2025.11.07 (Fri)
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中編 西友69年の略史 1956年、西友は㈱西武百貨店から「量販店」部門として出発した。堤清二とその友人の故上野光平とが生みの親である。1963年、西武百貨店と伊藤忠商事㈱との合弁会社で㈱マイマートがスタートした。69年に西友とそのマイ […]
特集 本気の52週MD Weekly Management・Weekly Merchandising・Weekly Promotionに邁進せよ ㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 10年前の2015年3月。本誌は特集した。 「52週MD […]
㈱REA(アールイーエー)取締役会長 鈴木哲男 第1章 52週MDは小売業技術の集大成だ。 52週マーチャンダイジング(52週MD)は、私が名付けた言葉である。2004年に『52週マーチャンダイジング』(コープ出版)を上梓してから、日本 […]
2025年度は「本気の52週MD」を展開したい。わが社、わが店の「本気の52週MD」である。それぞれに特徴のある「52週MD」を実施してもらいたい。 その52週MDの定義。もちろん創始者・鈴木哲男の定義。 第1は「1年間を52週に分け、毎週 […]
地球は自転軸を約23.4°傾けたまま、太陽の周りを楕円軌道で1回公転する。その期間が1年だ。そして地球が公転軌道上のどの位置にいるかによって、日本には四季がもたらされ、それが人々の暮らしと商売のサイクルに影響を与える。 四季の4つの区切り […]
2025年の祝日と連休 「国民の祝日」はすべからく小売業にとって書き入れ時である。祝日にはそれぞれに趣旨がある。たとえば1月1日の「元日」には年の始まりを家族が集っておせちや雑煮を食して祝う。またお祝い行事として初詣に行く。つまり祝日の […]
○○月間や××週間は、主に国の1府12省庁が、それぞれ所管する施策を推進するために設けることが多い。税金を使ってキャンペーンを展開するから、大掛かりになり、効果もある。また、地方自治体が同じように○○月間、××週間を設定する場合もあるし、業 […]
大阪は今年最もホットなエリア ビッグイベントの筆頭は「2025大阪・関西万博」だ。大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)で4月13日(日)~10月13日(月・祝)の184日間にわたって開催される。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン~Des […]
52週MDは商品部の「商品計画」と店舗運営部の「販売計画」、そして営業企画部やマーケティング部、あるいは販売促進部の「販促計画」とが一体化したものである。その中の「販促計画」のテーマは顧客へのダイレクトなラブレターである。 値下げや割引、ポ […]
52週MDは「重点商品」を中心に、商品部の「商品計画」と店舗運営部の「販売計画」、そして営業企画部やマーケティング部、販促部の「販促計画」を一体化して展開するものだ。その根幹にはわが社の戦略と政策がなければならない。そのうえで「コンセプトと […]
社会保険労務士法人FOUR HEARTS 代表 石澤清貴 労働力人口の減少、ワークライフバランスの重視など労働環境が変化するなかで、近年、労働関係諸法令はめまぐるしく改正されています。とくに2025年は少子化対策などもあり、仕事と育児の両立 […]
ウエルシア薬局㈱が「HACドラッグBIOKA」をオープンした。M(ミレニアル)Z世代をターゲットにした新コンセプト店舗だ。2024年12月12日にドラッグストアが先行オープンし、2025年1月6日に調剤薬局が併設され、フルオープンとなった。 […]
構成比(Composition ratio) 「構成比」とは全体に対する、部門やカテゴリーなどの比率を指す言葉。小売商業で一番身近なのが、各商品部門の売上高の比率を示す「売上構成比」。 広辞苑では、「構成」を「かまえ、つくること。いくつ […]
2025年1月、「2030Vision」を描きたい。しかし5年後には「2030年問題」が待ち受ける。プレ・シンギュラリティに当たる年度でもある。地球温暖化による気候変動と天候異常はさらに過激化し、農産物、水産物の生産と漁獲の体系は大きく崩れ […]
倉本長治は言い放った。 「この店は滅びる」 よほど腹が立ったのか、 それともひどく悲しかったのか。 お客を無視する店。 失礼な店。 買いたい品が見つかりにくい店。 欲しいものが品切れしている店。 買った商品が傷んでいる店。 きたない店。 一 […]
