2024.11.25 (Mon)
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寝屋川市は、大阪府の東北部にあって、淀川の下流から見ると右岸に位置する。南北7.22km、東西6.89km、その面積は24.70平方kmになる。全国791市の中の721番目の面積で、狭い都市と言っていい。大阪市域の中心から15km、京都市域 […]
㈱ロピアの関西進出1号店にして、㈱関西ロピアの創業店。もう半年も前から、とくに関西地区が騒然となった出店である。ロピアオープンの前日から「商人舎クリニックチーム」を編成して、大阪に入った。そのチームと結城義晴の寝屋川行動記を写真構成でお届け […]
第2章 関西ロピア嵐の開店 ㈱関西ロピアの新店「ロピア寝屋川島忠ホームズ店」オープンの2020年9月29日。 カラリと晴れた秋晴れ。 どんな店も新たな出発の日は、襟を正す気持ちになる。 「初心忘るべからず」。 結城義晴は自分の店でもないのに […]
第3章 ロピア嵐の開店当日の競合店それぞれ 顧客の行列が絶えないロピア寝屋川島忠ホームズ店をあとに、 道路一本隔てて隣接するアル・プラザ香里園へ。 1998年にオープンして、 この地のダイエー香里店やイオン寝屋川店との総合スーパーとしての競 […]
ジャーナリスト 柴田正輝 結論は2つ。 「ロピアが関西圏に出てきた意味は、ただ単に『お買い得な商品を売る店がもう1軒増えた』というのではない。 そこで買物することの楽しさ、自分が別次元の空間にいるというある種の快感が関西圏の顧客に提供された […]
万代香里西店 300坪のオーソドックスなチェーンストアは生鮮&NB&惣菜の強みを保持して慌てず騒がず、自社の大感謝祭ですぐにお客を引き戻す 万代香里西店は、香里園駅前から続く商店街のちょっと外れの住宅地の導入部分に立地する、屋上と店舗前 […]
サミットリテイリングセンター代表取締役 新谷千里 関西圏のスーパーマーケット業界では、予想を超える迫力に衝撃を受けている人が多いはずです。関東のロピアがオープンさせた「ロピア寝屋川島忠ホームズ店」です。関西地区にはなかった店の雰囲気と商品の […]
㈱REA会長 鈴木哲男 はじめに 9月29日(火)はロピア寝屋川島忠ホームズ店の開店日。私は事務所でこの原稿を書いている。必ず現場に行き、お客の立場で現場を見て、原稿をまとめることを信条としている人間にとっては、不思議な1日である。 […]
顧客ニーズは大きく3つに分けられる。やや古典的分類だが。 ⑴コンビニエンスニーズ(Cニーズ) ⑵ディスカウントニーズ(Dニーズ) ⑶スペシャルティニーズ(Sニーズ) 牛丼の吉野家の「安い、うまい、早い」はディスカウントニーズの「安い」とスペ […]
アメリカ合衆国は、世界最大にして最高の消費大国である。しかし同時に今や、世界最大のCOVID-19感染国である。9月3日時点の感染者数611万3590人は世界の23.5%、死者数18万5720人は世界の21.5%を占める。「コロナは時間を早 […]
自由の大地、 勇者たちの祖国。 アメリカ合衆国。 かの地では大統領選挙、 こちらでは総裁選挙。 リーダーが変わる。 そこにコロナウイルス。 無心に人類を攻める。 変異しつつ迫ってくる。 どうなるかわからない。 いつになるかもわからな […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 2020年9月3日現在のCOVID-19感染情報。世界のコロナウイルス感染者数は26,034,229人。8桁の数字が並ぶ。つまり2603万4229人。同死者数は86万3469人。 アメリカ合衆国の感染者数は […]
㈱エレガント・ソサエティ社長 若林哲史 今世紀最大のパンデミックとなったCOVID-19は、まだその猛威を奮っている。ジョンズ・ホプキンズ大学病院の8月25日付け発表によると、世界187カ国/地域の総感染者数は2373万6101人、死亡者数 […]
アメリカの権威あるビジネス誌『Fortune』は毎年夏に世界の上位500社の業績に基づくランキング「Global500(グローバル500)」を発表している。グローバル500は1995年にスタートし、今年で26回目となる。その米国内版ランキン […]
カンター・コンサルティング小売業インサイト部門のトリー・ガンデラッハ上級副社長は述べる。 「COVID-19危機の前からドミナントを築いてシェアを拡大してきた企業は、現在もこれからもドミナントを拡大していくと思われます。一方で、弱体化してい […]
