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月刊商人舎 2021年01月

 新春対談 [コロナ禍の欧米Innovation総まくり] 


RTKデザイン代表 片山隆×商人舎代表 結城義晴

キャズム期は走りながら考えよ! [後編]

2021年01月08日

 走りながら考える  結城 コロナ禍でスーパーマーケットやホームセンター、ドラッグストアは業績がいい。こうした業態の企業こそ、どんどんチャレンジすべきですね。 片山 システムを導入することがスタートとなります。たとえばファブリックやクレベロンなどの仕組みを入れたら、どんどん修正して、お客さんの使いにくいところを変更していくということが大切です。でも日本の場合は、導入して終わりと思っている会社が多い。結果を測定しているかと問われたら、返事は曖昧になってしまう。仮説に基づいて導入し、測定して、ダメなら何がダメなのか、最初の仮説と何が違っているのかを見つけ、それを改良していく。こうしたプロセスを経ないと、新しいことを成功させるのは難しいと思います。 結城 日本の小売業が苦手なところですね。仮説・…




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