2024.11.25 (Mon)
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第2部 商業集積同士の激闘 単独→商業施設→商業集積ゾーンの競争へ 亀谷 千葉市と市原市で14店舗を視察しました。鈴木さんは視察を通してどのような印象を持ちましたか。 鈴木 視察した千葉市稲毛区の長沼や稲毛海岸のエリア、そして市川市のエリア […]
第3部 総合スーパーの解体と再生 総合スーパーの総合とワンストップショッピング 結城 もう一つ違った動きを見せていたのは、イオンスタイルです。イオンがイオンスタイル幕張ベイパークというビレッジ方式の商業集積の形をつくりましたが、核になって […]
第4部 スーパーマーケットの地殻変動 ヤオコーとヨークフーズの相違 亀谷 鈴木さんのご専門のスーパーマーケットについて見ていきましょう。評価の高いヤオコーは稲毛海岸店とユニモちはら台店の2店舗を見ました。 生活圏型のヤオコー稲毛海岸店は、派 […]
※図をクリックするとエクセル版をダウンロードできます。 表は日本小売業の営業収益ランキング(棒グラフ)に応じた営業利益率(折れ線グラフ)を表したものである。コロナ禍の3月・4月・5月、あるいはそれに相当する四半期の企業別の営業収益と営業利益 […]
中国・武漢で発生して、地球を巡るCOVID-19パンデミック。もう、かれこれ半年を経過して、WHOはこれから最悪の事態が起こると警告を発する。アメリカやヨーロッパはロックダウンの戒厳令を発令し、それを経済のために解除した。日本国は緊急事態宣 […]
今、いちばん大切なこと。 命を守ること。 今、死なないこと。 今、死なせないこと。 ウイルスに侵されないこと。 自分が患わないこと。 人にうつさないこと。 感染した人をいたわること。 医療する人を敬うこと。 看護する人をねぎらうこと。 今、 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「売れないことを不況のせいにするのは、よく売れる時代を自分の成果にする権利を放棄したことになる」 故倉本長治商業界主幹の有名な言葉だ。この一文はこう続けられる。 「不況期にこそ、消費者に得をさせ、この店こそ […]
東京都中野区にあるサミットストア東中野店。サミット店舗の中でも超繁盛店の一つ。 新型コロナウイルスの国内感染者が広がりを見せ始めた3月。小売業界ではほとんどの企業が、従業員のなかにいつ感染者が発生するかと戦々恐々だった。とりわけ巣ごもり消費 […]
サミット㈱のサミットストア東中野店は、当該従業員が新型PCR検査を受けて、陽性と判明した時点で、発症後2週間の休業をした。そして3月18日、万全の態勢で、営業再開を果たした。それから3カ月と2週間。7月2日に同店を訪れた。 サミットストア東 […]
コロナ禍の日本商戦をビッグデータで読み解く[第1弾]は本誌5月号で掲載した。新型コロナ感染症が発生した1月からピークを迎えた4月中旬までの消費動向を分析して、コロナ禍商戦の賭場口の実態を明らかにした。第2弾は、感染急拡大と緊急事態宣言、そし […]
第2部 カテゴリ伸び率で消費の変化を読む 4月~6月の月次ごとに、どのカテゴリ(小分類)が伸びたのか、あるいはどのカテゴリが不調だったかを伸び率ランキングで見ていく。また注目すべきカテゴリは品目(細分類)の動向も合わせて紹介する。これに […]
第3部 ビッグデータ資料 代表的な商品の週次購買金額を分析ツール「Dolphin Eye(ドルフィンアイ)」を使って紹介する。ドルフィンアイはスーパーマーケット、ドラッグストアで販売されている食品、日用品約500カテゴリを、延べ5000 […]
プロローグ 1月16日、中国の湖北省武漢市に滞在し、日本に帰国した神奈川県在住の30代の男性から新型コロナウイルス(COVID-19)が検出された。これが日本での初感染となった。 2月には3711人の乗員乗客を乗せたダイヤモンド・プリン […]
第2部|浮かび上がるハード&ソフト課題 鈴木 コロナ禍で課題として挙がってきたのがプラごみ問題です。ばら売りが中止されたので、トレーやパックを使用した販売が増えたからです。そこでお客さまに喜ばれたのが袋入りの簡易包装でした。7月1日から […]
㈱リテイル・エンジニアリング・アソシエイツ代表 鈴木哲男 プロローグ コロナの経験は令和のニューリテール(新しい小売り)につながるきっかけになる。いや、そうしなければならないと、私は考えている。 第2波の8月説・10月説・12月説など、 […]
