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月刊商人舎 2018年10月

 特別寄稿 


聞いてはいけない、お客さまのご意見

2018年10月10日

㈱ドゥ・ハウス ファウンダー 稲垣佳伸  [1] 2.5%の機会発見なのに、なぜ、多数決?  刺激的なタイトルをつけました。「神様」のご意見を無視しましょう、という提言です。 今回の主題は定性データ、定性リサーチです。POSに代表される定量データの対極のデータです。定性リサーチは新しいものではありません。古くは考現学も定性アプローチですし、発想法として一定の技術を体系化したKJ法*もそうです。ただ、1990年代からのインターネットの爆発的普及によって、マーケターたちが触れられる、触れざるを得ない定性情報の量が飛躍的に増えてきています。ブログやTwitter、FacebookなどのCGM (Consumer Generated Media)、SNSのおかげです。 *編集部注:KJ法…東京工業大学の川喜田二郎名誉教授が考案したデータまとめの手法。「KJ」は考…




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