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月刊商人舎 2014年03月

 第四章 イオンの復興Mission 


第1部 「店づくり」から「街づくり」への軌跡

2014年03月10日

2011年3月11日14時46分。東日本大震災発生。 当時、連結営業収益が5兆円に達し、グループ179社で1万1324店舗を展開していた巨大流通企業イオンは、東北エリアに展開する449店舗のうち65%に当たる161店舗が一時営業不能に陥った。つまり、イオンはこの震災で大きな被害を受けた企業でもあった。 あれから3年。これまでのイオンの軌跡をたどる。  2011年  3.11  14:46 三陸沖を震源とするM9.0(震度7)の巨大地震発生  15:00 震災発生の15分後、イオン幕張本社に対策本部を設置      指揮系統を一本化してすべての情報を一元管理し、事業会社と機能会社で情報を共有  18:00 店舗を避難所として開放      店内の水や食料などの物資を提供   イオンの東北沿岸部店舗の被災状況(ピンク色の網掛け部分は津波によ…




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