2024.11.22 (Fri)
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「プラントベースフード」への期待が膨らむ。植物由来原料を使って、肉や魚の食感や味を再現した製品だ。完全に新しい食の選択肢になりつつある。 大豆を使った大豆ミート、オーツ麦から精製されたオーツミルク。この2品種がその代表的な商品である。 国際 […]
ポップアップストアとポップアップセールが活発だ。新型コロナの流行時、ショッピングセンターから撤退する店舗が増えた。商業施設にとって、撤退跡の遊休スペースの活用手段として、期間限定の「ポップアップストア」誘致の必要性が出てきた。出店事業者にと […]
専門家に監修させる商品開発が進んでいる。飲食店店主や管理栄養士が監修するケースが多い。コンビニ各社ではカップ麺を人気のラーメン店店主に監修させている。最近、トレンドなのは地元のイタリア専門店監修のピザだ。 直近では、㈱セブン-イレブン・ジャ […]
店舗の事故は足元で起きている。 小売業の労災事故では「転倒」が最も多く、全体の 36.9 %を占める。次いで「動作の反動・無理な動作」(15.9%)。性別・年齢別構成では、男性が37.5%、女性が62.2%。50歳以上では男性が35.6%、 […]
ドイツで一番強い業態はボックスストアだ。アルディ、リドル、ネットーの3社が小型ディスカウント店をチェーン展開し、他を圧している。そのうえ3社が軒を連ねて競合している。そしてその3社ともに、レジのチェッカーが椅子に座って接客応対している。顧客 […]
愛知県の㈱アオキスーパーが今年8月から「育児短時間勤務」の対象期間を延長した。これは育児休業終了後に所定労働時間を短縮して勤務することができる制度だが、なんと子どもが「中学校を卒業するまで」に延ばした。 育児・介護休業法では育児短時間勤務の […]
帝国データバンクが2024 年6月17日~30日に、カスタマーハラスメント(カスハラ)に関する企業の意識調査を行った。調査対象は全国2万7159 社で、有効回答企業数は1万1068社、回答率40.8%。 直近1年でカスハラ被害が「ある」と […]
今春から、奨学金支援制度の導入を始めたり、拡充したりするスーパーマーケットが増えてきた。 ㈱マミーマート、㈱アオキスーパー、㈱マルキョウなどのローカルスーパーマーケットだ。 奨学金とは大学進学に必要な学費や進学後の生活費を支援する制度だ。 […]
「クーリングシェルター」――最近、メディアへの登場頻度が高くなった言葉だ。 暑さを一時的にしのげる場所として、「指定暑熱避難施設」と呼ばれる。国が創設した熱中症特別警戒情報発令時に一般開放できる施設として、市町村長が指定する。 指定要件は、 […]
フェムテック(Femtech)とは、Female(女性)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語だ。 つまり女性の健康課題をテクノロジーで解決する製品やサービスを指す。 月経や不妊治療、出産、育児、子育て、婦人科系疾患、女性向けケア […]
イオンリテール㈱は7月19日(金)、「そよら成田ニュータウン」をグランドオープンした。1992年3月に開業したイオングループ百貨店のボンベルタを全館リニューアルし、そよらに転換したものだ。千葉県で第1号となる今回の物件は売場面積、テナント数 […]
(画像出所:ボンベルタ成田Facebook) ボンベルタ成田が今年2月29日に閉店した。その物件を全館改装して、7月19日、イオンリテール㈱のショッピングセンター「そよら成田ニュータウン」がオープンした。 どんな店でも閉鎖は静かに行われる。 […]
ブレインストーミング(Brain Storming) 「ブレスト」と呼ばれる。Brainは「脳」、Stormingは「嵐」の意味だが、組織学習用語では「集団で行う思考」を言う。アメリカの実業家であるアレックス・F・オズボーン氏によって […]
惣菜は間違いなく伸びていく。スーパーマーケットも総合スーパーの食品フロアも、やがて圧倒的な惣菜・デリの店となる。コンビニは即食のイノベーションを継続するし、デパ地下は人気を博し続ける。伸びれば伸びるほどに、増えれば増えるほどに、個店では対応 […]
“One for All, All for One” 「一人はみんなのために、みんなは一人のために」 アレクサンドル・デュマの「三銃士」の合言葉。 日本では石田三成の家紋。 「大一大万大吉」の意味は、 「万民が一人のために、一人が万民のため […]
