2024.11.26 (Tue)
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「ボーっと生きてんじゃねーよ!」 ぼんやりしてるとAIに負けるぞ。 考えて、考えて、考え抜け。 仕入れも、商品調達も、発注も。 在庫管理も、棚卸しも、損益計画も。 商品計画も、販売計画も、販促企画も。 店づくりも、売場づくりも、演出も。 チ […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 商業基本原理と商人の尊厳「発注」 商売の基本原理を突き詰めると、「発注」➡「商品陳列」➡「精算」となる。30年も前に、商人舎最高顧問の故杉山昭次郎先生に「商業基本原理」という […]
人手が足りない時代に、発注を自動化させるのは正しい考え方です。需要を正しく予測した自動発注による、欠品のない売場づくりが求められています。 しかしながら、安易に自動発注システムを導入すると、品切れや欠品が逆に増えていくことがあ […]
「データベースに精度と鮮度の高いデータが蓄積されているかが重要」と語る梅田源テスク社長。 ㈱テスクは小売流通業向けの情報システム開発企業である。名古屋市熱田区に本社を構え、名古屋証券取引所第二部に単独上場している。社名は英語のTokai I […]
インフラの進歩により、自動発注システムの導入企業や提供企業にとって今が「追い風」だと話す南谷洋志リンク社長。 (株)リンク(大阪市北区、南谷洋志社長)は、「需要予測型自動発注システム」の開発とサービスを展開する、いわば専門企業である。 19 […]
サミットリテイリングセンター代表取締役 新谷千里 自動発注システムの導入によって、欠品など多くの問題を抱えている企業が少なくありません。その一番の原因は、単に、人時削減を目的としているということです。 二番目の原因は、事前の基盤整備がなされ […]
USP研究所所長 當仲寛哲 結城 當仲さんが創業したUSP(Universal Shell Programming)研究所は、コンピュータOSのUNIX/Linuxをベースにしていますね。そしてその基本思想の「小さな道具」(コマンド)を組み […]
世界の変革のスピードはもの凄く速い ――中西㓛とジェフ・ヘゾスの思い 當仲 今、世界の変革のスピードがすごく速くて、10年離されるともう追いつけなくなります。昔だったら追いつけても今、日本はついていけないんじゃないかなと思います。 […]
年下ではあるけれど、私は當仲寛哲を尊敬している。そして全幅の信頼をおいている。當仲に私心はまったくない。好奇心は誰よりも旺盛だ。頭はこれも誰よりもいい。そして小売業に心底惚れている。できれば、私に関連する企業はすべて、當仲寛哲に情報システム […]
最近の小売業界における人手不足が深刻なのは言うまでもありません。そこでコンピュータを駆使して、人の作業を代行できるものは代行させようという動きが盛んです。 RPAと呼ばれるソフトウエアは、人間がある決まった手続きでコンピュータ操作するのを、 […]
10月10日、イオンは傘下のスーパーマーケットと総合スーパーの国内経営統合指針を明らかにした。翌11日にはユニー・ファミリーマートホールディングスがドンキホーテホールディングスとのM&Aを公表した。すると続いて12日にはイオンと中四 […]
三人寄れば文殊の知恵。 ユリウス・カエサルの三頭政治。 キリスト教の三位一体。 モンテスキューの三権分立。 金銀銅のメダルには、 レース型競争の美しい序列がある。 そしてトライアングルの関係には、 すべてを包含する不思議な安定性がある。 寡 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 『ハーバード・ビジネス・レビュー』2011年11月号の「The New M&A Playbook」という記事では、ハーバードビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授を中心にした研究者たちが、 […]
経営評論家 保科 篤 流通再編の嵐がまた吹き始めた。 今年7月に、米国ウォルマート傘下の西友の売却が報じられたのに続き、今度は10月にユニー・ファミリーマートホールディングス(ユニーファミマHD)がユニーをドンキホーテホールデ […]
日本商業史に残る3日間だろう。2018年10月の10日・11日・12日――。来年の2019年4月末日で平成が終わる。さらに新しい元号のもとで、10月には消費税が10%に増税される。この分では軽減税率も導入されるのだろう。2020年には東京オ […]
