2024.11.24 (Sun)
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昭島モデルは完成に近づいた!! COVID-19 パンデミックの最中に、㈱ヤオコーが始めた新しいこと――それはディスカウント・スーパーマーケットである。そのために昨2021年3月1日、ヤオコー100%出資子会社の㈱フーコットが設立された。ラ […]
2022年3月15日オープンのフーコット昭島店。 ㈱REA会長 鈴木哲男 ストアコンパリゾンの目的 3月31日(木)、満開の桜を横目に、①ヤオコー八王子並木町店(東京都八王子市)→②フーコット昭島店(+エコス、ザ・ビッグ、東京都昭島市) […]
良い店とは「売れて利益の上がる店」のことである。鈴木哲男氏の絶対的な持論であり、結城義晴もそれに絶対的に賛同するものである。 この論に従うと、良い店舗改装とは「さらに売れて利益の上がる店舗改装」ということになる。 ただしここで、重要なロジッ […]
3月1日(火)、㈱関西スーパーマーケットがおひざ元の兵庫県伊丹市にある「関西スーパー鴻池店」を改装オープンさせた。鴻池店は今から53年前、1968年12月に開店した。同社にとっては4号店だった。 この4号店は一つの目標をもった実験店だった。 […]
㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ マックスバリュ関東㈱が神奈川県川崎市にある「マックスバリュ津田山店」を大規模改装して、3月2日(水)にオープンさせた。津田山店は2003年10月に開業してから18年が経過する。 「老朽化していた店を買 […]
価格(プライス、price) 広辞苑によると「物のねうちを金額であらわしたもの」「ねだん」とあるが、有形財の商品やモノだけではなく、無形財のサービスやコトにも価格がある。だから現在は「店や企業が提供する財の値打ちを金額で表したもの」という定 […]
COVID-19パンデミックのキャズム(断絶)を経て、日本の小売業の販促は明らかに変わった。チラシ広告とポイント付与による低価格合戦は、決定的な変容を迫られた。定番商品が売れ、エブリデーロープライス戦略を採用する企業が増えた。さらに販促の世 […]
佐賀鍋島藩の「葉隠」は、 「死ぬことと見つけたり」と説く。 藩内の武士に常住坐臥(じょうじゅうざが)、 死と隣り合わせに生きることを教えた。 ウクライナの男たちはいま、 葉隠の境地にあると思う。 その葉隠伝承者の山本常朝は言う。 「我も人、 […]
月刊商人舎 2015年10月号で、「結城義晴のチラシ広告進化論」を書いた。問題意識は「チラシ、効かないのか⁈」だった。 それから6年半――。この間、2019年10月には消費税が増税されて景気は落ち込み、さらに2020年から新型コロナウイルス […]
2022年2月28日。チェーンストアのマーケティングサポートを専門としているブルーチップ㈱、㈱クレオ、㈱ロコガイドの代表に参集してもらって、コロナ下の販促に関する座談会を開催した。ブルーチップからは中野茂常務、クレオからはマーケティング戦略 […]
㈱REA取締役会長 鈴木哲男 コロナ禍に対応したプロモーション?! 朝のテレビ番組、TBSの「ザ・タイム」の中に「SNSトレンドワード」のコーナーがある。最近はアナログ世代の私でも、テレビでデジタル世代(多くはミレニアル世代やZ世代)が発信 […]
㈱島田研究室 島田陽介 販促は技術ではなく戦略的問題である 「販促」の目的は、「売ること、あるいは売れること」である。だとすれば「販促」の実現に最も必要なのは「販促策」ではない。 それは歴史的にもすでに明らかである。かつて越後屋・三井高利は […]
島田陽介氏の言説は衝撃的だ。 「販促」の目的を「売ること、あるいは売れること」とするならば、「『販促』の実現にもっとも必要なのは『販促策』ではない」。 では何が必要なのか。本質的思考である。「いま採るべき戦略は、その本質が消耗戦である『販促 […]
販促 広辞苑に「販促」という言葉は載っていない。「販売促進」も掲載されていない。「販促」は消費産業の業界用語、あるいは符丁のような言葉で、「販売促進」の「販売」も「促進」も当たり前の意味しかもたない言葉だからである。流通業界のほとんどの […]
ブランデ研究学園店 ㈱カスミ期待の新フォーマットを徹底的に分析する。それは単なる新しい店舗スタイルではない。新しい組織づくりであり、新しいマーチャンダイジングであり、社会との新しい関わりを示すものである。 「BLANDE」開 […]
