると組織が若返る、会社が若 […]
(株)商人舎代表取締役社長 結城義晴 コロナ発生に明け、コロナ禍に暮れた2020年。そして2021年は早くも、「アフター・コロナ」や「ポスト・コロナ」が論じられる。 しかしその「ポスト・コロナ」の前に大きな「溝」が横たわっている。この「溝」 […]
結城 2020年は新型コロナウイルス感染拡大に明け暮れました。イギリスでもアメリカでも、いち早くワクチン接種が始まりました。今年4月までにはアメリカで、今秋までにはEUの先進国で、ワクチンが行き渡るだろうと言われています。しかし日本は残念な […]
走りながら考える 結城 コロナ禍でスーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストアは業績がいい。こうした業態の企業こそ、どんどんチャレンジすべきですね。 片山 システムを導入することがスタートとなります。たとえばファブリックやクレベロ […]
小売業の競争と言えば、すぐに思い出すのが銀座戦争、日本橋戦争だ。超大型の都市百貨店同士の闘いだった。さらに「渋谷・新宿・池袋♫」と森進一が歌った『盛り場ブルース』の大都会での小売業競争も百貨店同士の闘いだった。関西でも梅田戦争、難波戦争など […]
㈱ツルヤ(長野県小諸市、掛川健三社長)の群馬県初出店となった「ツルヤ前橋南ショッピングパーク」は、「ツルヤ前橋南店」を核店舗にマツモトキヨシとダイソーを揃えた近隣型ショッピングセンターだ。県庁所在地の前橋市の南部に位置する。 その群馬県は関 […]
鈴木國朗/関智美/結城義晴 司会/亀谷しづえ 昨2020年11月12日(木)、長野県にドミナントを形成する㈱ツルヤの群馬県1号店が出店した。ツルヤ前橋南店である。日本のスーパーマーケット業界でも特異な存在として、知る人ぞ知るツルヤ。その10 […]
とりせん前橋駒形店の組織的な課題 ——とりせん前橋駒形店はホームセンターのセキチュー内に出店した店です。足元商圏に住宅が少なく、やや苦戦中の店でした。 とりせん前橋駒形店はオーソドックスなスーパーマーケットだ。 生鮮食品の鮮度管理とオペ […]
商人舎代表取締役社長 結城義晴 ㈱ツルヤが開発したツルヤ前橋南ショッピングパークは近隣型ショッピングセンター。核店舗は売場面積1092坪のツルヤ前橋南店。 ㈱ツルヤ(長野県小諸市、掛川健三社長)の前橋南店は、「知る人ぞ知るツルヤ」のエッセン […]
「群馬県前橋の陣」は長野県の㈱ツルヤが北関東に初進出して俄然、注目される激戦区となったが、そのなかで異彩を放つのが㈱ベルクである。その前橋北代田店は、一昨年の2019年7月24日にオープンした、ベルクの最新タイプの店舗である。 ベルクの創業 […]
コロナ禍は高齢者に冷たい。こんなことを書いたら顰蹙(ひんしゅく)を買うことを承知で書いてしまうと、「現代の姥捨て山」のごとしである。若者は感染しても、軽症だったり、無症状だったりする。しかし老人は死に至る。 そのコロナ禍が続く「キャズム」の […]
9月29日の大阪府寝屋川市、10月27日の兵庫県尼崎市に続いて、11月24日、大阪市鶴見区に関西ロピア第3弾登場。ぴったり4週間ずつ空けての火曜日出店。みたび島忠ホームズの1階へ、500坪強での「ロピア鶴見店」のオープンである。勤労感謝の日 […]
コロナに明け、 ウイルスに暮れた年。 2020 年は人類に深い傷跡を残し、 永く人々の記憶にとどめられるに違いない。 世の価値観がひっくり返った。 パラダイムがシフトした。 これまで良かったことが、 悪いことになった。 好ましかったことが、 […]
ロピア関西進出の特集は3号連続となった。10月号の第1弾「寝屋川の陣」から11月号の第2弾「尼崎の陣」と続いて、いよいよ12月号の第3弾「大阪鶴見の陣」である。2020コロナ年のロピア関西出店はこれにて打ち止めとなる。 はじめは無謀な挑戦と […]
㈱ロピア(高木勇輔社長)の関西進出は、大阪府寝屋川市の「ロピア寝屋川島忠ホームズ店」、兵庫県尼崎市の「ロピア尼崎島忠ホームズ店」に続いて、いよいよ大阪市内への出店となった。 11月24日(火)に鶴見区に開業した「ロピア鶴見島忠ホームズ店」で […]
2020年11月23日、月曜日。勤労感謝の日。土日からの三連休最終日。大阪には夕方に入った。私の場合、まったく、勤労が感謝される気配はない。9月29日(火)、ロピア寝屋川島忠ホームズ店オープン。それから4週間後の10月27日(火)、今度はロ […]
第2章 ロピア鶴見店開業直前の一部始終 さて、いよいよ、2020年ロピア関西出店の最終章「大阪鶴見店」オープン当日。大阪市鶴見区鶴見5丁目。 2008年3月開業の島忠ホームズ鶴見店。敷地面積は1万1751㎡、4層の建物で店舗面積は8096 […]
第3章 ロピア鶴見店オープン初日の客・客・客 11月24日午前9時半。関西ロピア3号店がオープンした。島忠ホームズ鶴見店の1階。顧客はそのオープンを待って、行列をつくった。 ホームズには340台分の駐車場がある。店舗前面の平駐車場と3階・ […]
第4章 大阪鶴見の陣の競合店 どこからやってくるのかと思えるほどのロピアの行列。それはこの大阪市鶴見区とその周辺エリアの人口密度と民度の高さを示している。ロピアから一番近い大型商業施設のイオンモール鶴見緑地。ブラックフライデーセールを全館 […]
私は1977年4月に㈱商業界に入社して、販売革新編集部に配属された。それから44年8カ月間、月刊雑誌の編集に携わり、それを統括し、あるいはその雑誌社を経営する立場にいた。しかしこの45年近くの間に、3カ月連続で一つの企業の、それも新店を取り […]
「フラッグシップ」は、「艦隊の司令長官が乗っている軍艦で、マストにその司令官の官階相当の旗を掲げる」。船団の方向を示し、戦闘においては指令を出し、象徴となり、全軍を鼓舞し、自ら先陣を切る。フラッグシップたる旗艦店は、営業力があって、実験が行 […]
’25ニッポン小売業番付
現場の生産性
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「あうん」の営業企画
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