2025.06.10 (Tue)
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2024年度の年間売上高ランキング。年商1000億円以上の小売企業107社。本誌の調査と集計によって公開する「ニッポン小売業番付」。さまざまなメディアに先駆けて、トップを切ってお披露目しよう。躍進するチェーン。低迷する企業。モノ言う株主に翻 […]
はじめに、 目標をもったか。 もたなかったか。 それによって、 プロセスはまったく違ってくる。 そして成果は大きく変わる。 決意がいる。 心構えがいる。 準備がいる。 目標を強くもてば、 長続きする。 けっしてあきらめない。 失敗を恐れない […]
本誌調査集計で公開する「ニッポン小売業番付」は、2024年度の営業収益ランキングだ。躍進する企業。低迷する企業。モノ言う株主に翻弄される企業。それらをスケール順に並べる。 江戸時代に日本には「見立て番付」があった。いわゆる「何でもランキング […]
1位 セブン&アイ・ホールディングス 日本小売業トップ企業でありながら、揉めに揉め、揺れに揺れている。 セブン&アイ・ホールディングスの営業収益は11兆9728億円、前年比4.4%増。営業利益4210億円、21.2%減。経常利益3746 […]
Chapter2〈11~20位〉 11位から20位のチャプター2はいずれも1兆円の大台を視野に入れて、意気軒高な企業ばかりだ。 家電チェーン5社、ドラッグストア3社、そしてスーパーマーケット業態中心のバローホールディングスとライフコーポレー […]
Chapter4〈31~40位〉 31位 DCM ホールディングス ホームセンター第2位チェーン。ホームセンター事業会社5社をDCMとして統合し、2022年度に店名を統一。カーマ、ダイキ、ホーマックを中核に、サンワ、くろがねやが参集した […]
2024年度の総合スーパー順位は昨年と変わらない。単体企業のランキングである。 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が2兆0951億円で昨年に引き続き1位の座に輝いた。2位は1兆8777億円のイオンリテールだ。 […]
セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンのトップ3による鼎占の業界だ。順位は前年と変わらない。 日本小売業の歴史をたどると、百貨店の時代から総合スーパーの時代へと転換し、コンビニの時代へとさらに移行した。しかし今、コンビニの時 […]
店舗数3桁チェーンがぞろりと並ぶのが日本のドラッグストア業態の特徴だ。アメリカの2強CVSファーマシーとウォルグリーンは4桁チェーンだが。 3000店舗規模で1兆円企業はイオングループのウエルシアホールディングス(HD)とマツキヨココカラ& […]
食品メーカー|酒類・飲料好調、食肉関連減益 売上高1000億円以上の上場企業をランキングにした。消費者向け商品を製造している食品メーカー45社がランクインした。増収・営業増益は31社。値上げとコロナ明けで好業績企業が続出した2023年度 […]
KPIとはKey Performance Indicatorの略。事業目標を達成するためにチェックすべき重要業績指標のこと。「2025年小売業ランキング全経営指標」をもとに、成長性、収益性、コストコントロール、資本の活用についての6つの指標 […]
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「2025ニッポン小売業番付」で33位に位置する㈱OICグループ。ロピアを中核に、スーパーマーケットランキングでは6位に躍進してきた。 遡ると昨2024年2月期は小売業41位、スーパーマーケット10位。前年比21.3%増で4126億円(96 […]
5月8日(木)、朝7時30分。JR函館本線の琴似駅前。「CiiNA CiiNA (シーナシーナ)琴似」開店の2時間半前に、1階の入口前にはすでに50人以上の顧客が並んでいる。地下1階に待望の「ロピア琴似店」がオープンする。入口前のお客の数は […]
北海道では屯田店が好調です。ららぽーとTOKYO-BAY、京都ヨドバシに次ぐ、ロピアでは上位の売上げ店舗になる勢いです。 シーナシーナは自前の建物ですから、今までの居抜き出店のような物理的な制約がありません。だから、必要な売場面積を設定でき […]
