2025.07.05 (Sat)
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働きがいのある企業ランキング ノードストロームが消えた!? 1998年に始まった「100 Best Companies to Work For」は、Great Place to Work研究所が『Fortune』誌と合同で毎年春に発表してい […]
7月の参議院選挙で与党が勝利し、10月1日からの消費増税は決定的だ。軽減税率導入も翻ることはない。中小企業に認定された会社とそれ以外の会社との不公平措置も、変更されることなく、粛々と進む。しかしこの不公平競争の結果、国の優遇政策の恩恵を受け […]
政治家は国をつくる。 国民は投票によって政治家をつくる。 だから国民が国をつくる。 国は国民によってつくられる。 経営者は会社をつくる。 会社は経済価値をつくる。 だから会社で働く商人は価値をつくる。 価値は商人によってつくられる。 製造業 […]
難しい時代に入ってきた。私は「無呼吸泳法」と言ったり、「最悪を覚悟して、最善を尽くせ」と説いたりしている。身も蓋もない話だ。 7月21日の参議院議員選挙の結果、与党の自民党と公明党が勝利したと言っていいだろう議席を確保した。それは10月1日 […]
本格的な競争時代がやってきている。その本格競争では、レース型競争とコンテスト型競争が同時に起こる。そして有力なエクセレントカンパニー同士の直接対決が見られる。つまり顔ぶれは変わらない。その結果として、単なる価格競争と商品の同質化は排除される […]
米国のウォルマートは1988年にスタートしたフルライン型スーパーセンターを中核業態としながら、1998年にスーパーマーケット業態のネイバーフッドマーケットを開発した。西友を差し置いて、日本のウォルマートを標榜するベイシアも、本家と同じような […]
㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ 「同じ商品ならより安く、同じ価格ならより良いものを」——㈱ロピアはシンプルにこのモットーを貫徹する。それも「楽しく感動できる、愛に満ち愛されるお店」として。それを実現できるのは「組織は戦略に従う」を、 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「関西ダントツ」を標榜する㈱万代が、着々と店舗開発を進めている。「派手さ」はない。しかし、「凄さ」がある。年間6、7店の新規出店。10店前後の改装を基本方針とする。今年度も3月19日・なかもず店、4月19日 […]
経済産業省が業態定義する「総合スーパー」は1997年度の商業統計調査時点をピークに、衰退し続けている。この業態を主力とするのがイオンリテール(株)であり、(株)イトーヨーカ堂であり、(株)ユニーであり、(株)イズミである。イト […]
(株)イズミは6月29日、広島県福山市郊外の大型ショッピングセンター(SC)「ポートプラザ日化」の核店舗として「ゆめタウン福山」をグランドオープンした。イズミは昨2018年4月15日にセブン&アイ・ホールディングスと業務提携した。そのセブン […]
ラストワンマイルはサプライチェーンの鎖の中で、最後の1マイルを担当する。1マイルは1.6kmだが、象徴的に言われているに過ぎない。ラストワンマイルとは、主にインターネットビジネスにおけるサプライチェーンの最後の一行程だ。そして、この最後の行 […]
売り手良し、 買い手良し、 世間良し。 近江商人の「三方良し」。 あなた良し、 わたし良し、 天も良し。 美容院経営・松薗芳子さんの「三方良し」。 これは聖徳太子に由来すると思う。 「和をもって貴しと為す」 だから日本古来の、 […]
結城義晴 ㈱商人舎代表取締役社長 令和元年10月1日まで、もう3カ月しか残されていない。消費税率は8%から10%へ、2%引き上げられる。消費税の増額に関しては、ここに至って異論をはさむ者は少ない。消費税率6.3%+地方消費税率 […]
「ラストワンマイル」は、もともと通信業界で使われていた言葉だ。「最後の1マイル」は、通信事業者と利用者を結ぶ通信回線の最後の区間のことを指す。それが通信業界だけでなく、物流業界でも使われ、さらに流通業界に転用されて、広がりを見せる概念となっ […]
アスクル㈱の創業は1993年である。文具メーカーのプラス㈱の一事業としてアスクル事業部が立ち上げられた。 B to Bの通販カタログビジネスからのスタートだが、注文したら商品が「明日来る」から、社名は「アスクル」とされた。 コンセプトは「中 […]
