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月刊商人舎 2023年12月

ヤオコーのトライは画期的だ

OperationかIn-Store Merchandisingか

2023年12月11日

㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 ヤオコーの最新店「松戸上本郷店」は標準店の進化モデルである。 年度決算の最新版は2023年3月期だが、この決算のヤオコー単体の商品部門別の売上高と構成比は生鮮部が1588億円・33.4%、グロッサリー部2386億円・51.2%、デリカ事業部716億円・15.4%である。合計すると商品売上高は4690億円となる。半分がグロサリー、3分の1が生鮮食品、6分の1が惣菜等となって、実にわかりやすい配分だ。 標準店進化モデルには、この比率を変えようという意図が込められている。何よりも生鮮を4割に上げる。デリカは比率としてはそう変わらない。グロサリーが下がる。グロサリー販売の量と数は増やすけれど、金額の比率はちょっと下がるか。 売上総利益率(粗利益率)は生鮮が25.06%、グロサリーが22.91%、デリカが45.91%。…




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