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月刊商人舎 2022年10月

特別寄稿


特別寄稿|コロナ禍3年目の正月商戦総合作戦

「節約意識」と「ハレの日」感の両ニーズに応えよう!

2022年10月11日

㈱紀文食品年末商戦戦略委員会商品担当 堀内慎也 1.2022年正月商戦を振り返る はじめに、2022年の正月商戦をSRIデータの販売金額前年比で振り返ります(図1)。全国ベースでは2020年比98.8%と若干下回りました。しかしコロナ前の2019年と比べると101.2%です。しかもすべてのエリアで上回っています。 蒲鉾、伊達巻、セット、なるとの商品分類の正月商戦全体での売れ行きを見ると、セットが非常に好調でした。エリア別の販売動向では首都圏が96.1%、関西が98.1%と伸び悩みました。これはコロナ禍2年目にして行動制限がなされないなか、大都市圏から地方への帰省の影響が出たものと推測できます。ただし、それぞれのエリアで一律に伸び悩んだかというとそうではなく、都市圏にあっても郊外店舗は好調だったという声が届いています。 図1 …




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