2025.01.18 (Sat)
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2025年1月、「2030Vision」を描きたい。しかし5年後には「2030年問題」が待ち受ける。プレ・シンギュラリティに当たる年度でもある。地球温暖化による気候変動と天候異常はさらに過激化し、農産物、水産物の生産と漁獲の体系は大きく崩れ […]
倉本長治は言い放った。 「この店は滅びる」 よほど腹が立ったのか、 それともひどく悲しかったのか。 お客を無視する店。 失礼な店。 買いたい品が見つかりにくい店。 欲しいものが品切れしている店。 買った商品が傷んでいる店。 きたない店。 一 […]
2025年が始まった。5年の歳月が経過すると、2030年がやってくる。 「2030Vision」を描きたい。 「未来は与えられるものではなく、選択し、主体的につくっていくものだ」 野口悠紀雄一橋大学名誉教授が『2040年の日本』(2023年 […]
月刊商人舎では「2030年ビジョン」をテーマに、主要チェーンのトップに緊急アンケート調査を行った。回答企業に感謝しつつ、その回答を公開しよう。 質問は次の3つだ。 1 2030年に向けた貴社のビジョンはどのようなものでしょうか。 2 […]
以下、各社の公開資料をもとに主だったチェーンストアの「2030Vision」を概説しておこう。 PPIH パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、2022年に中期経営計画「Visionary2025/2 […]
COVID-19パンデミックから5年を経過して、次の5年を展望する2025年。本誌執筆陣が5つのテーマごとに、商業とチェーンストア産業に提言する。 ⑴[人の問題] ⑵[物流問題] ⑶[景況問題] ⑷[情報問題] ⑸[商品問題] 現下の問題の […]
物流の「2024年問題」が話題となった2024年が終わり、2025年を迎えた。小売業の現場では、当初言われていたような「モノが運べなくなる」といった危機は訪れなかった。しかし、「2024年問題」は何も起きなかったと安堵してはならない。物流の […]
日本スーパーマーケット協会がスーパーマーケット産業の課題に取り組むスピードが加速してきた。岩崎高治会長・㈱ライフコーポレーション社長のもと、第一に「持続可能な物流の構築」、第二に「人手不足対策」、第三に「環境対策」という三つの課題テーマを掲 […]
流通科学大学商学部経営学科教授 白鳥和生 2025年、私たちの生活や企業活動に深く関わる「物価」は、多様な要因によって大きな変動が予想される。エネルギー価格の高止まり、輸入コストの増加、人手不足と賃上げ、円安の影響など、国内外の経済情勢や政 […]
USP研究所所長 當仲寛哲 2024年はコロナ明けでリアル店舗への来客が戻ってきた年です。コロナ禍中に培ったバーチャルマーケット(ECなど)が発展した年でもあり、人員不足に対応するための自動化が大変進んだ年でもありました。 結果的にデジタル […]
㈱小島ファッションマーケッティング代表 小島健輔 トランプ2.0が現実化する2025年は、地政学的にも経済的にも世界が大きく動く。G7最貧国に転落した日本は嵐の中の木の葉のように翻弄され、チェーンストアも消費者もインフレに苦しむことになる。 […]
惣菜の巨匠・林廣美先生が昨2024年米寿を迎えられた。めでたい。 林先生は商人舎公式サイトに2008年9月から毎週「林廣美の今週のお惣菜」ブログを連載している。同タイトルで本誌のウェブ版にも載せている。 2024年12月時点でその連載回数は […]
利益を稼ぐ売り込みメニュー10選 No.1 たっぷりカレー風味グラタン(1〜3月) 寒い冬は熱々のグラタンが魅力です。小麦粉を炒めて、牛乳を入れて、ダマをつくらないようにホワイトソースを仕上げるのが大変? いえいえ、誰でもつくれ […]
差をつける育成メニュー10選 No.1 小海老のパプリカマヨネーズ(1~3月) 新春用やハレのためのおつまみ兼おかず商品。売上げが渋いときには海老の特売がよく効きます。そのためには原価を下げるのが有効な手段です。その下げるための […]
OMO(Online Merges with Offline) 意味は、OnlineとOfflineをつなぐ(Merge)こと。Onlineがインターネットのショッピング、Offlineがリアル店舗。それをより良くつなぐ商売の在り方をO […]
