2024.11.26 (Tue)
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(株)商人舎代表取締役社長 結城義晴 いまや、「amazon go」と言えば、業界人ならば「レジレス店舗」とすぐにわかる。それ以外の産業人も知っている。場合によっては、消費者も知っている。それだけ「amazon go」のポジショニングが強固 […]
Simple is best,but simple is difficult.単純なのが一番いい。しかし単純であることこそ難しい。 GM研究所長のチャールズ・ケタリング。 研究所の壁に言葉を掲げていた。 「解決されてしまえば、 どん […]
外部食研究家/月刊コンビニ編集委員 梅澤 聡 6月1日にオープンしたファミマとドンキの共同実験店舗、ファミリーマート立川南通り店(東京都立川市錦町3‐30‐11)。ファサードにはドンキプロデュースを謳う。 コンビニエンスストアほど、同質化し […]
アメリカの、とくにスーパーマーケット産業や食品小売業を見ると、ポジショニング戦略の有用性は強く実感できる。オーガニックやサスティナビリティをコンセプトにしたフォーマットでも、トレーダー・ジョー、ホールフーズに続いて、スプラウツ・ファーマーズ […]
㈱ライフコーポレーションが6月27日(水)にオープンさせたライフ蕨駅前店が出色の出来栄えだ。大スパン工法を採用して、店内の柱を3本だけにした店舗は、空間の広がりがあり、大胆なレイアウトが組まれて、売場の見晴らしもよい。岩崎高治社長はオープン […]
世界中、どこの国でもスーパーマーケット業態は最大の小売業である。そのベーシックなニーズに乗って、「食べる」ことへのウォンツは多様化、高度化、高質化の軌道をまっしぐらに突き進む。2018年2月、3月決算でも、そのことは明らかになった。ユナイテ […]
ウエルシアHD積極的なM&A戦略で6952億円の二桁増収増益㈱ウエルシアホールディングス(東京都千代田区、水野秀晴社長)の2018年2月の連結売上高は6952億6800万円(前年同期比11.6%増)、営業利益288億2600万円(1 […]
ニッポンチェーンストアの2018年2月期・3月期決算が出そろった。しかし上位企業はホールディングカンパニーだらけで、その実態は、決算書のペーパーだけでは、にわかには判明しない。だから持株会社のなかの、それぞれの業態ごとに、あるいはフォーマッ […]
「日本のスーパーマーケットを楽しくする」サミットの好決算サミット㈱(東京都杉並区、竹野浩樹社長)の2018年3月期は好業績だ。営業収益は2875億1400万円(前期比3.9%増)、売上高2758億9100万円(3.3%増)。今期に4.4%伸 […]
㈱エム・ビィ・アイ 代表取締役社長 小松崎雅晴 はじめに 河合雅司著『未来の年表――人口減少日本でこれから起きること』(講談社現代新書刊)は話題の著書だ。わが国の人口減少・高齢化の状況は、安倍晋三首相が「国難とも呼ぶべき課題」と表現した […]
小売業第4位のヤマダ電機は家電から住設・リフォーム事業を強化家電チェーントップの(株)ヤマダ電機(群馬県高崎市、桑野光正社長)の2018年3月期の業績は、売上高が1兆5738億7300万円(前年同期比0.7%増)、売上総利益は4381億14 […]
㈱REA 代表取締役 鈴木哲男 格調高き流通専門誌『商人舎』を冒涜するような不謹慎な話から始める。女優の剛力彩芽さん、石原さとみさんの交際が立て続けに報じられた。お相手はいずれも、〈IT企業の若手経営者〉である。かつて、人気女性芸能人のお相 […]
イオンリテールとイオン北海道、イオン九州。そしてイトーヨーカ堂、ユニー。かつてダイエーを筆頭にして、日本小売業の王者を誇った総合スーパーはいま、不振の真っただ中にいる。しかし、アメリカではウォルマートスーパーセンターやターゲットの各フォーマ […]
2018年2月期・3月期のチェーンストア決算に、どんな経営リスクが潜むのか。あるいはどんな将来展望があるのか。どんなリエンジニアリングが展開されていくのか。何万回、何億回と言い古された人口動態変化。少子化・高齢化と人口減少。それは多店化をテ […]
3 チェーンストアの店舗構成と出店都市のリスク チェーンストアでは、個店の将来の商圏リスクやチェーンを構成する店舗の配置バランスなど、出店後のケアはおろそかになりがちである。現在は、半世紀にわたる人口増加から減少に変わったターニングポイ […]
