印刷プレビュー
月刊商人舎 2020年12月

 特集のあとがき 


「ロピア関西の陣」はなんだったのか?

2020年12月10日

私は1977年4月に㈱商業界に入社して、販売革新編集部に配属された。それから44年8カ月間、月刊雑誌の編集に携わり、それを統括し、あるいはその雑誌社を経営する立場にいた。しかしこの45年近くの間に、3カ月連続で一つの企業の、それも新店を取り上げたことはない。 1978年から半年間ほど、関西スーパーの現場実習を体験し、それを集中的に連載記事にしたことはある。1992年にはサミットの企業取材を1年間続けて、連載特集を編んだこともある。それぞれに『関西スーパースタディ』と『サミットスタディ』として結実した。いずれも歴史に残るスタディだったし、それぞれの小売流通業としての時代を描いていた。 「関西スーパースタディ」は本格的なスーパーマーケットの実務システムを分析し、「サミットスタディ」は経営システムを解析した。 COVID…




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