2025.12.26 (Fri)
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第2部 企業別の実情から解を求める イトーヨーカ堂 鈴木敏文会長が迫った 脱チェーンストア経営 今年の年頭から、大手GMSは遅まきながらチェーンストア経営という手法の抜本的な見直しに踏み込んだ。個店の強化、地域密着、接客重視の経営に切 […]
革命家の条件 1962年、『流通革命――製品・経路および消費者』が発刊され、日本の流通業界に激震が走った。小売業、卸売業はもとより、製造業にまで。そこに従事する経営者、幹部社員たちは、この書を読みつつ、討議し、新しい「流通」の夜明けを想像 […]
㈱プラネット代表取締役会長 玉生弘昌今から半世紀以上も前に、東大の林周二氏が書いた『流通革命』がベストセラーになり、問屋無用論が巷間に流布した。これによって、小売業が近代化し大規模化するにつれ、卸は衰退するものと思い込む人が増えた。中には、 […]
HEBの市場占拠率は、テキサス州内の4大都市圏の二つで圧倒的だ。サンアントニオ地区で52.7%、オースティン地区で50.8%。当然ながらこの2エ リアではHEBはマーケット・リーダーである。ここではウォルマートがマーケット・チャレンジャ […]
私がダラスにあるNCHコーポレーションという企業で、アドバータイズメント(宣伝)を担当した後、HEBに入社したのは1983年。現在は、マーケティングコンサルティングを行っています。私が入社した1983年当時、HEBの売上高は10億ドルでした […]
「スーパーマーケットの国」アメリカ合衆国。そのスーパーマーケットのトップを堅持するのは、ナショナルチェーンKroger(クローガー)である。1999年に全米スーパーマーケット企業の王座につくと、それ以降、その地位から落ちることはなく、これか […]
HEB Central Market(セントラルマーケット)を一度見た人は、広大な店内を埋め尽くす食品のデプス・アソートメントのすごさに驚くだろう。面積7万平方フィート(約2000坪)という大型の店舗には、フレッシュな生鮮、自家製のプリペア […]
全米ナンバー1スーパーマーケット企業のクローガーは、ウォルマートと正面からの闘いを展開しつつ、47四半期既存店増収の記録を更新し続けて、絶好調だ。1年は4四半期だから、11年と4分の3の期間、既存店売上げがプラスで推移している。第2位の、伝 […]
■Kroger Marketplace Wylie店■ 住所:2608 W. FM 544, Wylie, TX 75098 クローガー・マーケットプレイスWylie店のビル店長。クローガーひと筋28年勤務するベテラン店長。さすがの語り口と […]
HEBがウォルマートを迎え撃つときに開発したのが、非食品を強化した総合大型スーパーの「HEBプラス」だ。HEBのレギュラータイプにノンフードを足し算したから「HEBプラス」というバナーになった。2004年、テキサス州サンフアンに1号店をオー […]
一昨年の夏にオープンしたHEBの「グリーンストア」(環境対策店舗)。ホールフーズの環境店舗はニューヨークのブルックリンに登場して話題をさらったが、それよりも1年も前に、この驚くべき店舗が、テキサス州オースティンで開発されている。オースティン […]
■Kroger freshfare Capitol Ave店■住所:4241 Capitol Ave. Dallas, TX 75204 クローガー・フレッシュフェアはダラス地区に12店舗ありますが、Capitol Ave.店はオープンして […]
㈱商人舎 代表取締役社長 結城義晴 「いま、ウォルマートができないことをやれる企業が生き残れるのです」高級スーパーマーケット「ドロシー・レーン」のノーマン・メインCEOが述懐した言葉。私は、何度もなんども、この言葉を書いている。そして1年に […]
H-E-B Grocery(以下HEB)はアメリカの典型的なスーパーマーケット企業で、しかもテキサス州内のローカルチェーンである。アメリカで唯一の、盤石のローカルチェーンと評してよい。なぜなら、ほとんどの州のナンバー1、ナンバー2だったロー […]
競争、好きですか? こどものころから 競争を義務づけられた 団塊の世代。 そのあとのしらけ世代。 バブル世代、新人類。 そして団塊ジュニア。 それぞれの世代ごとに、 多少の違いはあれど、 あなた自身は・・・・・・。 競争、好きですか? 今は […]
