2025.07.09 (Wed)
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2001年6月。私は㈱商業界の取締役編集統括兼『販売革新』編集長だった。 このとき、「全篇まるまる価格問題特集号」という180ページの6月特大号を編んだ。 当時、ファーストリテイリング社長・柳井正52歳、イオン社長・岡田元也49歳、コストコ […]
新しい酒には、新しい皮袋。 新しい税制には新しい価格戦略。 しかし税制改革の時には、 「李下に冠を正さず」。 便乗値上げはもってのほか。 損得より先に善悪を考えよう。 価格は誰が決めるのか? お客でしょ!! “Customers, our […]
学習院大学経済学部 上田隆穂教授 × (株)商人舎代表取締社長 結城義晴 【前篇】 プライシングの大前提となる価格の本質 結城 上田先生は「戦略なきプライシング」という言葉を使っています。消費増税によって顧客の価格コンシャスが高まる変 […]
アイダスグループ代表 鈴木國朗 VS 商人舎 結城義晴 結城 故川崎進一先生は、「小売業は消費者代位機能である」と言いました。つまりお客に代わって商品を仕入れて、価格を付けて、買っていただく。だから価格を付けるのは小売業です。日本のスー […]
スタンプ事業から小売り支援ビジネスへの 蛻変(ぜいへん)を果たす ブルーチップ 宮本洋一社長 × 商人舎社長 結城義晴 宮本洋一社長 ブルーチップ(株)はトレーディングスタンプをビジネスとする企業として1962年に創業。その後もポイントシス […]
第一部 宮城県石巻市・ヨークベニマル湊鹿妻店 物江信弘店長の奮闘1061日 2014年2月6日撮影。 2011年4月6日撮影。 宮城県石巻市、中でも海岸線に近い湊鹿妻地区は大津波により壊滅的な打撃を受けた。ヨークベニマル湊鹿妻店も店舗機 […]
試練の時ほど誠実を尽くせば、道は拓ける 結城 3.11から3年が経過しました。その間に、ヨークベニマルは創業65周年を迎えました。記念誌『誠実一路』に書かれている言葉がいいですね。『迷った時ほど、難しいものを選べ。そのほうが大変だろう […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「第二の誕生」マイヤ本部の元気。 第1部 2011年3月、被災 日本商業史に残るホームページの復活宣言。「マイヤは、陸前高田の2 店舗、大船渡4 店舗のうち3 店舗、大槌町のマストがそれぞれ全壊ある […]
●勿来地区店舗運営部次長兼 SC中岡店長 遠藤隆さん 中岡店では震災後3 日目午後から店頭で販売しました。朝開店し、午後の3、4 時までの営業でした。5 日後には店内での営業に切り替わりましたが、そのころにはパンや豆腐などの日配品など、 […]
2011年3月11日14時46分。東日本大震災発生。 当時、連結営業収益が5兆円に達し、グループ179社で1万1324店舗を展開していた巨大流通企業イオンは、東北エリアに展開する449店舗のうち65%に当たる161店舗が一時営業不能に陥った […]
秀方純 イオンモール(株) イオンレイクタウンmori ゼネラルマネージャー プロフィール 1984年ジャスコ(現イオン)入社。2011年3月11日の東日本大震災時にイオン石巻SC のモールマネージャーとして現場の指揮に当たった。その後、イ […]
2011年3月11日の午後2時46分。あの巨大地震、想像を絶する大津波。岩手県、宮城県、福島県、そして茨城県。東北地方と関東地方の東日本全域に大きな傷跡を残し、数多の貴重な命を奪っていった。それから3年。深い傷跡の一つ、福島原子力発電所はい […]
心はひとつ 「店を開けよう、市民を守ろう」 「あのときほど、いわきがひとつになったと感じたことはありません」 マルトの安島(あじま)浩社長は、そう言って大震災直後のさまざまな光景を思い起こす。原発事故後も自ら残り、店頭に立った従業員。 […]
《東日本大震災に寄せて》 元気を出そうよ。 それがあなたの仕事です。 元気を売ろうよ。 それがあなたの役目です。 お客さまに笑顔が戻る。 街に活気が蘇える。 あなたの商品のおかげです。 あなたのサービスのたまものです。 たとえ売場が、 空に […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 その1 鎮魂歌 2011年3月11日。金曜日。午後2時46分。 太平洋三陸沖を震源としてマグニチュード9.0の巨大地震が発生。 当初は「東北地方太平洋沖地震」と名づけられた。 岩手県沖から茨城県沖までの […]
