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月刊商人舎 2024年07月

「惣菜容器包装」にみる新潮流と技術革新

2024年07月10日

惣菜市場の成長は食品容器包装産業に変化をもたらした。スーパーマーケットにおける惣菜売場の充実とテイクアウト・デリバリーサービス拡大は新しい容器包装の需要をつくった。また、廃棄ロスへの対応は賞味期限延長を可能とする新しい包装技術を生み出した。容器包装の革新は惣菜売場をさらに変えていく。 「コロナ禍の影響とデリバリー対応で容器包装の需要が伸びました」 食品容器包装のメーカー、販社の団体である協同組合ジェプラの石川昌宏専務理事は市場の近況を語った。 富士経済グループの調査によると、食品容器包装の国内市場は2024年度1兆1446億円と予測される。2020年度比で3.5%増の伸びだ。包装資材は脱プラスチックの取り組みの影響で、伸び悩みや減少が見込まれていた。 しかし実際は、COVID-19パンデミックによって、スーパーマ…




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