2025.07.04 (Fri)
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㈱商人舎 代表取締役社長 結城義晴 2017年12月12日(火)16時30分。ベルサール東京日本橋内会場で開かれたイオン㈱の中期経営計画説明会には、メディア、業界専門誌、アナリストなどが多数押し掛けた。岡田元也代表執行役社長は「イオングル […]
人手不足が成長の壁になりつつある。働き手の確保の難しさを経営課題に挙げる企業も増えた。しかし発想の転換や働き方の工夫で、今は働いていない人を労働市場に迎え入れたり、仕事をしている人々の生産性をもっと上げたりすることは可能ではないだろうか。労 […]
人間の、 人間による、 人間のための産業。 それが小売流通サービス業だ。 平成の年号が変わろうと、東京オリンピックが開かれようと、それが人間産業であることは、永遠に変わるものではない。AIが仕事を変えようと、IoTが広がろうと、ビッグデータ […]
2017年12月25日、東京日本橋にある一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)の会議室。毎年恒例の川野幸夫JSA会長の会見が開かれた。㈱ヤオコー会長。食生活における人間産業としての日本のスーパーマーケットが直面している課題を網羅し […]
第3部 デジタルシフトとマーケットプレイス出遅れたデジタル事業は考え方を完全に切り替えるウォルマートが今、必死に取り組んでいるのが、オンラインビジネスだが、イオンもそれは同様だ。「イオンは、デジタルでは相当、出遅れました。したがって第1に、 […]
2018年が始まった。平成も30年。だが、この年号は来年で幕を閉じる。そして新しい時代に入る。再来年の2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、東京はもしかしたら再び世界最高の都市の座につくかもしれない。そして新しい時代は間 […]
「必昨2017年9月25日の内閣府発表「月例経済報告」で、「いざなぎ景気を超えた可能性が高い」との認識が示された日本の景気回復。「いざなぎ景気」は高度経済成長時代の1965年(昭和40年)11月から1970年(昭和45年)7月までの57カ月 […]
第2部既存リアル店舗事業展開の革新食を取り巻く3つの環境変化は①消費者変化 ②脱NB ③デジタル化概要に対して、具体的な事業はどんな展開になるのか。「それぞれの事業については、第1にスーパーマーケット改革、第2にGMS改革、第3にデジタル改 […]
店舗研究Ⅲ 万代塚本店(大阪府淀川区)坪効率1000万円の98坪繁盛店郡津店が住宅立地の店舗であるのに対して、塚本店はJR東海道本線「塚本駅」から徒歩1分の駅前立地だ。売場面積98坪の超小型食品スーパーマーケットである。万代の150店舗 […]
売場257坪に9465SKUを詰め込んで「小型店の枠を超えた小型店」づくりに挑戦店舗入口すぐの位置では、高さを抑えた平台に旬の果物を陳列。季節感や鮮度、選ぶ楽しさを提供するとともに、売場の奥行きを見せる。㈱ライフコーポレーションは11月15 […]
サミットストア下馬店は「SM棟」と「総菜棟」の2棟。サミット㈱は全112店のうち、300坪以下の店舗を17店舗展開する。その中で3番目に小さいのが、世田谷区三宿通りに面するサミットストア下馬店だ。オープンは、2014年4月2日。総敷地面積は […]
(株)商人舎代表取締役社長 結城義晴 間違いなく、店舗の小型化は進む。都市部ではとくに小型店舗開発が主流になっていく。 理由は明確で、5つに整理される。 第1に、地球規模の都市化現象が挙げられる。つまり人口の都市集中という事象である。都市部 […]
250坪の郡津店と98坪の塚本店。日販にして605万円の郡津店と330万円の塚本店。年商にすると21億8000万円と10億1000万円。坪効率は865万円と1020万円。なんとも、商売の原点を教えてくれる両店である。しかしこの小型繁盛店に、 […]
大きな町には小さな店を、小さな町には大きな店を。フランスの学者ルネ・ユーリックの原理。大きな町にはセブン-イレブン。小さな町にはウォルマート。イオンの岡田卓也は言い換えた。アメリカも日本も中国も、世界中が都市集中化現象をきたす。人々が都心を […]
16時からの夕市。お客がその時間を待ちわびて多数押し掛ける。㈱万代は今年11月に「150店舗記念セール」を開催した。ただし万代は2013年にすでに総店舗数150店の節目を達成している。しかしその後、実は150店舗前後を行ったり来たりしていた […]