ユニー・ファミマHDとドンキホーテHDの記者会見 10月11日午後2時00分。サンシャイン60。ユニー・ファミリーマートホールディングス㈱は2019年2月期中間決算記者発表を2部に分けた。 1部は決算資料の配布と簡単な質疑応答。髙柳浩二社長 […]
10月11日午後4時30分。ベルサール半蔵門2階。㈱セブン&アイ・ホールディングスの2019年2月期中間決算発表記者会見。会見場の壇上に登ったのは井阪隆一社長、後藤克弘副社長、伊藤順朗取締役常務執行役員の3名だ。しかし会見は井阪社長の独演会 […]
10月12日の朝、イオン㈱から、「今日の16時から緊急記者会見を行う」という知らせが届く。そして帝国ホテル。記者会見会場のひな壇に掲げられていたのはAEONとFUJIの垂れ幕だった。 午後4時00分、登場したのはイオンの岡田元也社長と㈱フジ […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 2018年10月、私はいわゆる「地球一周」をして、ヨーロッパ、アメリカ、中国を回った。全部で16日間にわたる旅だった。それらの国々で、さまざまな小売業態の店舗や売場を自分の目で見て、マネジメントする人や働く […]
第1部 ヨーロッパ編(後編) エデカ・スチェックインセンター 一方、ドイツ・スーパーマーケット第1のエデカは、最近、エデカ・スチェックインセンターのフォーマットを開発している。 スーパーマーケット専業企業が1万㎡のハイパーマーケットに […]
第2部 中国上海編(前編) 盒馬鮮生と永輝超市にハイパー苦戦 10月26日、安倍晋三首相が中国を公式訪問した。総理大臣として7年ぶりのことだった。すれ違うように私は、10月27日からの3日間、上海を訪れた。 中国の小売業界はこれまでハイパ […]
第2部 中国上海編(後編) 永輝超市のスーパーマーケット現代化 この中国ハイパーマーケットの先進企業に対して、永輝超市は相変わらず我が道を行く戦略だ。張軒松CEOは福建省の農業と水産業を新興させるために、古い公設市場や卸売市場を次々に […]
ピーター・ドラッカーの有名な言葉。「企業は二つの、そして二つだけの基本的な機能を持つ。それがマーケティングとイノベーションである」。そのうえで言い切る。「マーケティングとイノベーションだけが成果をもたらす」。しかし、このビジネス社会のなかで […]
デジタル時代に、 情報があふれる。 膨大なデータが手に入る。 定量調査情報はビッグデータ化する。 定性データもSNSなどから氾濫する。 どちらもデジタル化して、融合するかに見える。 その結果として、 人間の感情や顧客の心理も、 […]
フィリップ・コトラー先生やセオドア・レビット先生、デービッド・アーカー先生らを貶めるつもりは毛頭ない。故村田昭治先生をはじめ、現役バリバリの恩藏直人先生まで、日本のマーケティングの権威の先生方を軽視するつもりもまったくない。 […]
「モニター制度はサミットというスーパーマーケットをつくってきた根幹の仕組みです」。そう語るのはサミット㈱の中村聖広報室マネジャーだ。 モニター連絡会は昭和53年(1978年)10月に始まった。久我山店、若林店、西永福店の3店舗で始められ […]
㈱ドゥ・ハウス ファウンダー 稲垣佳伸 [1] 2.5%の機会発見なのに、なぜ、多数決? 刺激的なタイトルをつけました。「神様」のご意見を無視しましょう、という提言です。 今回の主題は定性データ、定性リサーチです。POSに代表される定量 […]
商品やサービスを提供している企業が「自分たちは良いものを提供しているのだから必ず売れる」と言っている声を、よく耳にする。しかし、良いものを提供すれば必ず売れるのか。そうとは限らない。利用者が満足するものでなければ受け入れられない。 利用者で […]
㈱東京辻中経営研究所取締役 辻中俊樹 序章 マーケティング「4P」の前の「R」 決して馴染みのある言葉ではないかもしれないが、ここでは「生活日記」というマーケティング調査の方法と、それがつくりだしていくさまざまなインサイト(洞察)や […]
㈱紀文食品年末商戦実行委員会 2018年は記録に残るような酷暑の夏に始まり、西日本豪雨や大阪府北部地震、北海道胆振東部地震、度重なる台風上陸と、日本列島は多くの災害に見舞われた。大きな災害が起こると、人は絆を求める。2011年の東日本大震災 […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括