2025.07.04 (Fri)
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本誌編集長・山本恭広 ビバモール美原南インターの1階部分に入る万代。コンコースに面してインストアベーカリーの作業場がシースルーとなっていて、店外からその作業風景を見ることができる。 万代はいつも「一丁目一番地」に力を入れる。顧客が店内に入っ […]
どちらも「スーパーマーケット安売り原点説」を唱えたり、それに相乗りしたりはしていない。 「スーパーマーケット安売り原点説は非論理的である」と徹底的に批判したのは作家・安土敏だ。サミット㈱元社長、会長を歴任した荒井伸也氏、その人である。198 […]
エブリデー・ロー・プライス(EDLP) 日本語に直訳すると「毎日低価格」となる。「小売・流通用語集」では「小売業の価格政策の一つ。ローコストオペレーションにより、年間を通して同一価格で販売する政策。折り込みチラシなど特売告知のプロモー […]
偶然の出来事が重なる。それが人間の想像力を刺激する。本号がそれだった。アメリカからはクローガーとアルバートソンが経営統合するという報が入ってきた。スーパーマーケットの1位と2位の、信じられない合併である。ポストコロナが見え始めた瞬間の、新し […]
㈱商人舎社長 結城義晴 10月14日(金)、米国スーパーマーケット第1位のクローガーが、第2位のアルバートソンとの合併に合意したことを発表した。 正直なところ、驚いた。 「クローガー+アルバートソン」の衝撃 クローガーはアルバートソンを1 […]
10月18日(火)、横浜市保土ケ谷区に「イオン天王町ショッピングセンター」がグランドオープンした。その核店舗が「イオンスタイル天王町」である。老朽化した「イオン天王町店」がいったん閉鎖され、取り壊され、再建されて、イオンリテール㈱の最新テク […]
自信に満ち溢れた発言だった。成功を確信している語り口だった。イオン天王町ショッピングセンターのグランドオープンに際しての井出武美イオンリテール社長の記者会見である。 イオンは経済産業省が商業統計の中で定義する「総合スーパー」業態を「GMS」 […]
イオンリテール㈱の「イオン天王町ショッピングセンター」。核店舗「イオンスタイル天王町」と42の専門店で構成された箱型商業集積である。しかし総合スーパー「イオンスタイル」の衣食住は、最新フォーマットを追究し、オンラインテクノロジーを駆使し […]
イオンスタイル天王町。地上3階、地下1階(駐車場)の建物構造。3フロアに衣食住の直営売場とテナント42店を擁する箱型総合スーパーの最新モデルだ。国道16号線はじめ四方が道路に接面していて、好アクセス立地の2万㎡店舗である。 冷 […]
語り手 天池志光 ストアオペレーション部長 イオンリテール㈱が「データドリブン」に取り組んでいる。それを進めているのがシステム企画本部ストアオペレーション部の天池志光(あまいけゆきひこ)部長だ。データドリブン(Data Driven)とは、 […]
㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ 意外なことに、首都圏をドミナントエリアとして店舗展開する㈱ライフコーポレーションが1年半ぶりに神奈川県に出店した。2021年4月21日、川崎市に「ライフ溝口店」をオープンして以来のこと。横浜市への新規 […]
トップチェーンが挑戦した1000坪ハーフサイズフォーマット 本誌編集長 山本恭広 店舗数230店舗(2022年10月時点)、年商4826億円(2022年2月末)。日本最大のホームセンター企業である㈱カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)は1 […]
コロナ禍の反動消費、原材料やエネルギーコストの上昇、それによる食品値上げ、さらにウクライナ危機が追い打ちをかけた2022年度中間決算。上位企業の大半は過去最高実績を果たした。その理由はどこにあるのか。大手チェーン各社の上期決算、あるいは本決 […]
分配率(distribution ratio) 広辞苑には「分配」は「わけくばること。配分」とある。用例として「個々人が社会的法則に従って分けること。土地所有者は地代、資本家は利潤、労働者は労賃をというように、各人が生産にあずかった割合 […]
「ワークマンプラス」の快進撃は止まらない。「職人の店ワークマン」がポジショニング戦略によって突然、「ワークマンプラス」に変貌した。そのワークマンプラスはさらに「#ワークマン女子+WORKMAN Shoes」へと「加速の加速」を見せる。一方、 […]