アスクル㈱の岩田彰一郎社長兼CEOと㈱プラネットの玉生弘昌会長。お二人はライオン㈱の出身である。玉生さんが先輩で岩田さんが後輩となる。ライオンに入社し、会社から影響を受けつつ、それぞれにユニークな社会人人生を歩むが、その後、二人の道は分かれ […]
アスクルの独自価値 メーカーと取り組む「暮らしになじむ」デザイン 岩田 アスクルにとって、カタログからeコマースへの転換が大きな課題です。物流はそれを支えるインフラですから、投資しなければなりません。 玉生 アマゾンを始め、eコマース企 […]
岩田彰一郎さんの経営に、驚くほどに貫徹されているのは、マーケティング志向である。アスクル㈱という企業を「オフィスサプライビジネス」というジャンルに仕分けするにしても、あるいは「通販ビジネス」と見るにしても、それは従来の分類に従っていて、アス […]
㈱とくし丸が創設されたのは今から7年半前の2012年1月11日だ。住友達也社長が田舎に住む高齢の母親が買物に不便をしている事情を見て、何とかしたいと移動スーパー「とくし丸」を考えた。「トラックに商品を乗せて、困っている人のもとに行って販売す […]
第1部 ネットスーパー・移動スーパーのその後 結城 月刊『商人舎』2015年4月号特集「ネットスーパー! 移動スーパー!!」にご登場いただきました。あれから4年、とくし丸は日本のスーパーマーケット業界でブレークしました。全国に移動スー […]
第2部 とくし丸1000台15万人顧客の未来 スーパーマーケット113社が414台を稼働させる 住友 現在国内113社のスーパーマーケットと契約を結び、414台を稼働させています。 結城 ずいぶん広がりましたね。 住友 500台、100 […]
第3部 おばあちゃんの希望に向かって走る おばあちゃんのニーズに応える衣料販売「とくし丸+」 住友 とくし丸へのニーズを高齢者と限定すると間違えます。むしろ体が不自由で店に行けない方たちです。1コースに必ず1人か2人は庭先にも出て来られ […]
「とくし丸」はまずネーミングがいい。実に、いい。「篤志」とは「他人への特別の思いやりなど、志が篤(あつ)いこと」だが、それが背景にある「篤志丸」だし、創業者の住友達也の生まれ育った徳島県の「徳島丸」でもある。 とくし丸は、買物難民のための移 […]
アスクル㈱の決算期は5月である。その2019年5月期本決算がこのあとがき原稿を執筆中の最終段階で発表された。 2019年5月期売上高は3874億7000万円で前期比7.5%増の好調ぶりである。日本の小売業ランキングに組み込めば、第41位とな […]
2019年2月・3月決算が出揃って、令和時代の入り口における日本小売産業の全体像が明らかになった。一言で言えば「同盟決算」である。旧ドンキホーテホールディングスのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスがユニーを傘下に収めて、 […]
あなたは数字が好きですか。 実は私は大好きなのです。 数字の向う側の世界を、 数字を通して垣間見る。 そして前向きに、肯定的に、 モノを考える。 数字に媒介してもらうことによって、 雑念やしがらみや怨念が消える。 ゲーム感覚で、むしろ純粋な […]
2019年2月期・3月期本決算は、過去最高を更新した企業が相次いだ。決算は企業経営にとって、1年間の集大成であり、すべての社員・従業員の1年間の仕事の成果の総和である。したがって、過去最高の決算は、過去最高の成果を意味しているはずだ。しかし […]
日本のチェーンストアの歴史を振り返りながらそのDNAを探り、日本小売業をけん引してきた総合スーパーの課題と今後について、そのRNAを語り合った。ユニー㈱出身でコンサルタントの高木和成氏と㈱長崎屋出身でジャーナリストとして活躍している和田光誉 […]
高度化、多角化、国際化の罠 ――成功したイオンと失敗した多くの企業群 高木 僕は、ユニーのグループ企画を担当していましたが、戦略目標は「高度化、多角化、国際化」だった。このキャッチフレーズをつくってグループ各社が一斉にその方向に走った。で […]
セブン&アイの苦悩 ――進まないイトーヨーカ堂改革とセブン-イレブンの陰り 結城 一方で㈱セブン&アイ・ホールディングスは前期も最高益を出していますが、どう見ていますか。 和田 カリスマ的なリーダーがいませんね。先行きが不透明です […]
’25ニッポン小売業番付
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