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月刊商人舎 2021年01月

 特別企画 


ツルヤ「群馬前橋の陣」

キャズム期の競争が求めるもの

2021年01月08日

小売業の競争と言えば、すぐに思い出すのが銀座戦争、日本橋戦争だ。超大型の都市百貨店同士の闘いだった。さらに「渋谷・新宿・池袋♫」と森進一が歌った『盛り場ブルース』の大都会での小売業競争も百貨店同士の闘いだった。関西でも梅田戦争、難波戦争などが展開されたし、福岡、広島、名古屋、仙台、札幌などでも激闘が繰り返された。 それが1970年代の後半から、津田沼戦争、船橋戦争、藤沢戦争、神戸三宮戦争などと、郊外都市部へ移っていった。この小売業の闘いはダイエー、西友、イトーヨーカ堂、ジャスコ(当時)、マイカル、ユニーなど総合スーパーを中心とした競争だった。アメリカに倣って、「カット・スロート・コンペティション」(喉をかき切る競争)などと言われた。 しかし最近は、そういった闘いにはとんとお目にかからない。もう百貨店…




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