2024.11.24 (Sun)
知識商人のためのウェブ・メディア
㈱西友が現時点の「商品開発力」と「販売力」の2本柱を具現化した新店を開業した。2022年12月15日、埼⽟県和光市にオープンした「西友和光市駅前店」である。和光市駅南口から、徒歩約3分に立地する複合ビルの1・2階。2層のスーパーマーケットは […]
2022年12月17日(土)に、東京都品川区に「イオンタウン旗の台」が開設された。イオンタウン㈱は153のショッピングセンター(SC)を開発してきたが、初の東京23区内への出店となる。東急大井町線・池上線の旗の台駅東口改札前に位置する小型の […]
トレードオフ(trade off) 商業用語辞典では「二律背反の関係、あちらを立てればこちらが立たずの関係のこと」と概念を説明する。チェーンストアのための必須単語1001では、プライベート・ブランド開発にフォーカスする。 「品質の決め方の […]
どちらも非上場企業である。どちらも神奈川県に本拠を置く。しかし、どちらも最注目のスーパーマーケットチェーンである。オーケー株式会社と株式会社ロピア。2022年3月期決算で、営業収益5251億円のオーケー。日本小売業ランキング31位、スーパー […]
笑顔の人。 大声の人。 晴れやかな人。 勇敢な人。 正義の人。 闘う人。 機敏な人。 元気な人。 世話好きな人。 三度、命拾いをした人。 死を覚悟した人。 懐に飛び込む人。 根は優しい人。 頼れる人。 かわいい人。 太っていても、やせていて […]
「私には命を拾った経験が、三度ある」 清水信次さんは語っていた。著書にも記されている。 一度目は1944年、18歳で徴兵されたときだ。「大東亜戦争」の戦局が極度に悪化し、清水さんは第二期の志願兵となった。清水さんは戦技特別研究員の合宿に参加 […]
月刊食品商業2006年1月号から10月号まで、故清水信次氏執筆のエッセイ「食のこころ こころの食」が連載された。その中から厳選して、ここに2つの文章を再掲しよう。謹んで哀悼の意を表しつつ、清水信次の心に触れ、「食」に携わることの意味を考えた […]
【特集】 オーケーとロピア 「安売り原点説」を凌駕した“正統派”食品小売業の比較研究 オーケー㈱と㈱ロピアの「商人舎的比較研究」である。 そのオーケーは年商が5000億円を超え、ロピアは3000億円を視野に入れて、どちらも1兆円やその上のス […]
11月24日(木)、神奈川県横浜市港南区に「オーケー港南台店」がオープンした。横浜市では5店舗目、神奈川県では12店舗目の出店となる。オーケーは2016年9月に東京都大田区から横浜市のみなとみらいに本社を移転しているから、神奈川県に本社を置 […]
商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ 「高品質・Everyday Low Price」を謳い、ディスカウントスーパーマーケットを展開するオーケー㈱。今期4店目となる「オーケー港南台店」を11月24日(木)にオープンした。神奈川県横浜市港南区 […]
㈱REA(アールイーエー)取締役会長 鈴木哲男 5つの調査目的 11月27日(日)、8時30分から12時30分まで港南台地区のオーケー→ロピア→無印良品+クイーンズ伊勢丹(水産専門店含む)→そうてつローゼン→イオンフードス […]
ロピアららぽーと堺店が11月20日(日)にオープンした。㈱三井不動産が関西4施設目として「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」を開発し、㈱ロピアはその食品ゾーンの核店舗として出店した。 ららぽーと堺は堺市美原区に立地する。大阪の南北をつな […]
本誌6月号で発表した2021年度の日本小売業営業収益伸び率ランキングで、19.4%という断トツの成長を示した㈱ロピア。2022年度に入ってもその勢いは止まらない。 島忠やビバホームなどのホームセンターやヨドバシカメラが開発した大商圏型の […]
プレオープンには5000人、グランドオープン当日には8000人超のレジ通過客を数えた上々の滑り出しとなった。関西圏の旗艦店と位置付けられたららぽーと堺店を詳解する。 ロピアの新店オープン前の行列は恒例になった。商業施設のメインエントランスと […]
本誌編集長・山本恭広 ビバモール美原南インターの1階部分に入る万代。コンコースに面してインストアベーカリーの作業場がシースルーとなっていて、店外からその作業風景を見ることができる。 万代はいつも「一丁目一番地」に力を入れる。顧客が店内に入っ […]