ファーストリテイリング情報製造小売業への深化で小売業第3位㈱ファーストリテイリング(山口市、柳井正社長)の2017年8月期の連結業績は過去最高の業績だった。10カ月前の決算ではあるが、売上収益が1兆8619億1700万円(前期比4.2%増) […]
あなたは数字が好きですか。実は私は大好きなのです。数字の向う側の世界を、数字を通して垣間見る。そして前向きに、肯定的に、モノを考える。数字に媒介してもらうことによって、雑念やしがらみや怨念が消える。ゲーム感覚で、むしろ純粋な気分で、状況が見 […]
増収減益基調のホームセンターDCMホールディングスも苦戦ホームセンター第1位のDCMホールディングス㈱(東京都品川区、久田宗弘社長)の2018年2月期決算。営業収益は4435億7800万円(前期比0%)、営業利益は195億0700万円(0. […]
セブン-イレブン加盟店を含む国内・海外売上高は11兆円超 セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)の2018年2月期決算は、営業収益が2兆9101億8200万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は3243億2700万円(同 […]
イオン/セブン&アイ/ユニー・ファミマVSウォルマート。総合スーパーや食品スーパーマーケット、コンビニエンスストア、場合によっては百貨店など多数の業態を複合的に展開する総合チェーンストアをくくった。それを「コングロマリットチェーン」と名付け […]
「売上げはすべてを癒す」――ダイエー創業者の故中内㓛さんの言葉だという説があるし、米国の実業家マーク・キューバンも“Sales Cures All”と言っている。これを唯一の指標にするのもよろしい。ただし、売上至上主義に陥ってしまう危険性が […]
グロサラント・エンジニアリング阪急オアシス キッチン&マーケット【今後の業界に影響を及ぼすインパクト度 80点】5月中旬の平日の昼頃、流通専門誌で話題沸騰のルクア大阪(2018年4月1日開店)にある阪急オアシスの店を見た。気の早い業界人が […]
三越伊勢丹HDは1兆円スケールもブランド立て直し急務㈱三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)の2018年3月期の業績は、売上高が1兆2688億6500万円で、前年同期比1.2%の増収であった。営業利益は244億1300万円 […]
“amazon go”の衝撃は想像を絶するものがある。“No Lines, No Checkout. No Seriously. Welcome to amazon go”。これが「レジレス化」という言葉を生んだ。そしてさまざまな試みが、そ […]
イノベーションは僻地より起こる。日本小売りサービス業の変革は九州から始まる。ファミリーレストランではロイヤルホスト、家電チェーンではベスト電器が突破口を開いた。ドラッグストアではコスモス薬品、そしてディスカウントストアではトライアルカンパニ […]
福岡のトライアルグループが開発したキャッシュレスでレジレスのスマートストア「スーパーセンタートライアルアイランドシティ店」が話題を独占している。2018年2月14日(水)開店から2カ月余りが過ぎても、小売り見学者は後を絶たない。その開発の指 […]
月刊コンビニ編集委員 梅澤聡 日本の経済界全体で、生産性の向上が叫ばれている。コンビニエンスストアでも、売上げを上げるか、コストを下げるかが問題になっている。ただ、その前段階として、コンビニ店舗では人手不足が解消されていない。24時間で店を […]
セルフサービスは、ベターサービスである。無駄な接客や人的な説明がないことが、むしろ、より良いサービスとなる。1916年のアメリカ。セルフサービス方式は、クラレンス・サンダースによって誕生した。「ピグリー・ウィグリー」という店だった。何かを削 […]
トライアルグループがキャッシュレスとレジレスの一つのカタチとしてつくり上げたスマートストア「スーパーセンタートライアルアイランドシティ店」。出店場所のアイランドシティは福岡市の博多湾北東部に造成された人工島だ。島の東部は「まちづくりエリア」 […]
アメリカや中国で実用化が進んでいるのに比べて、日本の小売業界では「レジレス化」の実証実験への取り組みが始まった段階である。周回遅れの観は否めない。しかしそれでも、気は焦りつつ、足は進まず。マラソンで言えば35キロ地点で、先行集団に引き離され […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括