2025.07.01 (Tue)
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2024年はイオン㈱の新たな3カ年計画がスタートする。イオンリテール㈱の井出武美社長は、2024年をどんな年と考え、どんな年にするのか。どう学ぶのか。その挑戦を聞いた。 【上】 経営戦略改革とAI活用 2024年は当然ながら厳しい1年にな […]
【下】 営業の改革と4つのKPI 総合の強みを活かす「そよら」開発 近隣型商業施設の「そよら」は今年5店舗をオープンしました。「そよら」はわれわれにしかできない開発だと思っています。イオンリテールはディベロッパー機能をもっていますし、総合 […]
「総合を捨てない!」—―強い意志が感じられる。素晴らしい。 アメリカを見ればウォルマートもターゲットも「総合ストア」である。フランスではトップのカルフールと2位のオーシャン、そしてルクレールも「ハイパーマーケット」業態の総合スーパーを主力に […]
本誌編集長 山本恭広 「総合は捨てない!」を合言葉にイオンリテール㈱は衣料品、住居余暇売場の改革を進める。イオン船橋店を起点として「総合の強み」の最大化に挑戦する。衣料品、ホームコーディ、キッズリパブリック改革の全容と手応えを詳解する。 […]
「競合は成長の粮(かて)」。 2024年の年頭にアークス横山清社長が掲げる言葉。 スーパーマーケットの世界に入って60年以上。上場企業の現職としては社長在職年数日本最長である。 その横山清が見るコロナ明けの日本のスーパーマーケット産業と […]
<下> 八ヶ岳連峰と「似て非なるもの」 小さく生んで大きく育てるネットスーパー 結城 『ハーバードビジネスレビュー』誌では、最も競争が激しく、利益率が低いのがスーパーマーケットだと言っています。アークスはアマゾンと協働でネットスーパーを開始 […]
88歳の米寿となられた横山清さん。㈱アークス代表取締役社長、㈱ラルズ代表取締役会長、一般社団法人全国スーパーマーケット協会会長など、さまざまな重職を現任している。 今年8月1日には、母校から「北海道大学栄誉賞」を授与された。これは明治9年( […]
スーパーアークスの札幌地区最新モデル「スーパーアークス白石店」は2023年6月23日(金)にオープンした。2005年にオープンした「ビッグハウス白石店」を改装したもの。売場面積は954坪。札幌市内では18店舗目のスーパーアークスである。 立 […]
㈱万代は年商3622億円 (2023年3月決算)で162店、㈱ベルクは3108億円(同)で134店舗。関西圏と首都圏の有力リージョナルチェーンは、どちらも「良い品」を「どんどん安く」売る。派手さはない。けれど顧客から絶大な信頼を得ている。そ […]
㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ
生産性 (Productivity) 生産性は産業界共通の課題だ。「働き方改革」は一定の労働時間の中で成果を出すことが求められている。つまり生産性改善が伴う。 2024年の物流問題もドライバーの労働時間が限られるなかで運送効率を高める […]
定番は「ステープル」、非定番は「シーゾナル」。野球で言えば、定番はレギュラー、非定番はピンチヒッター。サッカーで言えば、スターティングメンバーとサブメンバー。その中に「スーパーサブ」がいて、彼らが活躍すると勝利が訪れる。「突然現れる」。それ […]
君の店は品切れが多いなあ。 君の売場は品切れだらけだ。 「品切れ」はキラーフレーズだ。 もちろん品切れだらけでは店ではない。 だが半面、品切れは、 売れてしまった証である。 まったく売れなければ、 品切れはいっさいない。 万代の商売の鬼・山 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 1年間の最後の12月号は、簡単な英語の授業から始まる。嫌がらずにつき合ってほしい。 「Pop Up」は「Pop」という動詞と「Up」という副詞からなるフレーズだ。両方合わせて形容詞のように使われることも多い […]
本誌編集長 山本恭広 12月は年末商戦の最中。ポップアップストアが活況にある。その最新動向から傾向を読み解く。 ホリデーシーズンのポップアップストアに力を入れるのが日本トイザらス㈱(神奈川県川崎市、リチャード・テイラー代表)だ。 11月8日 […]
