2024.11.23 (Sat)
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食品メーカーは酒類飲料と食肉・乳製品に明暗 食品メーカーの営業収益上位企業のランキングと収益概況では掲載19社のうち11社が増収増益となった。また全社が増収していて、うち9社は2桁増の高い伸びとなった。価格改正を着実に進めたことがうかがえる […]
COVID-19パンデミックが始まって以来、アメリカの感染者数は2023年4月8日時点で、1億636万3748人となった。死者数は115万6898人と報告されている。 世界最大の消費大国アメリカ合衆国は大きく変わった。政治や経済が変わり、産 […]
2022年1月、アメリカは1日当たりの新型コロナ感染者数が過去最多の140万人となった。それからわずか8カ月後の9月18日に、バイデン大統領はアメリカにおけるコロナパンデミックの収束を宣言した。2年半にわたるコロナ禍が明けた22年秋以降、ア […]
Photo Report1 ウォルマート・スーパーセンターの変容 世界最強のリアル・ストアフォーマット「ウォルマート・スーパーセンター」。ワンフロア7000坪に衣食住薬のフルラインを揃える。 入口のメモリアルデー(戦没者将校追悼記念日)に向 […]
「コロナは時間を早める」はクローガーにこそ当てはまる言葉だ。 一つは、アルバートソンとの合併の案件が起こったことである。バイデン大統領が2022年9月18日に「コロナ終息」を宣言した翌月の10月14日、アルバートソンとの合併合意が発表される […]
非食品強化型のクローガーのマーケットプレース。16万平方フィート級。約4500坪。ネバダ州ラスベガスでは「スミス」をバナー(店舗)名にしている。ウォルマートのスーパーセンターに対抗するための強力なフォーマットだ。 入口正面を入ると目に飛び込 […]
少子高齢化、仕入れ原価と水光熱費の高騰、そしてポストコロナの消費の変容など、チェーンストアを取り巻く環境は著しく変化している。 そのなかで顧客に鋭く刺さる商品とわかりやすい売場づくりは必須の経営課題だ。そのカギとなるのが「商品部」である。し […]
本誌編集長 山本恭広 完全にコロナ禍を脱した「夏の商戦」がやってくる。新しいキックオフである。人の移動は活発になる。インフレや電気代の高騰、値上げ、なんのその。人々の消費意欲ははち切れんばかりだ。インバウンド消費もコロナ前を上回る。前哨戦と […]
持株会社(Holding company) 小売業の世界でもよく登場する言葉だ。チェーンストアで先駆けとされているのが2002年に北海道で誕生したアークスだ。その後、主だった企業では2005年にセブン&アイ・ホールディングス、2008年 […]
群馬県の小売業。ヤマダホールディングスは日本第6位、ベイシアグループが第7位。両者が絡んだパワーセンターが前橋を熱くしている。片や2010年開業の前橋みなみパワーモール、こなたジョイホンパーク吉岡。前者はベイシアスーパーセンターとカインズホ […]
コロナ禍が明ける。 5月8日に新型コロナは、 「5類」に移行された。 明けることはめでたい。 必ずしもマスクをする必要はなくなる。 感染療養期間中の外出は個人の判断となる。 医療費などは個人負担になる。 ワクチン接種は毎年の恒例となる。 け […]
群馬県は北関東3県で一番西にある。東から太平洋岸の茨城県、その西の栃木県、さらに西の群馬県。北に新潟県、北東に福島県、東に栃木県、西に長野県、そして南に埼玉県と接する。海なし県である。 関西以西の人たちにとっては、群馬県と栃木県は見分けがつ […]
専門性の高い巨艦ホームセンターで知られる㈱ジョイフル本田が12年ぶりの大型商業施設「ジョイホンパーク吉岡」をオープンした。ところは群馬県の前橋市に隣接する吉岡町。敷地は約4万坪。立地は高速道路インターチェンジ至近。大型商業施設は、核店舗 […]
正面入口を入ると「JOYHON」のロゴと広々としたエントランスゾーンが顧客を迎える。 「ジョイホンパーク」のコンセプトに対するジョイフル本田の説明は長い。 「知的創造心を揺さぶる『非日常体験』の演出により、全世代が楽しめる『何度でも繰り返し […]
ジャパンミートジョイホン吉岡店。駐車場に面した正面出入口だけでなく、ジョイホンパーク内のコンコースからも入店できる。 「ジャパンミート」は㈱JMホールディングスが展開するスーパーマーケットだ。大型店舗は「生鮮館」、ロードサイドの小型店舗は「 […]