1999年7月12日、日本スーパーマーケット協会(JSA)が設立された。清水信次㈱ライフコーポレーション会長兼社長の呼びかけによって日本のスーパーマーケット企業が参集して誕生した。2015年7月1日には一般社団法人化。 清水信次初代会長から […]
第4部 生産性向上・標準化 阿部 副会長 AI自動発注、アバター販促、人型ロボット これまでの在庫型の自動発注から今年、AI自動発注に切り替えて、9割ほどの発注作業削減につなげようと考えています。ただこれを導入したからといって、生産性が […]
「思いは一つ」「主張をワンボイスに」——。 岩崎高治会長の最初の言葉と最後の言葉が、四半世紀を超える日本スーパーマーケット協会が目指す方向性を端的に示している。 1967年8月2日、日本チェーンストア協会が発足した。会長はダイエーの中内㓛さ […]
特集 惣菜センター革新 「マス・カスタマイゼーション」が実現されねばならない!! 食品マーチャンダイジングは「素材から惣菜へ」の大潮流のなかにある。COVID-19パンデミックが起こっても、インフレが進んでも、このトレンドは変わらない。 […]
フルックスグループは1964年、大阪市東部中央卸売市場の果実仲卸業からスタートして、今年7月に創業60周年を迎える。2代目社長の黒田久一氏の下、青果仲卸業および惣菜ベンダーとしてスーパーマーケットや総合スーパーを支える。その黒田社長が見てき […]
日本の惣菜マーケットは2023年度に11兆円に届こうかという規模となった。惣菜はコンビニエンスストアやスーパーマーケット、デパ地下などの成長の原動力になってきた。この成長産業を側面から支えてきた一般社団法人日本惣菜協会(平井浩一郎会長)に現 […]
イオンが6月6日から新しいコンセプトの惣菜プロセスセンター「クラフトデリカ船橋」を稼働させた。プロの料理人の味を惣菜として商品化し、全国に拡大するための第一歩とする試みだ。イオンの惣菜戦略はプロセスセンター改革から始まった。 イオン㈱の新惣 […]
イトーヨーカ堂は惣菜の新ブランド「ヨーク・デリ」をリリースした。今年2月にピースデリ千葉キッチンを稼働させ、このセントラルキッチンを拠点に惣菜のオリジナル化を進める。首都圏のスーパーマーケットチェーンとして再スタートを切るイトーヨーカ堂にと […]
惣菜市場の成長は食品容器包装産業に変化をもたらした。スーパーマーケットにおける惣菜売場の充実とテイクアウト・デリバリーサービス拡大は新しい容器包装の需要をつくった。また、廃棄ロスへの対応は賞味期限延長を可能とする新しい包装技術を生み出した。 […]
<PR> 販促の舞台は折り込みチラシからスマホアプリへ移行している。この流れは止まらない。顧客との接点を増やし、固定客づくりにつなげる販促アプリ「Safri」のスーパーマーケットへの導入が進んでいる。開発したのは㈱テスク。 […]
6月19日、埼玉県三郷市に「BLΛNDE MISATO(ブランデ三郷)」がプレオープンした。カスミの新フォーマット「ブランデ」の3号店である。921坪というカスミ最大級の売場には、既存の2店舗以上に実験的な試みが仕掛けられている […]
2022年に出店した並木店と研究学園店ではレイアウトや売り方、マーチャンダイジングを変えて試験的に営業してきました。既存ブランデ2店舗の売上げは順調に伸長しています。近隣住民のみなさんだけでなく、広域からの来店客も多くいます。もっとも多いの […]
ディストリビューションセンター(Distribution Center)/トランスファーセンター(Trancefer Center)/プロセスセンター(Process Center) ライフラインとしてのチェーンストアが注目されている。 […]
2024年2月期・3月期決算。イオンは過去最高を更新して増収増益。セブン&アイ・ホールディングスは減収ながらも営業利益過去最高。ライフコーポレーションは売上高過去最高。ヤオコーも営業収益・営業利益ともに過去最高。マツキヨココカラ&カンパニー […]
何によって憶えられたいか? ピーター・ドラッカーの問い。 13歳の宗教の授業で牧師の先生から聞かれた。 そして彼は一生、自らに問い続けた。 何によって憶えられたいか? これこそポジショニングである。 競争市場のなかの自社、自店、自分が、 ど […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括