店舗入口は3カ所だが右翼が正面口だ。入店すると、天井が高く、広々としていて、まったく新しい体験を予感させてくれる。 ㈱カスミの新フォーマット「BLANDE」2号店「研究学園店」は、2月17日(金)に茨城県つくば市にオープンした。新しいバナー […]
BLANDEフォーマットの記念すべき1号店。ウエルシアとフード&ドラッグの融合を目指した。 「BLANDEつくば並木店」は㈱カスミの新フォーマット1号店である。オープンは1月28日。 Food、Health、Beauty&Wellnessを […]
カスミの新フォーマット「BLANDE」1号店と2号店を一挙に見せていただいて、プロジェクトリーダーの塚田英明常務からも2時間近く話を聞いた。実によく整理された内容で、感心した。 第1号のつくば並木店は1月28日のオープン、第2号の研究学園店 […]
100年前のスペイン風邪がセルフサービスの普及を早めたように、COVID-19パンデミックはeコマースを進捗させ、「ネットスーパー」の成長を早めた。その「ネットスーパー」は「インターネット+スーパーマーケット」の造語である。折しも、アマゾン […]
確かに時代は変わる。 コロナが時代を変える。 WからX、Y、Zと進んで、 再びAへと戻る。 AはZまでをも包含すると、 嘯(うそぶ)く。 アマゾン・コムは22%伸びて年商47兆円。 ウォルマートは56兆円から4%伸びるか。 このまま何もなけ […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 「ネットスーパー」という用語は「インターネット+スーパーマーケット」を意味している。誰が言い出したかはわからないが、日本製の造語である。いわく、インターネットを駆使したスーパーマーケット。 しかしネット上に […]
ウォルマート本社所在地ベントンビルのプロトタイプ店にあるピックアップ専用レーン。 ㈱島田研究室 島田陽介 マス・メディアは、ネット(eコマース)について、圧倒的に「買う」立場で論じる。ネットは店舗より便利だ、というのは「買う」立場で見る典型 […]
RTK-Design代表 片山隆 2022年に入って落ち着くかと期待されたコロナ感染症はオミクロン変異株によって再び拡大している。小売業の経営層は新年早々、この直近の対策と中長期戦略との両方へ、同時に考えを巡らさなければならない状況に追い込 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 1994年1月、アメリカ・シアトルの自宅のガレージで、30歳になったばかりのジェフ・べゾスが書籍のインターネット販売を始めた。それはみるみる大きくなっていったが、べゾスは投資家たちに自分の事業が倒産する確率 […]
オーケー㈱の経営目標は「借入無しで年率 20%成長を達成する」こと。 2021年3月期決算で営業収益5090億円、経常利益314億円。売上高伸び率116.8%、経常利益率6.17%、経常総経費率15.7%。 1986年、経営の抜本的な改革に […]
オーケーはクロスガーデン川崎の地下1階に出店。 編集部 2021年10月28日にオープンした「オーケー川崎小倉店」は神奈川県川崎市幸区にある商業施設「クロスガーデン川崎」の地下1階にある。 クロスガーデン川崎はオリックス不動産がレンゴー旧川 […]
司会|商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ 1月21日(金)に川崎市幸区にあるオーケー川崎小倉店を中心にして、幸区と隣接する横浜市鶴見区エリアの有力企業のスーパーマーケットを見て回った。これほどの有力企業による激戦は全国でも珍 […]
編集部 ㈱関西ロピアが1月26日(水)に、兵庫県2店舗目となるロピア神戸岩岡店を出店した。山陽新幹線西明石駅から車で20分ほどの距離にある兵庫県神戸市岩岡町である。 「田舎ですよ」と、関西ロピアの福島道夫社長は何度も言った。JR神戸線の大久 […]
ルネ・ユーリックの原理のひとつが「小さな街には大きな店を、大きな街には小さな店を」である。 岡田卓也イオン㈱名誉会長相談役は、これに固有名詞を当てて、言い換えた。 「小さな街にはウォルマート、大きな街にはセブン-イレブン」。 いまイオンは、 […]
EC Electronic Commerce(エレクトロニック・コマース)の略。エレクトロニックは「電子の」という意味で、コマースは「取引」「貿易」「通商」などの意味。日本語では「電子商取引」と訳されるが、役所の報告などで使われるものの […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括