熊谷電気㈱社長・熊谷光良さん 気仙沼市には標高239mの安波山(あんばさん)という山があります。津波の時は安波山に多くの人が避難しました。考えてみると「波から安全だ」という地名です。 安波山から望む気仙沼市街。 私の会社も家も内湾の市街 […]
「レジ待ちの解消」や「チェックアウトサービスの生産性向上」を目指し、レジシステムは常に進化している。一方で、最新のシステムは予測できない状況が発生する可能性をはらんでいるため、その効果やリスクを事前に知る必要がある。 レジ周辺での混雑は複雑 […]
千葉県茂原市を中心にスーパーマーケット「フードプラザハヤシ」12店舗と酒販店2店舗を ドミナント展開する㈱ハヤシ(代表取締役社長・林博史氏)。 昨年、本店、勝浦店、アスモ店の3店舗に寺岡精工のスピードセルフレジを導 […]
茨城県で8店舗を展開する㈱セイブ(代表取締役社長・荻澤誠氏)。 1959年に創業し、2002年には同じく茨城県を本拠地とする㈱カスミと資本・業務提携する。 現在は、イオングループのPBトップバリュ商品を扱う一方、こだわりの地元食品を品ぞろえ […]
鹿児島県でスーパーセンターを経営する㈱ニシムタ (代表取締役社長・西牟田敏明氏)。 平成25年2月期で、総売上高504億6200万円 (商品売上高と不動産賃貸料収入等の合計)。 昭和33年2月に、西牟田小型部品商会を創業し、自動車部品の卸売 […]
フロントエンドで際立つサービスを! 序 セルフサービスの発祥とチェックスタンド革新 小売業のセルフサービスとは、実に不思議なシステムだ。 つくづくと、そう思う。 店舗がある。入口から入ると、売場にはほとんど人がいない。通路を通って、買物 […]
昨年10月に原信ナルスホールディングスとフレッセイホールディングスが経営統合して誕生したアクシアル リテイリング。グループの中核を担う原信・ナルスは、レジチェッカーによる袋詰めを標準サービスとした数少ない日本のスーパーマーケットだ。 サービ […]
経営評論家 保科 篤 チェックアウト・プロセスは、顧客のショッピング体験、いわゆるカスタマーエクスペリエンス(顧客経験価値)に大きく影響する。だから小売企業にとっては優先度の高い項目となる。各企業・各店舗はチェックアウト機能に多くの時間と資 […]
セルフサービスはノーサービス。 接客サービスはベターサービス。 セルフサービスは易しく、 ヒューマンサービスは難しい。 こんな紋切り型の位置づけは、 20世紀的すぎる。 セルフサービスの現実を批判し、 ヒューマンサービスの理想を褒め称える。 […]
JR「牛久駅」から歩くこと10分。牛久市役所に隣接して建つカスミのFOOD OFFストッカー牛久柏田店が姿を現す。 FOOD OFFストッカーはカスミが2004年から始めたディスカウント型フォーマット。ディスカウント事業の基本条件はローコス […]
Hospitality! Speed! Low cost! [三要件]を満たすポスト・モダンの方法論 1916年のアメリカ。 クラレンス・サンダースが 「セルフサービス・システム」をスタートさせた。 店名は「Piggly Wiggly」。 […]
㈱万代がセルフ精算レジを初導入したのは昨年11月7日のこと。実施店舗になったのは、同社の地盤である大阪市生野区で620坪の売場を構える巽北店。 関西スーパーの撤退を受けて2010年4月にオープンした店だ。 9台あった通常型のレジ機をすべて撤 […]
昨年11月22日にリニューアルオープンしたららぽーとTOKYO-BAYの西館。その1階に核店舗として出店したのが神奈川・東京を地盤とするスーパーマーケットの㈱ロピアだ。 日経新聞の第46回日本の小売業調査で190位に入ってきた注目の企業。年 […]
第3回 ドラッグストア (取材・文 オフィスライト 小林麻理) 成長著しいドラッグストア業界。その中でNo.1の地位にあるのがマツモトキヨシホールディングス(HD)だ。2013年3月期の売上高は4563億円。13年9月末時点で全国に14 […]
“グルメを巡る”美食ゾーン、 「ぐるめぐり/Gourme-Guri」。 グランドモール1F、イオンスタイルストアの隣に位置する。 新鮮な食材を提供する地方のアンテナショップや メーカー協賛のコンセプトショップ、 惣菜、ベーカリーからスイーツ […]
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