2024.07.27 (Sat)
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惣菜は間違いなく伸びていく。スーパーマーケットも総合スーパーの食品フロアも、やがて圧倒的な惣菜・デリの店となる。コンビニは即食のイノベーションを継続するし、デパ地下は人気を博し続ける。伸びれば伸びるほどに、増えれば増えるほどに、個店では対応 […]
“One for All, All for One” 「一人はみんなのために、みんなは一人のために」 アレクサンドル・デュマの「三銃士」の合言葉。 日本では石田三成の家紋。 「大一大万大吉」の意味は、 「万民が一人のために、一人が万民のため […]
1999年7月12日、日本スーパーマーケット協会(JSA)が設立された。清水信次㈱ライフコーポレーション会長兼社長の呼びかけによって日本のスーパーマーケット企業が参集して誕生した。2015年7月1日には一般社団法人化。 清水信次初代会長から […]
第4部 生産性向上・標準化 阿部 副会長 AI自動発注、アバター販促、人型ロボット これまでの在庫型の自動発注から今年、AI自動発注に切り替えて、9割ほどの発注作業削減につなげようと考えています。ただこれを導入したからといって、生産性が […]
「思いは一つ」「主張をワンボイスに」——。 岩崎高治会長の最初の言葉と最後の言葉が、四半世紀を超える日本スーパーマーケット協会が目指す方向性を端的に示している。 1967年8月2日、日本チェーンストア協会が発足した。会長はダイエーの中内㓛さ […]
特集 惣菜センター革新 「マス・カスタマイゼーション」が実現されねばならない!! 食品マーチャンダイジングは「素材から惣菜へ」の大潮流のなかにある。COVID-19パンデミックが起こっても、インフレが進んでも、このトレンドは変わらない。 […]
フルックスグループは1964年、大阪市東部中央卸売市場の果実仲卸業からスタートして、今年7月に創業60周年を迎える。2代目社長の黒田久一氏の下、青果仲卸業および惣菜ベンダーとしてスーパーマーケットや総合スーパーを支える。その黒田社長が見てき […]
日本の惣菜マーケットは2023年度に11兆円に届こうかという規模となった。惣菜はコンビニエンスストアやスーパーマーケット、デパ地下などの成長の原動力になってきた。この成長産業を側面から支えてきた一般社団法人日本惣菜協会(平井浩一郎会長)に現 […]
イオンが6月6日から新しいコンセプトの惣菜プロセスセンター「クラフトデリカ船橋」を稼働させた。プロの料理人の味を惣菜として商品化し、全国に拡大するための第一歩とする試みだ。イオンの惣菜戦略はプロセスセンター改革から始まった。 イオン㈱の新惣 […]
イトーヨーカ堂は惣菜の新ブランド「ヨーク・デリ」をリリースした。今年2月にピースデリ千葉キッチンを稼働させ、このセントラルキッチンを拠点に惣菜のオリジナル化を進める。首都圏のスーパーマーケットチェーンとして再スタートを切るイトーヨーカ堂にと […]
惣菜市場の成長は食品容器包装産業に変化をもたらした。スーパーマーケットにおける惣菜売場の充実とテイクアウト・デリバリーサービス拡大は新しい容器包装の需要をつくった。また、廃棄ロスへの対応は賞味期限延長を可能とする新しい包装技術を生み出した。 […]
販促の舞台は折り込みチラシからスマホアプリへ移行している。この流れは止まらない。顧客との接点を増やし、固定客づくりにつなげる販促アプリ「Safri」のスーパーマーケットへの導入が進んでいる。開発したのは㈱テスク。営業本部の […]
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6月19日、埼玉県三郷市に「BLΛNDE MISATO(ブランデ三郷)」がプレオープンした。カスミの新フォーマット「ブランデ」の3号店である。921坪というカスミ最大級の売場には、既存の2店舗以上に実験的な試みが仕掛けられている […]
2022年に出店した並木店と研究学園店ではレイアウトや売り方、マーチャンダイジングを変えて試験的に営業してきました。既存ブランデ2店舗の売上げは順調に伸長しています。近隣住民のみなさんだけでなく、広域からの来店客も多くいます。もっとも多いの […]
ディストリビューションセンター(Distribution Center)/トランスファーセンター(Trancefer Center)/プロセスセンター(Process Center) ライフラインとしてのチェーンストアが注目されている。 […]
2024年2月期・3月期決算。イオンは過去最高を更新して増収増益。セブン&アイ・ホールディングスは減収ながらも営業利益過去最高。ライフコーポレーションは売上高過去最高。ヤオコーも営業収益・営業利益ともに過去最高。マツキヨココカラ&カンパニー […]
何によって憶えられたいか? ピーター・ドラッカーの問い。 13歳の宗教の授業で牧師の先生から聞かれた。 そして彼は一生、自らに問い続けた。 何によって憶えられたいか? これこそポジショニングである。 競争市場のなかの自社、自店、自分が、 ど […]
決算特集 ’23年度「絶好調」の総括 「過去最高」を全体像の中で位置づける! 「絶好調決算」、「過去最高決算」、「増収増益続出決算」。2023年度はさまざまなキャッチフレーズがつけられるだろう。しかしそれは地に足のついたものか。外的与件 […]
神戸大学名誉教授の田村正紀先生は「業態」を定義する。「それなしには流通を語ることができない基礎コンセプト」。「戦略に共通したつくりをもつ企業の集まりを認識するためのコンセプト」。 決算ランキングも「業態別」に整理して初めて、日本チェーンスト […]
百貨店 1位H2Oリテイリング 2位三越伊勢丹ホールディングス 3位高島屋 4位J.フロントリテイリング Excel版のダウンロードはこちら 百貨店はコロナ下の3カ年、営業自粛をして業績を大きく落とした。国内消費はその反動増、とりわ […]
スーパーマーケット 1位ライフコーポレーション 2位U.S.M.H 3位西友 4位ヤオコー 5位アークス Excel版のダウンロードはこちら 2023年度決算では売上高1000億円以上のスーパーマーケット企業が34社となった。30社 […]
ドラッグストア 1位ウエルシアホールディングス 2位マツキヨココカラ&カンパニー 3位ツルハホールディングス 4位コスモス薬品 Excel版のダウンロードはこちら 近年、とくに頻繁にM&Aを繰り返して成長してきたドラッグスト […]
家電チェーン Excel版のダウンロードはこちら ルーツをたどると二つに分かれる。家電小売業出身とカメラ小売業出身だ。ヤマダホールディングス、ケーズデンキ、ノジマなどほとんどが家電店出身、ビックカメラとヨドバシカメラがその名の通りカメ […]
値上げとコロナ明けで好業績に拍車 「過去にない値上げの規模」。毎月、食品の価格改定動向を調査している帝国データバンクは、2023年度の値上げラッシュをこう評した。年商5000億円以上の大手食品メーカーと食品卸売業の2023年度決算をラン […]
重要業績評価指標(Key Performance Indicators)に順位をつけた。 それぞれに上位20 社のランキング。 注目躍進企業が一目瞭然だ。 営業収益伸び率ランキング すべての成長指標の基準となる営業収益の伸び率の […]
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括
最高益の「塞翁が馬」
ドラッグストアの爆発点?!
アパレル改革
「中計」の夢とリスク