ヤマダデンキの「Tecc LIFE SELECT前橋吉岡店」はジョイホンパーク吉岡に先駆けて4月14日にオープンした。ジョイホンパークの核店舗であるが、側道を挟み別敷地に出店。 ㈱ヤマダホールディングスの事業会社㈱ヤマダデンキが、「Tecc […]
ツルヤ吉岡店。群馬県3号店。昨年10月にフリースタンディングでオープン。ジョイホンパークと道路を挟んで対峙する。 ㈱ツルヤが「ツルヤ吉岡店」をオープンしたのは、昨年の10月13日である。群馬県3号店となる。ツルヤの群馬県進出は、2020年1 […]
4月21日(金)、群馬県前橋市にロードサイド立地の新フォーマット「ユニクロ前橋南インター店」がオープンした。北関東自動車道・前橋南インターチェンジ(IC)を降りてすぐの広大な商業エリアの一角に立地する。 ここは前橋市の南部に位置する。ICの […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 注目の㈱セブン&アイ・ホールディングスとイオン㈱の本決算が発表された。どちらも過去最高を更新し、増収増益ではあるけれど、その戦略の方向性は大きく分岐してきた。「それぞれの道」を歩き始めた。 それは日 […]
イオン㈱は2019年11月、英国のオカドグループ(Ocado Group)傘下のオカドソリューションズ(Ocado Solutions)と国内における独占パートナーシップ契約を締結した。同年12月にはイオンネクスト準備㈱を設立する。コロナパ […]
誉田CFCはスーパーマーケット50店舗分の供給能力 結城 国内だけでなく、海外での知見が活かされていく。日本では「Green Beans」というブランドにしましたが、海外の各社はどうなのでしょう。 野澤 クローガーはクローガーのままです […]
顧客価値とイオンの次の姿 野澤 Green Beansのタグラインは「買い物を変える。毎日を変える。」です。これは、時間の豊かさを提供する会社でありたいと思っているからです。日々のルーチン的な買物は負担なので、できるだけ短時間で済むよう […]
㈱ライフコーポレーション(東京本社:東京都台東区、大阪本社:大阪市淀川区、岩崎高治社長)の300号店は初のららぽーとへの出店というエポック店舗となった。「スーパーマーケット4.0」を標榜した恵比寿ガーデンプレイス店のオープンからほぼ1年。ラ […]
コングロマーチャント(Conglo Merchant) コングロマリット(Conglomerate)とマーチャント(Merchant) を合わせた商人舎の造語。 チェーンストアのための必須単語1001では「コングロマリット」を「複数の産 […]
日本小売産業第1位のセブン&アイ・ホールディングスがアクティビストに翻弄されている。焦点は総合スーパー「イトーヨーカ堂」をスピンオフするか否か、あるいはどう変えるかにある。それは日本の「総合小売業態の終焉」を意味するのかもしれない。コングロ […]
「お客様は買ってくださらないもの。お取引先様は売ってくださらないもの。銀行はお金を貸してくださらないもの」 否定的な文言が三つ並ぶ。象徴的な言葉だ。しかしこの心構えをもって商売に勤しむかぎり、怖いものはない。媚びる必要もない。ただひたすら誰 […]
セブン&アイ・ホールディングスが揺れに揺れている。焦点は総合スーパー「イトーヨーカ堂」をどうするかである。セルフサービス・ディスカウント・デパートメントストア(SSDDS)として登場し、ゼネラルマーチャンダイズストア(GMS)と呼ばれたり、 […]
2023年3月9日15時、「中期経営計画のアップデートならびにグループ戦略再評価の結果に関するお知らせ」がセブン&アイ・ホールディングスの公式サイトで開示され、その1時間後の16時、アナリストとジャーナリストに向けた「グループ戦略に […]
セブン&アイHD社長井阪隆一の「気づきと勇気」 新たに社外取締役が加わった。5名が外国籍だ。アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み・偏見)なく、まっさらの前提条件で議論をスタートした。社外取締役からの質問や意見に対して一つ一つ答え […]
椎名誠は「痴呆百貨店」と言った。『ストアーズ・レポート』編集長のときのデパートメントストアへの、厳しいけれど愛のある表現だ。差別的なニュアンスを含んで、あまり好ましい言葉ではないが、実に的を射ていた。 一方、故人となった緒方知行は「曖昧総合 […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括