「『ロピア』北海道初上陸、入店に3時間待ち」 北海道経済のネットメディア「リアルエコノミー」がオープンの翌日、11月24日(日)8時30分に配信した記事のタイトルである。 シーナシーナ屯田。2024年8月29日に開業した。ロピア屯田店は1 […]
ロピアは新しいエリアに進出するたびに常に新しい食の楽しさを提案する。 「5年で25店舗、売上げ1000億円を目指す」 相川本部長はロピア屯田店オープン時の会見で、北海道展開のビジョンを挙げた。 OICグループは「2031年度グループ売上高2 […]
5月23日(金)、北陸初出店の「ロピアムサシ新潟店」がオープンした。アークランズ㈱が運営するフランチャイズ(FC)1号店だ。オープン前には800人の顧客が列をなした。行列は終日続き、なんと、ピーク時は夜の7時。オープン初日の売上高は、202 […]
ほとんどの売場で顧客を迎える態勢が整う。入口の野菜のプロモーションアイテムは1本139円、5本599円(本体価格、以下同)のトウモロコシ。 果物は旬のメロンを多品種揃えて展開。 青果売場「八百物屋あづま」はロピア最大級のスペース。腰高にクレ […]
札幌進出のロピア琴似店と新潟フランチャイズ展開のロピアムサシ新潟店をスタディした。いずれも実に興味深い。 前者は相川博史㈱Firsto社長兼ロピア東北・北海道営業本部長が仕切る。後者は福島道夫㈱OICグループ取締役がプロデュースする。福島取 […]
貸借対照表 Balance Sheet Balance Sheetの頭文字から「BS」と呼ぶ。「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」と並ぶ財務三表の一つ。 広辞苑では次のように解説する。 「一定時点における事業の財政状態を示すため、 […]
トランプ関税が世界中の人々の生活を圧迫する。インフレーションが進みつつ、経済不況が訪れる。すなわちスタグフレーションの危機のなかにある。そんなときに私たちがやるべきリスクマネジメントは、「生産性」の改善であり、生産性の「改革」である。それも […]
㈱田子重は静岡県のローカルチェーンだ。県中部の焼津市を中心に北東の静岡市やその周辺に16店舗を展開する。2024年3月期年商は335億円。1店平均年間売上高は約21億円。 「地域密着」という言葉がピタリと当てはまるスーパーマーケットであ […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 ヨーロッパ生産性本部は1959年3月、「ローマ会議報告書」において「生産性」の定義を高らかに謳った。 「生産性とは、何よりも精神の状態であり、現存するものの進歩、あるいは、不断の改善をめざす精神状態である」 […]
Prologue 儲けてなんぼ 今まで多くのスーパーマーケット企業の業務改善を指導してきた。とりわけ中小のスーパーマーケット企業の「生産性が低く、結果としてあまり儲かっていない」という現実を数多く見てきた。 それらの大きな原因は3つ挙 […]
第3部 作業指示書の効果的活用 「ジャスト・イン・タイム」とは、トヨタ自動車が開発した生産方式だ。スーパーマーケットの現場おいても「必要なものを、必要な時に、必要な量だけつくる」という概念は、「高い鮮度管理」「高い生産能力」「固定経費 […]
第5部 実践的マーケティング 「実践的マーケティング」は、その字のごとく現場で使うための基本原則である。あれもこれもと根拠のないことを行うよりも、「なぜそうなるのか?」の基本を知って、実践するほうが成果を得られる確率は高い。 ここで記 […]
生産性、人時売上高の向上等作業改善(業務改革)が叫ばれてから30年以上が経ちました。ここ数年、人件費・諸物価の高騰など、小売業を取り巻く環境は大きく変化しています。生産性の取り組みを見直す時期ではないでしょうか わが社はどのような作業システ […]
㈱イトーヨーカ堂は4月25日(金)、東京都小金井市に「ヨークフーズ東小金井店」をオープンした。 2023年9月1日にイトーヨーカ堂は㈱ヨークを吸収合併した。ヨークは1975年、㈱ヨークマートとして設立された。イトーヨーカ堂100%出資の子会 […]
エスカレーターで2階に上がるとカラフルな青果売場が目に飛び込む。木目の床、茶系の天井、そしてグリーンを基調にした壁面サイン。実にシックなデザインだ。 トマト売場は「こだわりのトマト」として主に熊本県産を中心に品揃えをする。ミニトマトは100 […]
’25ニッポン小売業番付
現場の生産性
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