商品は変わらなくとも、 売り方を変えれば、 売れ行きが変わる。 商品は絞り込んでも、 売り方を大きく変えれば、 売れ行きは大きく変わる。 商売は面白い。 商売は奥深い。 商売は不可思議だ。 ワークマンプラスは、 ワークマンの […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 ㈱商業界の社長の時代から、私は「フォーマット論」を主張していた。 小売業やサービス業など有店舗ビジネスにおいて、「店」はすべての源と言ってよい。その「店」は「業種」から始まった。業種は「売り物」によって決ま […]
「作業着の店、職人御用達の店」として展開していた全国チェーンが、カジュアル、ファミリーの店舗として変貌を遂げた。ワークウエアで培った高機能、低価格を武器に「ワークマン」から「ワークマンプラス」へとフォーマットを転換させた。そして、転換の速度 […]
■ワークマンプラス 既存店比2割増をたたき出すカジュアル&アウトドアのVMD 売場面積は平均280~290㎡。需要の高い作業着、作業用グラブ、安全靴などワークウエア関連(右側)と、男女兼用カジュアル、アウトドア、アスレシューズなど一 […]
2018年9月5日、東京立川の「ららぽーと立川立飛」。3フロアの三井ショッピングパーク3階の一番端に「ワークマンプラス」がオープンした。目の前にはニトリのデコホームとABCマートがある。 1階にはいなげやのアップスケール型スーパーマーケット […]
2022年9月1日、「アークランズ株式会社」が誕生した。アークランドサカモト㈱が、完全子会社の㈱ビバホームを吸収合併したことにより、ホームセンター業界第5位の企業体が生まれた。アークランズは㈱ヤマダホールディングスと「総合⽣活提案型スクエア […]
㈱ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)は9月28日(水)、東京都八王子市の「ビバモール八王子多摩美大前」に「ヤオコー八王子鑓水(やりみず)店」をオープンさせた。今期3店目の出店、現時点で180番目の店である。アークランズ㈱のスーパービバホ […]
日本最大の100円ショップチェーンを展開する㈱大創産業(広島県東広島市、矢野靖二社長)(図表①)。その新フォーマット「Standard Products」(スタンダードプロダクツ)の出店スピードが上がっている。 スタンダードプロダクツは環境 […]
矢野博丈さんに会うと、いつも言う。 「矢野さんのダイソーは1879年にフランク・ウールワースがつくった、伝統のある王道の商売なんですよ」 私がこう言うと、矢野さんは必ず照れ隠しのようなしぐさをして、おどけて見せる。現在、㈱大創産業ファウンダ […]
㈱良品計画が、500円以下の日用品や消耗品を中心に品揃えする新フォーマット「無印良品 500」の展開を開始した。無印良品500は、これまで良品計画が40年以上にわたって培ってきたモノづくりの成果をもとに、そのラインナップから500円以下の商 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 コロナは時間を早めた。コロナは商売のサイクルを早め、コロナは固定客化を早めた――。そのなかで迎える、コロナ禍3年目の年末年始商戦である。 昨年の10月号で書いた。 「今冬の年末から年始の時期に、第六波が来な […]
㈱紀文食品年末商戦戦略委員会商品担当 堀内慎也 1.2022年正月商戦を振り返る はじめに、2022年の正月商戦をSRIデータの販売金額前年比で振り返ります(図1)。全国ベースでは2020年比98.8%と若干下回りました。しかしコロナ前の2 […]
#16 業態ワード バラエティストア(variety store) 英語の「variety」は「多様性、変化に富むこと」、あるいは「雑多なこと」などを意味する。したがってバラエティストアは「多様性のある店」「変化に富んだ店」かもしれない […]
ああ、アメリカに行きたい。ヨーロッパも訪れたい。COVID-19パンデミックのためにもう2年半も、渡米・渡欧を控えている。そのあいだにも「コロナは時間を早める」。欧米の小売業はどんどん変貌している。年が明けて、2023年を迎えたら、すぐにツ […]
はじめて、 アメリカに行ったときのことを、 思い出してみよう。 広大な駐車場、 巨大な店舗。 高い天井。 ピカピカの通路。 カラフルな青果売場。 迫力のあるボリューム陳列。 分厚い肉塊。 驚くほどの低価格。 […]
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