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月刊商人舎 2020年10月

 特集のまえがき 


LOPIAが巻き起こした「寝屋川の陣」の真相

2020年10月12日

㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「すごい店だ!」とため息をつくことがある。 しかし、何を感じて、「すごい店」と言うのだろう。 商品のすごさか、価格のすごさか。品揃えのすごさか、販促のすごさか。それとも陳列か、プレゼンテーションか。クレンリネスか、カラーコントロールか。店の広さか、天井の高さか、空間の広がりか。床のピカピカか。駐車場の広大さか、立地の良さか。店員のサービスか、フレンドリーさか。それら全部か。 1978年9月、初めてのロサンゼルス。アルバートソンとセーフウェイ、ラルフとボンズ。リージョナルショッピングセンターのシアーズとJCペニー。 すごい! 心に響くように、そう思った。 しかし同じ年の11月、カンザスシティのウォルマートは寒々としていて、チーピーな店としか感じなかった。すごくはなかった…




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