印刷プレビュー
月刊商人舎 2025年06月

2025業態別番付

3コンビニエンスストア・4スーパーマーケット

2025年06月10日

セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンのトップ3による鼎占の業界だ。順位は前年と変わらない。 日本小売業の歴史をたどると、百貨店の時代から総合スーパーの時代へと転換し、コンビニの時代へとさらに移行した。しかし今、コンビニの時代は去ろうとしている。その証拠に、上位2社の国内のチェーン全店売上高、営業収益が停滞している。 3位のローソンは健闘した。チェーン全店売上高、営業収益とも5.1%増である。営業利益率、経常利益率は2桁の増益を維持した。 チェーンの成長を支える出店面では3社が店舗数減少となったが、セブン-イレブンだけが200店の増加となった。しかしそのセブンの全店総売上高は5兆3698億円で0.5%の微増となった。セブン-イレブン・ジャパンの売上高は8795億円で1.7%の減少。営業利益は2338億円で6.…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください