2024.11.22 (Fri)
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「♪一で万代 十で万代 百で万代 千で万代 万で万代百貨店♪」――1964年夏に始まって、関西圏を風靡したテレビCM。このコマーシャルソングのごとく、石鹸屋として一から始まった万代は、十・百・千のローカルチェーンへと成長し、スーパーマーケッ […]
顧客がニコニコしている。店員がニコニコしている。商品は良くて、安い。売場はピカピカしている。だからお客さんはドキドキわくわくする。働く人もみんなドキドキわくわくする。そんな店をつくれば、かならずうまくいく。あのピーター・ドラッカーが、小売業 […]
(株)商人舎代表取締役社長 結城義晴 加藤徹㈱万代代表取締役会長・CEO 大阪の㈱万代から関西の万代へ。 その次は? 西日本の万代? いや違う。 関西ダントツの万代――それが会長の加藤徹が描く万代の近未来像だ。副会長の山下和孝が抱く万代の […]
2016年5月1日、㈱万代にプロパー社員から初めて新社長が誕生した。在籍37年目の阿部秀行さん。営業一筋で「商売は楽しい」が口癖。万代百貨店時代 の対面販売を経験し、「売りの万代」のDNAを体現する。2016年5月10日(火)、朝7 […]
万代に入社したのは30歳だった。前の会社では営業を担当したが、自分には飛び込みセールスができない。営業には向いていないと考えて、万代に入った。最初は農産を担当した。その頃、万代は、皆、若かった。チーフはほとんどが10代だった。年下の社員から […]
下岡太市Profile 1978年入社2010年5月店舗運営部取締役2012年9月常務取締役2016年5月代表取締役副社長「日本一買い物に行きたい店舗」「日本一働きたい会社」。万代が掲げる二大ビジョン。阿部秀行社長の新体制と […]
万代が開発したネイバーフッド・ショッピングセンター「ミリオンタウン塚口」。2階はクリニックモールを導入。万代初の試みになる。 1階は核店舗が万代塚口店。ドラッグストアの「ココカラファイン」がテナントで入る。 万代塚口店の入口には、万代初の試 […]
多田店は半径1km内の設定商圏はさほど厚みはないが、高い地域シェアを確保する超繁盛店。 改装で主通路幅が30cm近く広がり、「開放感があって買いやすい」と顧客に好評。 農産売場の主要な部分は従来の配置を踏襲。現在の売上構成比は17.2%。マ […]
チェーンストアには、新店のなかで「絶対に失敗できない店舗」がある。旗艦店や競合対策などの重要な戦略を担う店だ。失敗が許されないから、指揮官にはエースが投入される。今年2月9日にオープンした万代塚口店(兵庫県尼崎市)がそうだ。率いるのは藤本誠 […]
万代は今、積極的に改装を進めている。大掛かりなリニューアルは10年が目安。今期も10店舗を予定する。改装のポイントは大きく2つある。1つは、鮮魚の対面売場の設置、もう1つが惣菜売場の拡張だ。この2つは商品戦略を反映したものに他ならない。万代 […]
今年4月9日にオープンした万代舟田店。駐車場は屋上に37台を確保。徒歩客が7割を占めるため、平日は問題ない。 恒例の「金曜朝市」は、農産売場も幟などで賑わい感を演出。従業員も品出しに追われる状態だ。 今年は豊作といわれる「佐藤錦」。「立ち売 […]
万代舟田店は2016年4月9日、33日間にわたる閉店期間を終えて全面改装オープンした。同店は今から13年前に道路の向かい側から増床移転した店舗で、大規模リニューアルは今回が初めてとなる。改装後の売上推移は好調で、5月度は前年同月比約106. […]
万代 組織編成図 万代の商品部を管掌するのは下岡太市代表取締役副社長。下岡副社長は店舗運営部も統括して、チェーンストアの営業の二つの機能のトップマネジメントの役割を担う。その商品部側の組織は大きく4つに分けられ、3人の取締役に […]
第2部 水産部 鮮魚に特化し関西ダントツ1番吉川英樹取締役水産・畜産部担当吉川英樹取締役は53歳。1981年に入社後、田島店、神路店の加工食品を担当し、対面販売を経験する。陳列ケースの間にブロックを置き、一段高いところから、「ハイどうぞ、3 […]
第3部 畜産部 こだわりの牛、豚、鶏のアウトパック化国内の指定産地で育成から加工まで一貫して行う松商品の「純吟鶏」。肉と魚は、食卓の両輪。とくに畜産は安定的な集客部門だ。畜産部のバイヤーは6名。牛、豚、かしわ、牛ミンチ、豚ミンチ、かしわミン […]
第4部 デリ・デイリー・グロサリー部 取引先との協業で進める2000位億円規模の開発と革新 黒田久徳取締役デリ・デイリー・グロサリー担当 万代の商品部で生鮮以外の商品群を統括するのが黒田久徳取締役。1981年入社。吉川英樹取締役と同期で、 […]
山口成樹取締役システム・物流担当万代が情報システムを整備しはじめたのは、1977年。当時、コンピュータ専門学校で学んでいた山口成樹取締役は、アルバイトとしてその仕事を手伝う。1978年、卒業と同時に20歳で万代に入社。当初、2年ほど店舗勤務 […]
5月1日に発足した万代の新体制で、コーポレート部門管掌という立場で指揮をとるのが不破栄副社長。営業全部門を管掌する下岡太市副社長の対極にあって、万代の組織を総合的に管理運営する役割を担う。営業が表の顔とすれば、コーポレートは裏の顔。営業が太 […]
2003年に本社のそばにつくられた渋川研修センター。万代の人材教育の砦だ。 「人事は人事すべからず」と「サブチーフアセスメント」による人づくり「万代方式」 人間力養成と風土づくり戦略を河野竜一取締役が語る人事部・総務部を管掌する河野竜一 […]
「人の力」を発揮するための店づくり「万代方式」 米倉真一郎取締役が開発基準を分析・整理する米倉真一郎取締役店舗開発部・新規事業担当万代の成長のカギを握るのが店舗開発である。売上げは店舗数に比例し、売場面積に比例する。万代はスピード感を […]
万代会長の加藤徹さんはかねてから明言している。「万代がいつからいい会社になったかといえば、それは組合ができてからです」。これは関西スーパーマーケット創業者の故北野祐次さんとまったく同じ発言だ。万代にその労働組合ができたのは、1997年の12 […]
万代は2007年に人事制度を変え、パートナー社員から正社員への登用制度を設けた。昇格を希望しないクルー社員を除けば、万代で「パートナー社員」と呼ぶパートタイマーは大きく6つの等級に分かれる。パートナー社員は実務認定、実技・筆記試験によってこ […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括