ロピアが「飛来」だったならば、オーケーは「上陸」だ。ロピアは2020年9月、何の前触れもなく、大阪・寝屋川に飛来した。そして尼崎、鶴見と立て続けに3店を出店した。オーケーは2021年、関西スーパーマーケットに対して株式公開買い付けを仕掛けた […]
正規軍は勝たなければ負けである。 ゲリラは負けなければ勝ちになる。 ベトナム戦争ではアメリカが正規軍で、 ベトコンがゲリラだった。 圧倒的な物量・情報量の米軍に対して、 地の利を活かして奇襲攻撃をかけたベトコン。 1964年に米ソの代理戦争 […]
特集 オーケー上陸!!「東大阪の陣」 ライフ・万代との濃密な巴戦を描く ロピアが「飛来」だったならば、オーケーは「上陸」だ。確かにコロナは時間を早めた。新型コロナウイルス禍によって、関西マーケットの競争激化の時間軸は早められた。 202 […]
2024年11月26日(火)にオーケー高井田店がオープンした。関西進出1号店だ。場所は大阪府東大阪市高井田。大阪メトロ高井田中央駅から徒歩4分ほどの場所だ。27億円の高額で物件を取得して、完全に立て直して、地上5階、地下1階のオーケー高井田 […]
高井田店は、関西市場の様子見の出店ではありません。どんどん出していきます。すでに5店舗の出店が決まっています。2025年1月には兵庫県西宮市に2号店が出ます。3号店も2025年中にオープンします。オーケー全体では関東・関西合わせて年間10店 […]
11月26日(火)9時。開店1時間前の8時には店舗前に300人ほどの顧客の列があった。それを見守るようにカメラを構えた報道陣、取引先や業界関係者と思われるスーツ姿のビジネスマンたちが参集した。地元やメディアの関心の高さがうかがえる。東大阪の […]
東大阪市にある万代渋川店が11月25日(月)に改装オープンした。渋川店は㈱万代本社の1・2階にある旗艦店だ。1階の食品フロアをひと月かけて全面改装した。オープン当日は終日、顧客が列をなした。オープン記念のチラシ効果もあるだろう。長い間、近隣 […]
㈱ライフコーポレーションは10月8日(火)、東大阪市内の「ライフ高井田店」を改装オープンした。1996年10月のオープン以来、28年の営業を誇る地域古参店舗のリフレッシュは、オーケー関西1号店・高井田店の対策でもある。約200mの接近戦に備 […]
㈱いいねいいねドットコム代表取締役 衣笠真佐美 関東のスーパーさんが関西初出店で話題になるのは、2020年秋のロピアさん以来です。最近、情報番組やバラエティ番組でスーパーさんを特集する企画が増えています。「関東で話題のオーケーさん」がやって […]
もし、たった1店しかない小売り企業が、その命の綱の店に競争を仕掛けられたら、それこそ死活問題となる。 売上げが3割減ったら、利益は吹っ飛んでしまう。 しかしチェーンストアならば、何の問題もない。その店は赤字になっても、ほかの店で稼げば、会社 […]
「2031年までにグループ売上げ2兆円」という大きな目標を掲げて邁進するOICグループ。中核事業の㈱ロピアの総店舗は2024年12月3日段階で国内102店舗、海外5店舗の計107店舗となった。堂々たる3ケタのチェーンストアである。 九州・沖 […]
ロピア黒川店 新設された「フォレストアモール川崎黒川」1階に11月29日に出店した。売場面積は約450坪。バックルームや作業場は地下1階に設けた。 神奈川県川崎市の小田急多摩線黒川駅前に11月29日にグランドオープンした「フォレストモール川 […]
5段階評価の根拠 チェーンストア「半期の通信簿」第2弾を報告する。本誌11月号では2月期決算企業42社を取り上げた。本号は3月期決算の25社を対象に通信簿をつける。業態別に分けると専門店7社、スーパーマーケットと家電専門店が各5社、ドラ […]
EDLP(Everyday Low Price) もともと、EDLPは世界最大小売業ウォルマートとその創業者のサム・ウォルトンを象徴する言葉だ。日本では1990年代、中内功と国内最大小売業ダイエーが「EDLP」を掲げた。いまでは、EDL […]
日本最大の小売企業セブン&アイ・ホールディングスが買収をかけられている。日米のコンビニの経営状態も芳しくはない。会社は苦境にある。イトーヨーカ堂のハトは荒海の中で、ノアの箱舟に乗れるのか。セブン&アイは多くの傘下企業を三つに分割して乗り切ろ […]
2030Vision
オーケー上陸!!「東大阪の陣」
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント