2025.04.26 (Sat)
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㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ 2020年は新型コロナウイルス感染症の発生で、欧米の小売業も日本の小売業もオンライン販売が急速に伸びた。4月の緊急事態宣言発出、外出自粛要請で、半ば強制的に巣ごもり消費が広がった。小売業やサービス業の […]
新型コロナウイルス感染拡大のなかで、ネットスーパーの需要が爆発的に伸びている。自宅にいながら買物ができる利便性だけでなく、密を避けられる安全性に、顧客は新たな生活価値を見い出した。 需要が急速に伸びるなか、イオンリテール㈱は6月24日に社長 […]
アメリカでも日本でも、COVID-19禍の流通小売業に一番求められているのは、安全で、健康的で、品質が確かな商品を、確実に顧客に届けることだ。まさに流通と小売りの本来の機能を果たすことである。サプライチェーンを構築しつつ、ラスト1マイルの詰 […]
新型コロナウイルス感染症の拡大は、第二波と言われる時期を迎えて、衰える気配もない。「コロナは時間を早める」。COVID-19は時間軸を短縮させる。マイクロソフトのサティア・ナデラCEO。「コロナ禍で社会のデジタル化が進展し、2年分の変化が2 […]
初めての体験をする。 慣れないことをする。 異質なものを取り入れる。 あなたはそれが好きですか? それができますか? いつもと違う道を歩く。 知らない人と知り合う。 行ったことのないところを旅する。 新しい仕事につく。 新しい職場に […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 COVID-19感染拡大に伴って、政府や地方自治体が民間の企業や事業者に営業自粛を求めた。この際、小売業や飲食業、サービス業に関して、「業種」と「業態」の概念や用語が使われて、「業態」はとても一般的になった […]
新型コロナウイルスの感染拡大が引き起こす「異常事態」は、時間軸を短縮する。 1960年代に小売業新興勢力の「スーパー」として台頭し、「セルフサービス・ディスカウント・デパートメントストア(SSDDS)」を志向した企業群が、日本のリテール産業 […]
経済産業省が定義する日本の公式の業態用語は「総合スーパー」である。「GMS」ではないし、かつて使った「ビッグストア」でもない。アメリカの商業センサスの公式用語は「Discount Department stores」(ディスカウントデパート […]
COVID-19パンデミックに対して、世界中の国々で例外なく、最も社会に貢献しているのが医療機関であり、同時にスーパーマーケット産業である。「エッセンシャル(Essential)」という言葉が使われて、アメリカでもヨーロッパでも、アジアでも […]
日本のコンビニエンスストアは日本の商業を代表し、日本の小売業を象徴する業態である。そして現在、これ以上ないというほど典型的な鼎占(ていせん)状態にある。「鼎」は「てい」または「かなえ」と読み、「三者が向かいあった形」を意味する。鼎占はその業 […]
日本のドラッグストア業態は米国をモデルにして急成長してきた。もともとは薬局・薬店だった。だから創業経営者はほとんど例外なく、薬科大学を卒業して薬剤師の国家資格を持っていた。その薬局・薬店が米国詣でをして、スーパードラッグストアを学んだ。 […]
ホームセンター業態はアメリカで生まれた。西部開拓史とともに、新しい土地に自分で家をつくり、庭をつくり、車庫や納屋をつくる伝統はアメリカならではのものだ。 その米国ホームセンターの歴史は戦後に遡る。第二次世界大戦が終わって、多くの若者がヨ […]
鈴木國朗×結城義晴×亀谷しづえ 梅雨の最中の7月28日(火)。千葉県千葉市の稲毛区と美浜区、市原市の競合地区をクリニックした。「神は現場にあり」。COVID-19感染拡大のなか、緊急事態宣言は解除されたが、日本の消費マーケットは相変わらず、 […]
第2部 商業集積同士の激闘 単独→商業施設→商業集積ゾーンの競争へ 亀谷 千葉市と市原市で14店舗を視察しました。鈴木さんは視察を通してどのような印象を持ちましたか。 鈴木 視察した千葉市稲毛区の長沼や稲毛海岸のエリア、そして市川市のエリア […]
第3部 総合スーパーの解体と再生 総合スーパーの総合とワンストップショッピング 結城 もう一つ違った動きを見せていたのは、イオンスタイルです。イオンがイオンスタイル幕張ベイパークというビレッジ方式の商業集積の形をつくりましたが、核になって […]
第4部 スーパーマーケットの地殻変動 ヤオコーとヨークフーズの相違 亀谷 鈴木さんのご専門のスーパーマーケットについて見ていきましょう。評価の高いヤオコーは稲毛海岸店とユニモちはら台店の2店舗を見ました。 生活圏型のヤオコー稲毛海岸店は、派 […]
※図をクリックするとエクセル版をダウンロードできます。 表は日本小売業の営業収益ランキング(棒グラフ)に応じた営業利益率(折れ線グラフ)を表したものである。コロナ禍の3月・4月・5月、あるいはそれに相当する四半期の企業別の営業収益と営業利益 […]
中国・武漢で発生して、地球を巡るCOVID-19パンデミック。もう、かれこれ半年を経過して、WHOはこれから最悪の事態が起こると警告を発する。アメリカやヨーロッパはロックダウンの戒厳令を発令し、それを経済のために解除した。日本国は緊急事態宣 […]
今、いちばん大切なこと。 命を守ること。 今、死なないこと。 今、死なせないこと。 ウイルスに侵されないこと。 自分が患わないこと。 人にうつさないこと。 感染した人をいたわること。 医療する人を敬うこと。 看護する人をねぎらうこと。 今、 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「売れないことを不況のせいにするのは、よく売れる時代を自分の成果にする権利を放棄したことになる」 故倉本長治商業界主幹の有名な言葉だ。この一文はこう続けられる。 「不況期にこそ、消費者に得をさせ、この店こそ […]
東京都中野区にあるサミットストア東中野店。サミット店舗の中でも超繁盛店の一つ。 新型コロナウイルスの国内感染者が広がりを見せ始めた3月。小売業界ではほとんどの企業が、従業員のなかにいつ感染者が発生するかと戦々恐々だった。とりわけ巣ごもり消費 […]
サミット㈱のサミットストア東中野店は、当該従業員が新型PCR検査を受けて、陽性と判明した時点で、発症後2週間の休業をした。そして3月18日、万全の態勢で、営業再開を果たした。それから3カ月と2週間。7月2日に同店を訪れた。 サミットストア東 […]
コロナ禍の日本商戦をビッグデータで読み解く[第1弾]は本誌5月号で掲載した。新型コロナ感染症が発生した1月からピークを迎えた4月中旬までの消費動向を分析して、コロナ禍商戦の賭場口の実態を明らかにした。第2弾は、感染急拡大と緊急事態宣言、そし […]
第2部 カテゴリ伸び率で消費の変化を読む 4月~6月の月次ごとに、どのカテゴリ(小分類)が伸びたのか、あるいはどのカテゴリが不調だったかを伸び率ランキングで見ていく。また注目すべきカテゴリは品目(細分類)の動向も合わせて紹介する。これに […]
第3部 ビッグデータ資料 代表的な商品の週次購買金額を分析ツール「Dolphin Eye(ドルフィンアイ)」を使って紹介する。ドルフィンアイはスーパーマーケット、ドラッグストアで販売されている食品、日用品約500カテゴリを、延べ5000 […]
プロローグ 1月16日、中国の湖北省武漢市に滞在し、日本に帰国した神奈川県在住の30代の男性から新型コロナウイルス(COVID-19)が検出された。これが日本での初感染となった。 2月には3711人の乗員乗客を乗せたダイヤモンド・プリン […]
第2部|浮かび上がるハード&ソフト課題 鈴木 コロナ禍で課題として挙がってきたのがプラごみ問題です。ばら売りが中止されたので、トレーやパックを使用した販売が増えたからです。そこでお客さまに喜ばれたのが袋入りの簡易包装でした。7月1日から […]
㈱リテイル・エンジニアリング・アソシエイツ代表 鈴木哲男 プロローグ コロナの経験は令和のニューリテール(新しい小売り)につながるきっかけになる。いや、そうしなければならないと、私は考えている。 第2波の8月説・10月説・12月説など、 […]
この春オープンの最新4店舗クリニック評価 新しい生活様式に対応する店づくり・売場づくりについて、ヒントらしきものは前述した。しかし、今後のEC優位の厳しい競争激化時代を考えると、それだけでは済まないだろう。この際、リアル店舗は、さらに売 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 ㈱商人舎を設立したばかりの2008年4月。単行本を書き下ろした。タイトルは『お客様のためにいちばん大切なこと』。今、ページをめくると、表現の幼さに恥じ入るばかりだ。しかし、それでも力いっぱい、書きたいことを […]
It’s Lifestyle SC Age!!
「あうん」の営業企画
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オーケー上陸!!「東大阪の陣」
会社は誰のためにあるのか?