この春オープンの最新4店舗クリニック評価 新しい生活様式に対応する店づくり・売場づくりについて、ヒントらしきものは前述した。しかし、今後のEC優位の厳しい競争激化時代を考えると、それだけでは済まないだろう。この際、リアル店舗は、さらに売 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 ㈱商人舎を設立したばかりの2008年4月。単行本を書き下ろした。タイトルは『お客様のためにいちばん大切なこと』。今、ページをめくると、表現の幼さに恥じ入るばかりだ。しかし、それでも力いっぱい、書きたいことを […]
コロナは世界を変える その「変わる」という事実だけが変わらない。世界はいっせいに変わる。「コロナは時間を早める」。交通革命と情報革命のなせる業である。国や地域や社会が、素早く、激しく変わる。経済も産業も、企業も商売も、迅速に、大きく変わる。 […]
あなたは数字が好きですか。 実は私は大好きなのです。 数字の向う側の世界を、 数字を通して垣間見る。 そして前向きに、肯定的に、 モノを考える。 数字に媒介してもらうことによって、 雑念やしがらみや怨念が消える。 ゲーム感覚で、むしろ純粋な […]
代表取締役社長 結城義晴 100ナノメートルのウイルス。1万分の1ミリメートル。光学顕微鏡ですら捉えられない。そのウイルスが世界を変える。この極小生命体に世界中の人間が翻弄された。 生活が変わる。マーケットが変わる。仕事が変わる。商売が変わ […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 総合スーパーから発生して、食品スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、場合によっては百貨店、さらにさまざまな専門店チェーン、外食チェーンやサービス業チェーン、そして銀行。多数の業態を複合的 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「総合スーパー」なる用語は、経済産業省が主管する商業統計の小売業態定義によるものだ。「セルフサービス方式」を採用し、「衣、食、住にわたる各種商品を小売りし、そのいずれも小売販売額の10%以上70%未満の範囲 […]
竹下浩一郎 「食品商業」元編集長 ㈱ロコガイドマーケティング部 ㈱商業界から発刊されていた「食品商業」は日本で唯一のスーパーマーケット業態専門経営誌であった。49年の歴史を刻んだ同誌も、その発行元が4月2日に自己破産して、自動的に廃刊となっ […]
第2部 リージョナルチェーン決算の要諦 大同団結のアークスと高収益堅持のアクシアル 19年9月1日、宮城県仙南地方を中心に9店を展開する㈱伊藤チェーンと株式交換による経営統合を実施し、さらに商勢圏を広げたアークスは増収減益。伊藤 […]
コンビニ3社の2020年2月期決算はセブン-イレブンが手堅く増収増益、ファミリーマートが減収大増益、ローソンが微増収減益。三者三様。しかし絶頂期のような1000店規模の店舗拡大時代は終焉を迎え、セブンとファミマは微増、ローソンは減少となった […]
コロナは時間を早める――本誌の2020年からの時代の捉え方である。ではドラッグストア産業に対して、コロナはどう、時間を早めるのか。 大手上場ドラッグストアチェーン2月・3月決算は2桁の増収増益ばかりだ。2014年11月27日に50年ぶりに改 […]
(株)商人舎代表取締役社長 結城義晴 COVID-19拡大によって最も甚大な影響を受けた小売業態が百貨店だろう。 世界では1852年、フランス・パリでアリステッド・ブシコーが「ボン・マルシェ」を創業して始まったデパートメントストア。日本では […]
㈱イオンファンタジー常勤監査役 竹垣吉彦 早稲田大学商学学術院ビジネス・ファイナンス研究センター主任研究員 佐々木泰行 ㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 緊急事態宣言が解除された5月28日(木)。㈱イオンファンタジー常勤監査役の竹垣吉彦氏 […]
第2部 日本チェーンストアの成長 総合スーパーとスーパーマーケットの業態 結城 今回のコロナ禍で、顧客の生活、インフラを支える業態が少し盛り返すのではないか、というのが2021年2月期決算への展望だと思いますが、どうでしょうか。 竹垣 […]
第3部 「誰のもの」「誰のためのもの」 コロナが及ぼす財務への影響 結城 お二人とも財務のプロですが、コロナ禍によって変わっていくこと、懸念することはありますか。 竹垣 安倍晋三首相は未曽有の金融緩和と言っていますが、現場の金融機関には […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括