Part2 流通ワークライフバランス編

働きがいのある企業ランキング　ノードストロームが消えた!? 1998年に始まった「100 Best Companies to Work For」は、Great Place to Work研究所が『Fortune』誌と合同で毎年春に発表しているランキングだ。米国内で1000人以上の社員を雇用する企業が対象で、政府機関は除外されている。職場の快適さなど、60項目以上のアンケートに対して、そこで働く人たちから得られた回答が評価の85％を占める。残りの15％は企業から人事関係のデータを提供してもらって、順位がつけられる。今年のランキングは延べ430万人以上の従業員が対象となっている。 今年の1位は昨年の33位からジャンプアップしたホテルチェーンのヒルトン。従業員の労働環境を改善する企業努力に対して、従業員が評価した結果の首位獲得である。2位は昨年1位のセールスフォース。報酬面…