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月刊商人舎 2014年02月

 【Case Study Ⅱ】 


客数4356人の超繁盛既存店で背水のセルフ精算レジ実験

万代巽北(たつみきた)店

2014年02月10日

㈱万代がセルフ精算レジを初導入したのは昨年11月7日のこと。実施店舗になったのは、同社の地盤である大阪市生野区で620坪の売場を構える巽北店。 関西スーパーの撤退を受けて2010年4月にオープンした店だ。 9台あった通常型のレジ機をすべて撤去し、スキャニング機8台とペイメント機16台に換えた。以前のレジ機を1台も残さなかったのは、「やるなら徹底する。決して逃げ場をつくらないのが当社の経営方針」(下岡太市常務)だからだという。 強い決意で導入したことも奏功し、後述するようにほぼ期待通りの導入効果が現れている。水平展開への道筋も見えてきた。 年配客のレジ待ち行列をなくしたい             同社がセルフ精算レジの実験導入に踏み切った背景には、2つの課題点がある。ひとつは近年強まっているパートタ…




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