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月刊商人舎 2019年06月

 特 集 


2019同盟決算

日本小売業「決算解体新書」のスケール&スコープ分析

2019年06月10日

2019年2月・3月決算が出揃って、令和時代の入り口における日本小売産業の全体像が明らかになった。一言で言えば「同盟決算」である。旧ドンキホーテホールディングスのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスがユニーを傘下に収めて、しかもMEGAドン・キホーテUNYのダブルネームでフォーマット転換の成果を見せた。イオンは全国のマックスバリュを再編して、リージョナルチェーンへと蘇生する。これもイオンの長い経営統合の歴史の上ではアライアンスの組み直しを意味する。セブン&アイ・ホールディングスはセブン-イレブンの24時間営業問題が発生して、フランチャイズシステムにおける本部と加盟店の同盟関係に亀裂が生まれた。さらに新日本スーパーマーケット同盟が誕生して、日本小売業アライアンス時代を強く印象づけた。…




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