2025年が始まった。5年の歳月が経過すると、2030年がやってくる。 「2030Vision」を描きたい。 「未来は与えられるものではなく、選択し、主体的につくっていくものだ」 野口悠紀雄一橋大学名誉教授が『2040年の日本』(2023年 […]
月刊商人舎では「2030年ビジョン」をテーマに、主要チェーンのトップに緊急アンケート調査を行った。回答企業に感謝しつつ、その回答を公開しよう。 質問は次の3つだ。 1 2030年に向けた貴社のビジョンはどのようなものでしょうか。 2 […]
以下、各社の公開資料をもとに主だったチェーンストアの「2030Vision」を概説しておこう。 PPIH パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、2022年に中期経営計画「Visionary2025/2 […]
COVID-19パンデミックから5年を経過して、次の5年を展望する2025年。本誌執筆陣が5つのテーマごとに、商業とチェーンストア産業に提言する。 ⑴[人の問題] ⑵[物流問題] ⑶[景況問題] ⑷[情報問題] ⑸[商品問題] 現下の問題の […]
物流の「2024年問題」が話題となった2024年が終わり、2025年を迎えた。小売業の現場では、当初言われていたような「モノが運べなくなる」といった危機は訪れなかった。しかし、「2024年問題」は何も起きなかったと安堵してはならない。物流の […]
日本スーパーマーケット協会がスーパーマーケット産業の課題に取り組むスピードが加速してきた。岩崎高治会長・㈱ライフコーポレーション社長のもと、第一に「持続可能な物流の構築」、第二に「人手不足対策」、第三に「環境対策」という三つの課題テーマを掲 […]
流通科学大学商学部経営学科教授 白鳥和生 2025年、私たちの生活や企業活動に深く関わる「物価」は、多様な要因によって大きな変動が予想される。エネルギー価格の高止まり、輸入コストの増加、人手不足と賃上げ、円安の影響など、国内外の経済情勢や政 […]
USP研究所所長 當仲寛哲 2024年はコロナ明けでリアル店舗への来客が戻ってきた年です。コロナ禍中に培ったバーチャルマーケット(ECなど)が発展した年でもあり、人員不足に対応するための自動化が大変進んだ年でもありました。 結果的にデジタル […]
㈱小島ファッションマーケッティング代表 小島健輔 トランプ2.0が現実化する2025年は、地政学的にも経済的にも世界が大きく動く。G7最貧国に転落した日本は嵐の中の木の葉のように翻弄され、チェーンストアも消費者もインフレに苦しむことになる。 […]
惣菜の巨匠・林廣美先生が昨2024年米寿を迎えられた。めでたい。 林先生は商人舎公式サイトに2008年9月から毎週「林廣美の今週のお惣菜」ブログを連載している。同タイトルで本誌のウェブ版にも載せている。 2024年12月時点でその連載回数は […]
利益を稼ぐ売り込みメニュー10選 No.1 たっぷりカレー風味グラタン(1〜3月) 寒い冬は熱々のグラタンが魅力です。小麦粉を炒めて、牛乳を入れて、ダマをつくらないようにホワイトソースを仕上げるのが大変? いえいえ、誰でもつくれ […]
差をつける育成メニュー10選 No.1 小海老のパプリカマヨネーズ(1~3月) 新春用やハレのためのおつまみ兼おかず商品。売上げが渋いときには海老の特売がよく効きます。そのためには原価を下げるのが有効な手段です。その下げるための […]
OMO(Online Merges with Offline) 意味は、OnlineとOfflineをつなぐ(Merge)こと。Onlineがインターネットのショッピング、Offlineがリアル店舗。それをより良くつなぐ商売の在り方をO […]
ロピアが「飛来」だったならば、オーケーは「上陸」だ。ロピアは2020年9月、何の前触れもなく、大阪・寝屋川に飛来した。そして尼崎、鶴見と立て続けに3店を出店した。オーケーは2021年、関西スーパーマーケットに対して株式公開買い付けを仕掛けた […]
正規軍は勝たなければ負けである。 ゲリラは負けなければ勝ちになる。 ベトナム戦争ではアメリカが正規軍で、 ベトコンがゲリラだった。 圧倒的な物量・情報量の米軍に対して、 地の利を活かして奇襲攻撃をかけたベトコン。 1964年に米ソの代理戦争 […]
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「居抜き」の是非
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