流通ストラテジスト ㈱小島ファッションマーケティング代表 小島健輔 コロナ下で拡大したポップアップストアが、コロナが明けて人出が回復するなかでも一段と拡がりを見せている。コロナ下で拡がった商業施設の空床が解消されるまでの過渡期の現象か、新た […]
今、日本でポップアップストアを最も積極的に展開しているのがイケア・ジャパン㈱(千葉県船橋市、ペトラ・ファーレ社長)だろう。2021年に1カ所目をスタートさせた。2022年には3カ所、2023年は9カ所と急拡大中だ。2023年 […]
北関東中心に大型ホームセンター17店舗を展開する㈱ジョイフル本田(茨城県土浦市、平山育夫社長)がポップアップストアを出店した。店名は「JOYFUL Petit(ジョイフル プチ)」。売場面積37坪という期間限定の小型店舗で新しい顧客の獲得を […]
2024年2月期・3月期決算の企業の上半期動向をまとめた。ゴールデンウィーク明けの5月8日、「新型インフルエンザ等感染症」は「5類感染症」から「2類感染症」に引き下げられた。ご存じのように、行動抑制が解かれた生活者は街にあふれ、消費が弾けた […]
2 スーパーマーケット編 14社中増収増益は12社! 2024年2月・3月期の中間決算を終えたスーパーマーケット14社。上場チェ―ン13社と非上場のサミットの実績を「ズバリ評価」する。 ■スーパーマーケットの上半期決算 増収増益は1 […]
3 コンビニエンスストア編 既存店強化で増収増益! セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3チェーンは今年8月末時点で、全国に5万2585店を配する。店舗数は前年同期比で65店舗増に留まった。その全店舗の売上高は […]
本誌編集長 山本恭広 「新しいマーケットプレイスをつくる」 ㈱ヤオコーが策定した第10次3カ年中期経営計画は今期、最終年度を迎えている。その最終年度のテーマが「新しいマーケットプレイス」だ。 そのために「部門、カテゴリーの専門性を高めて、商 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 ヤオコーの最新店「松戸上本郷店」は標準店の進化モデルである。 年度決算の最新版は2023年3月期だが、この決算のヤオコー単体の商品部門別の売上高と構成比は生鮮部が1588億円・33.4%、グロッサリー部23 […]
ダラス北部のアレン市に2023年10月4日にオープンしたフード&ドラッグ最新店のHEBアレン店。 H.E. Butt Grocery(HEB) はアメリカ小売業界を代表する地方の雄である。テキサス州南部の主要都市サンアントニオを本拠地として […]
ステープル (Staple) 英語の“staple”は第1に主要産物、重要商品の意味である。第2は名詞のときにはホッチキスの針のこと、動詞ではホッチキスで止めること。米国のオフィスサプライチェーンの「Staples(ステープルズ)」の […]
2023年10月17日、オーケー銀座店オープン。1日遅れて10月18日、ウェグマンズ・アスタープレイス店開業。日米スーパーマーケット産業の歴史的共鳴と見たらいいか。ここには何かがあるに違いない。オーケーは東京都中央区の花の銀座 […]
<ウェグマンズ公式HPより> なぜあなたは、 店をつくるのか。 なぜ売場をつくり、 商品を並べるのか。 なぜあなたは、 商売をするのか。 なぜ仕事をするのか。 なぜ利益を出すのか。 顧客のためか、社会のためか。 店のためか、会社のためか。 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 COVID-19パンデミックが沈静化した2023年10月、日米のスーパーマーケット業界において、2つの象徴的な店舗がオープンした。日本ではオーケー銀座店。アメリカではウェグマンズ・アスタープレイス店。 この […]
オーケー銀座店はオーケー㈱の歴史を変える店舗である。銀座3丁目のダイエーの百貨店プランタン銀座跡の商業施設への出店。ユニクロとGU、ダイソーによる強力専門店が集積するビルの地階という立地。「高品質・Everyday Low Price」を掲 […]
地下1階 EDLPと享楽需要に対応する マロニエゲート正面出入口からはユニクロ売場内のエスカレーターを使って地下1階のオーケーに入店する。ユニクロの営業時間外の入店客はマロニエ通りから地下フロアへ通じる階段を利用する。 1階から入店した […]
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