HEBの基本フォーマットは「フード&ドラッグ」のHEBフードストアだ。スーパーマーケットとドラッグストアのコンビネーションストアで、店内に調剤薬局部門を併設する。ただし、アメリカのスーパーマーケットでは、1980年代からフード&am […]
Odakyu OX相模大野店の三浦健一店長は、本部主導のチラシ企画だけでなく、店舗独自で「生活カレンダー」と呼ばれる販促企画を実施している。これは相模大野店の商圏内のお客さまの生活に合わせた、独自の企画で、具体的には毎日、おすすめ商品企画、 […]
イオンリテール㈱が機構改革を実施したのが今年の2月1日。チェーンストアの本部主導システムをベースに、6つの地域カンパニー各社への権限移譲を進め、 地域に密着した商品・営業施策を実施する。そこで、これまで本部で行っていた営業企画や販売促進の活 […]
「死ぬことと見つけたり」佐賀鍋島藩の「葉隠」にある。常住坐臥、死と隣合わせに生きる。しかし「葉隠」を伝えた山本常朝は言う。「我も人、生くることが好きなり」これも真実だ。ならば商人は、「売ることと見つけたり」だが、「売らぬことも好きなり」でも […]
いいチラシを見ると、店に行きたくなる。いい映画のいい予告編のようで、いい商品に巡り合いたくなるし、それらを買いたくなる。芸術的であったり、ユーモアがあったり、ドキッとさせられたり、さらにオピニオンがあったり。『広告批評』創刊者の故天野祐吉さ […]
㈱紀文食品企画グループ室副室長 山本真砂美 2015年末商戦に関する 五大トレンド予測 正月商戦の予測を行う際のポイントは、①曜日回り ②年末年始休暇日数 ③冬の賞与支給状況 ④新年に対する期待感 ⑤天候 の5つです。 1 […]
「効く! 効く‼ 効く!!!」「効かない! 効かない‼」――どちらの声も聞こえてきそうだが、いったいチラシ広告は効果を発揮しているのか。コストパフォーマンスは適正なのか。顧客は新聞折込みのチラシを見ているのか。あ […]
――――――ウェブサイト・アナリスト 猪股信吾店舗情報の入手手段がチラシという紙媒体からWebを通したデジタルメディアに変わり始めてからどのくらい経ったのだろう。携帯性や視認性で劣るデジタル機器(パソコンなど)を媒体としたホームページから […]
デジタル化とスマホ・アプリの可能性を探る 結城 チラシをデジタルでアップするために、それをイオンのように意識して作っている企業はあるのでしょうか。野藤 ないでしょうね。デジタルで作る場合はグリッドで分かれていた方がデジタル化しやすいし、見や […]
チラシと売場の商品が連動していることが重要だ。なぜ、チラシ広告の効果が落ちてきたのか。チラシはお客と店(その後にある企業)をつなぐ、もっとも身近な架け橋である。新聞を購読していないお客(=在宅客)にとっても企業(店)のホームページでチラシを […]
チラシ広告、まだ効くのか?!アメリカで一番効いているのがフィヤレス・フライヤー。トレーダー・ジョーの生命線の一つを握るメディアだ。お買い得品の価格や、新商品、季節商品、セール期間など、チラシからはさまざまな情報を得ることができる。日本のチラ […]
情報環境が変化している昨今、主婦たちは新聞の折込みチラシについてどのように感じて、どのように利用しているのでしょうか。インターネットアンケート調査結果をもとに現状を紹介・分析します。 ㈱HERSTORY ―――――――――――――― […]
広告企画製作を手掛ける㈱バウコミュニケーションズ。戦略企画部部長兼マーケティング室長の野藤邦彦さん。ブルーチップ㈱取締役の中野茂さん。第一営業統括部長兼第一開発本部部長兼とくし丸事業部長。アイダスグループ代表取締役の鈴木國朗さん。司会役 […]
小澤三夫取締役販売部長は1989年(平成元年) にヤオコーへ入社。入社してすぐに「田舎のスーパーだけど、いい会社だ」と思ったという。そのいい会社で店長をはじめ現場の営業を担当しつつ、「店長塾」 塾長として後輩店長を指導。さらに2003年以来 […]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Step 川越的場店・東大和店開発 鮮度ある商品を集積+日配分離の川越的場店 2012年にオープンした川越的場店の […]
リージョナルチェーンの盲点
「薬+食」の正体
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「居抜き」の是非