2017年11月7日、八百幸成城店の登場。またぞろ、都心型スモール・スーパーマーケットの論議が沸騰してきた。もともとスーパーマーケットは小型だった。しかし1979年、大規模小売店舗法の第二次規制強化が始まると、規制逃れのご都合主義的な「アン […]
厚いドミナントエリアをさらに厚くする小型店戦略。堂島大橋店は、その戦略を象徴する店舗である。ライフは首都圏でも関西圏でも、物件獲得競争で最後まで競って、かなり不動産投資コストが高くても出店を決める。競合各社のトップたちは半ばあきらめ顔で述懐 […]
「YAOKO」ではなくて、「八百幸」。それが日本有数の高級住宅地・成城に出現。このアンバランスさが、この店の真骨頂だ。そして想像するに、㈱ヤオコー代表取締役の川野幸夫会長は誰よりも、晴れがましくも、うれしかったに違いない。2017年11月7 […]
第3部 Concept・戦略・Leadership 都心部ブルーオーシャンは「小型店しかありません」 結城 出店についてはどんな考え方ですか。竹野 結果が出てきた今が、攻め時だろうと思っています。だから、半年前に積極出店に大きく舵を切り、 […]
第2部 店舗・商品・サービス・信頼 「1000坪店舗は今後二度とつくらない」 竹野 私は「1000坪の店舗は今後、二度とつくらない」と社内で明言しています。なぜなら昨年も一昨年もそうですが、われわれの商圏の中には1年間で、競合店が平均で […]
11月6日、㈱ヤオコーが新規開発した「八百幸成城店」。小田急小田原線「成城学園前」駅の周辺には東京23区でも有数の高級住宅地が広がる。その住宅地を抜け、低層マンションが建ち始めるその境目ともいえるポイントに、八百幸成城店は立地する。 店舗 […]
竹野浩樹(たけの・ひろき)Profile1965年、東京都生まれ。1989年、慶應義塾大学法学部を卒業後、住友商事に入社。1年目でサミットの経営幹部会に参加。4年目にドラッグストア「トモズ」の立ち上げに携わる。ニューヨーク駐在、マミーマート […]
Ⅳ.販売促進を語る 来店頻度を上げる「究極のハイ&ロー」万代では毎週土曜日の営業会議で、曜日・週間で何を売るかを決めます。決めた商品は皆でしっかり売ろうというやり方。店ごとの工夫や商品の売り込みもあるだろうけど、あまり難しいことはやらせ […]
阿部秀行(あべ・ひでゆき)Profile1961年生まれ。1980年3月14日、㈱万代入社、2010年5月、取締役農産部担当、2012年9月、常務取締役商品部門管掌を経て、2016年5月、代表取締役社長に就任。㈱万代は関西圏のスーパーマーケ […]
イオンリテール㈱では2016年9月から、店舗ごとに「マーケティングマネジャー」という職位を設けた。ホールフーズが店舗ごとにマーケティング担当を設けて地域コミュニティへの対応やプロモーション、コミュニケーションの機能を担当させて、その充実を図 […]
トリガーは2003年度に弾かれた。小泉純一郎首相の「ビジット・ジャパン・キャンペーン」である。小泉は「観光立国懇談会」を発足させて、当時、年間約500万人だった訪日外国人を1000万人に倍増させるキャンペーンをスタートさせた。その後、200 […]
「文化のために経営を合理化せよ」倉本長治「商売十訓」の第九訓。つまりは文化性と経済性を両立させよ。ピーター・ドラッカーは言う。「過去を捨てなければ、明日をつくることは出来ない」「集中するための原則は、生産的でなくなった過去のものを捨てること […]
㈱プラネット執行役員イノベーション推進室長 今村佳嗣(いまむら よしつぐ) アジア6カ国の訪日外国人を対象にした買物・飲食行動と意識について、㈱プラネットと㈱ジャパン・インフォレックスが、共同でアンケート調査を実施した。この調 […]
店内には「Tax Free」「免税」のサインが大きく掲示されている。マツモトキヨシの外国人観光客特化型1号店として、2015年3月10日にオープンしたのが、「有楽町イトシアプラザ店」だ。JR有楽町駅と東京メトロ銀座駅から至近の複合商業施設「 […]
㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ イオンリテール㈱は2017年3月6日、機構改革を行った。その中の一つに、営業推進本部組織の変更がある。営業推進本部には新設されたオムニチャネル企画部をはじめ、ストアオペレーション部、IT物流サポート部 […]
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