第2部 コロナ禍と業態別下剋上 11位以下の米国小売業は業態別にダイジェストしよう。 スーパーマーケット スーパーマーケットはアメリカでも最大の小売産業だ。トップ10に2社が入っているが、それ以下では小売業12位、スーパーマーケット第3 […]
全米小売業協会から毎年発表されている「2020 Hot 100 Retailers」は2019年に、最も成長した企業、つまり売上高伸び率の高い企業順にランク付けしている。売上高3億ドル(1ドル100円換算で300億円)以上の企業がランキング […]
㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ 2020年は新型コロナウイルス感染症の発生で、欧米の小売業も日本の小売業もオンライン販売が急速に伸びた。4月の緊急事態宣言発出、外出自粛要請で、半ば強制的に巣ごもり消費が広がった。小売業やサービス業の […]
新型コロナウイルス感染拡大のなかで、ネットスーパーの需要が爆発的に伸びている。自宅にいながら買物ができる利便性だけでなく、密を避けられる安全性に、顧客は新たな生活価値を見い出した。 需要が急速に伸びるなか、イオンリテール㈱は6月24日に社長 […]
アメリカでも日本でも、COVID-19禍の流通小売業に一番求められているのは、安全で、健康的で、品質が確かな商品を、確実に顧客に届けることだ。まさに流通と小売りの本来の機能を果たすことである。サプライチェーンを構築しつつ、ラスト1マイルの詰 […]
新型コロナウイルス感染症の拡大は、第二波と言われる時期を迎えて、衰える気配もない。「コロナは時間を早める」。COVID-19は時間軸を短縮させる。マイクロソフトのサティア・ナデラCEO。「コロナ禍で社会のデジタル化が進展し、2年分の変化が2 […]
初めての体験をする。 慣れないことをする。 異質なものを取り入れる。 あなたはそれが好きですか? それができますか? いつもと違う道を歩く。 知らない人と知り合う。 行ったことのないところを旅する。 新しい仕事につく。 新しい職場に […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 COVID-19感染拡大に伴って、政府や地方自治体が民間の企業や事業者に営業自粛を求めた。この際、小売業や飲食業、サービス業に関して、「業種」と「業態」の概念や用語が使われて、「業態」はとても一般的になった […]
新型コロナウイルスの感染拡大が引き起こす「異常事態」は、時間軸を短縮する。 1960年代に小売業新興勢力の「スーパー」として台頭し、「セルフサービス・ディスカウント・デパートメントストア(SSDDS)」を志向した企業群が、日本のリテール産業 […]
経済産業省が定義する日本の公式の業態用語は「総合スーパー」である。「GMS」ではないし、かつて使った「ビッグストア」でもない。アメリカの商業センサスの公式用語は「Discount Department stores」(ディスカウントデパート […]
COVID-19パンデミックに対して、世界中の国々で例外なく、最も社会に貢献しているのが医療機関であり、同時にスーパーマーケット産業である。「エッセンシャル(Essential)」という言葉が使われて、アメリカでもヨーロッパでも、アジアでも […]
日本のコンビニエンスストアは日本の商業を代表し、日本の小売業を象徴する業態である。そして現在、これ以上ないというほど典型的な鼎占(ていせん)状態にある。「鼎」は「てい」または「かなえ」と読み、「三者が向かいあった形」を意味する。鼎占はその業 […]
日本のドラッグストア業態は米国をモデルにして急成長してきた。もともとは薬局・薬店だった。だから創業経営者はほとんど例外なく、薬科大学を卒業して薬剤師の国家資格を持っていた。その薬局・薬店が米国詣でをして、スーパードラッグストアを学んだ。 […]
ホームセンター業態はアメリカで生まれた。西部開拓史とともに、新しい土地に自分で家をつくり、庭をつくり、車庫や納屋をつくる伝統はアメリカならではのものだ。 その米国ホームセンターの歴史は戦後に遡る。第二次世界大戦が終わって、多くの若者がヨ […]
鈴木國朗×結城義晴×亀谷しづえ 梅雨の最中の7月28日(火)。千葉県千葉市の稲毛区と美浜区、市原市の競合地区をクリニックした。「神は現場にあり」。COVID-19感染拡大のなか、緊急事態宣言は解除されたが、日本の消費マーケットは相変わらず、 […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括