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月刊商人舎 2016年07月

 UAゼンセン万代ユニオン中央執行委員長・西城敏幸の20年 


「労働組合ができてからいい会社になった」

2016年07月11日

万代会長の加藤徹さんはかねてから明言している。「万代がいつからいい会社になったかといえば、それは組合ができてからです」。これは関西スーパーマーケット創業者の故北野祐次さんとまったく同じ発言だ。万代にその労働組合ができたのは、1997年の12月。ナショナルセンターはゼンセン同盟だった。それがUIゼンセン同盟に変わって、現在は世界最大の労働組合UAゼンセン。その流通部会に属する万代ユニオンは、関西最大の組合員数を誇る。中央執行委員長は西城敏幸さん。1978年入社。「組合ができたとき、最初は非専従の副委員長でした。だからチーフの仕事と兼任していたんですが、もう忙しくて大変でした。6カ月が経った頃、当時の委員長に相談して組合専従になったんです。そのころは加入活動がほとんどでしたね」「会社の商売の仕方が、対面販売から…




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