ベルクとアオキスーパーの「立つレジ」をやめる実験

ドイツで一番強い業態はボックスストアだ。アルディ、リドル、ネットーの3社が小型ディスカウント店をチェーン展開し、他を圧している。そのうえ3社が軒を連ねて競合している。そしてその3社ともに、レジのチェッカーが椅子に座って接客応対している。顧客は誰も文句を言わない。ドイツでは当たり前のことだ。  ベルクの「座るレジシステム」  日本では㈱ベルクが立ったままのチェックスタンドでの接客を見直して、一部で「座るレジ」を実験している。まずは既存店のベルクすねおり店、ベルクフォルテ津田沼店に導入した。そして4月17日(水)にオープンした群馬県吾妻郡中之条町のベルク中之条店ではこの「座るレジシステム」が本格導入された。 レジチェッカーの身体的負担を軽減して、より良い接客ができるようにすることを目的としている。 …