どちらも「スーパーマーケット安売り原点説」を唱えたり、それに相乗りしたりはしていない。 「スーパーマーケット安売り原点説は非論理的である」と徹底的に批判したのは作家・安土敏だ。サミット㈱元社長、会長を歴任した荒井伸也氏、その人である。198 […]
エブリデー・ロー・プライス(EDLP) 日本語に直訳すると「毎日低価格」となる。「小売・流通用語集」では「小売業の価格政策の一つ。ローコストオペレーションにより、年間を通して同一価格で販売する政策。折り込みチラシなど特売告知のプロモー […]
偶然の出来事が重なる。それが人間の想像力を刺激する。本号がそれだった。アメリカからはクローガーとアルバートソンが経営統合するという報が入ってきた。スーパーマーケットの1位と2位の、信じられない合併である。ポストコロナが見え始めた瞬間の、新し […]
㈱商人舎社長 結城義晴 10月14日(金)、米国スーパーマーケット第1位のクローガーが、第2位のアルバートソンとの合併に合意したことを発表した。 正直なところ、驚いた。 「クローガー+アルバートソン」の衝撃 クローガーはアルバートソンを1 […]
10月18日(火)、横浜市保土ケ谷区に「イオン天王町ショッピングセンター」がグランドオープンした。その核店舗が「イオンスタイル天王町」である。老朽化した「イオン天王町店」がいったん閉鎖され、取り壊され、再建されて、イオンリテール㈱の最新テク […]
自信に満ち溢れた発言だった。成功を確信している語り口だった。イオン天王町ショッピングセンターのグランドオープンに際しての井出武美イオンリテール社長の記者会見である。 イオンは経済産業省が商業統計の中で定義する「総合スーパー」業態を「GMS」 […]
イオンリテール㈱の「イオン天王町ショッピングセンター」。核店舗「イオンスタイル天王町」と42の専門店で構成された箱型商業集積である。しかし総合スーパー「イオンスタイル」の衣食住は、最新フォーマットを追究し、オンラインテクノロジーを駆使し […]
イオンスタイル天王町。地上3階、地下1階(駐車場)の建物構造。3フロアに衣食住の直営売場とテナント42店を擁する箱型総合スーパーの最新モデルだ。国道16号線はじめ四方が道路に接面していて、好アクセス立地の2万㎡店舗である。 冷 […]
語り手 天池志光 ストアオペレーション部長 イオンリテール㈱が「データドリブン」に取り組んでいる。それを進めているのがシステム企画本部ストアオペレーション部の天池志光(あまいけゆきひこ)部長だ。データドリブン(Data Driven)とは、 […]
㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ 意外なことに、首都圏をドミナントエリアとして店舗展開する㈱ライフコーポレーションが1年半ぶりに神奈川県に出店した。2021年4月21日、川崎市に「ライフ溝口店」をオープンして以来のこと。横浜市への新規 […]
トップチェーンが挑戦した1000坪ハーフサイズフォーマット 本誌編集長 山本恭広 店舗数230店舗(2022年10月時点)、年商4826億円(2022年2月末)。日本最大のホームセンター企業である㈱カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)は1 […]
コロナ禍の反動消費、原材料やエネルギーコストの上昇、それによる食品値上げ、さらにウクライナ危機が追い打ちをかけた2022年度中間決算。上位企業の大半は過去最高実績を果たした。その理由はどこにあるのか。大手チェーン各社の上期決算、あるいは本決 […]
分配率(distribution ratio) 広辞苑には「分配」は「わけくばること。配分」とある。用例として「個々人が社会的法則に従って分けること。土地所有者は地代、資本家は利潤、労働者は労賃をというように、各人が生産にあずかった割合 […]
「ワークマンプラス」の快進撃は止まらない。「職人の店ワークマン」がポジショニング戦略によって突然、「ワークマンプラス」に変貌した。そのワークマンプラスはさらに「#ワークマン女子+WORKMAN Shoes」へと「加速の加速」を見せる。一方、 […]
商品は変わらなくとも、 売り方を変えれば、 売れ行きが変わる。 商品は絞り込んでも、 売り方を大きく変えれば、 売れ行きは大きく変わる。 商売は面白い。 商売は奥深い。 商売は不可思議だ。 ワークマンプラスは、 ワークマンの […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括