2025.10.24 (Fri)
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セブン-イレブン加盟店を含む国内・海外売上高は11兆円超 セブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)の2018年2月期決算は、営業収益が2兆9101億8200万円(前年同期比1.1%増)、営業利益は3243億2700万円(同 […]
イオン/セブン&アイ/ユニー・ファミマVSウォルマート。総合スーパーや食品スーパーマーケット、コンビニエンスストア、場合によっては百貨店など多数の業態を複合的に展開する総合チェーンストアをくくった。それを「コングロマリットチェーン」と名付け […]
「売上げはすべてを癒す」――ダイエー創業者の故中内㓛さんの言葉だという説があるし、米国の実業家マーク・キューバンも“Sales Cures All”と言っている。これを唯一の指標にするのもよろしい。ただし、売上至上主義に陥ってしまう危険性が […]
グロサラント・エンジニアリング阪急オアシス キッチン&マーケット【今後の業界に影響を及ぼすインパクト度 80点】5月中旬の平日の昼頃、流通専門誌で話題沸騰のルクア大阪(2018年4月1日開店)にある阪急オアシスの店を見た。気の早い業界人が […]
三越伊勢丹HDは1兆円スケールもブランド立て直し急務㈱三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)の2018年3月期の業績は、売上高が1兆2688億6500万円で、前年同期比1.2%の増収であった。営業利益は244億1300万円 […]
“amazon go”の衝撃は想像を絶するものがある。“No Lines, No Checkout. No Seriously. Welcome to amazon go”。これが「レジレス化」という言葉を生んだ。そしてさまざまな試みが、そ […]
イノベーションは僻地より起こる。日本小売りサービス業の変革は九州から始まる。ファミリーレストランではロイヤルホスト、家電チェーンではベスト電器が突破口を開いた。ドラッグストアではコスモス薬品、そしてディスカウントストアではトライアルカンパニ […]
福岡のトライアルグループが開発したキャッシュレスでレジレスのスマートストア「スーパーセンタートライアルアイランドシティ店」が話題を独占している。2018年2月14日(水)開店から2カ月余りが過ぎても、小売り見学者は後を絶たない。その開発の指 […]
月刊コンビニ編集委員 梅澤聡 日本の経済界全体で、生産性の向上が叫ばれている。コンビニエンスストアでも、売上げを上げるか、コストを下げるかが問題になっている。ただ、その前段階として、コンビニ店舗では人手不足が解消されていない。24時間で店を […]
セルフサービスは、ベターサービスである。無駄な接客や人的な説明がないことが、むしろ、より良いサービスとなる。1916年のアメリカ。セルフサービス方式は、クラレンス・サンダースによって誕生した。「ピグリー・ウィグリー」という店だった。何かを削 […]
アメリカや中国で実用化が進んでいるのに比べて、日本の小売業界では「レジレス化」の実証実験への取り組みが始まった段階である。周回遅れの観は否めない。しかしそれでも、気は焦りつつ、足は進まず。マラソンで言えば35キロ地点で、先行集団に引き離され […]
トライアルグループがキャッシュレスとレジレスの一つのカタチとしてつくり上げたスマートストア「スーパーセンタートライアルアイランドシティ店」。出店場所のアイランドシティは福岡市の博多湾北東部に造成された人工島だ。島の東部は「まちづくりエリア」 […]
スマートレジカートは、たとえば、「かっぱえびせん」をスキャニング(購入)すると、おすすめワインのプロモーションが瞬時に表示される。関連づける商品の企画は、一つは販促チームがメーカーと商談のうえで決定する。もう一つは、Amazon.comが行 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 客として、待たされるのが、私は大嫌いだ。もちろんセルフサービス店舗のチェックスタンドでの話。そのうえ、セルフサッカーも大嫌いだ。いちいち購買した商品を自分で包むのが面倒だ。個人生活レベルになると私は、ひどく […]
前編からの続き中国人250人と日本人50人のIT技術者がトライアルの自前主義を支える結城 西川さんはIT部門を統括する子会社の㈱ティー・アール・イーの社長も兼任されていますが、そうしたIT系の開発スタッフは中国にいるのですか。西川 中国と日 […]
㈱エレガント・ソサエティ代表取締役社長 若林哲史 Prologue amazon goの衝撃今年初めに一般公開されたレジレス店舗「amazon go」の熱が世界に伝搬する。この先鋭的な試みは、CEOジェフ・ベゾスのDay1の考え方をベースに […]
「キチマはまさに一日にしてならず、です。私自身は、17年間の集大成と考えていますし、全従業員の成果が実ったと感じています」。㈱阪急オアシスの千野和利顧問は開口一番、こう言った。 大阪駅の商業施設ルクア地下2階に4月1日に誕生したフードホール […]
2018年の今、「阪急オアシス」と言えば、千野和利さんそのものだ。トップの人格が会社に表れる。小売業やサービス業では、それは店に表れる。だから阪急オアシスは「阪急」という冠がつくものの、千野和利の人格がすべて表現された作品である。私はそう思 […]
あらゆる業種業態が「食」に活路を求める競争時代――それが欧米や日本の先進的成熟社会である。しかしここでいう「食」とはグロサリーではない。生鮮素材であり、それを調理加工した惣菜である。さらにそれらを食べさせるグロサラントである。つまりコンビニ […]
Gourmet Cornerゾーン 「グルメコーナー」とネーミングされたゾーンは、だしや調味料、日本酒・焼酎、コーヒーや菓子などグロサリー5800SKUで構成されている。しかしレジ前の日配商品は500SKUと絞った。この売場は、ナショ […]
Fresh Gardenゾーン 生鮮3部門で構成されるのが「フレッシュガーデン」だ。ほかのゾーンとの連動、レストラン機能との連携によって、「生鮮3部門クライシス」脱却の突破口となっている。青果売場には三つの柱がある。一つは「サラダバー」 […]
㈱リテイル・エンジニアリング・アソシエイツ代表 鈴木哲男 結論じみたことをあえて言わせてもらえば、今後、生鮮3部門の売上高は落ちる。売上高は落ちるが、しかし、営業利益は上がる可能性がある。生鮮3部門を取り巻く業界の事情は、3つ挙げられる。1 […]
㈱日本フードサービス代表取締役 林廣美 私は20年も前から、これからのスーパーマーケットは「惣菜的発想による店づくり」が必要だと提唱してきた。ようやく惣菜部門が生鮮4品として認められ始めたころである。それから惣菜は大きく伸びたが、「惣菜的発 […]
第2部|消費喚起提案編 水産資源を守るために何をすべきか奥田 少し視点は変わりますが、もう一つの問題は漁業就労者の減少です。その大きな理由は年収の低さです。2015年の個人漁業経営者の平均年収はわずか282万1000円です。戸板1枚で […]
2018年4月1日(日)、今年最大の話題店舗となるであろう㈱阪急オアシスの「キッチン&マーケット」がオープンした。場所は、JR西日本SC開発㈱が運営するファッションビル「LUCUA Osaka(ルクア大阪)」の地下2階。同日にグ […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 スーパーマーケットは生鮮食品が生命線を握る業態だ。これに異論をはさむ者はいない。総合スーパーも本来、食品フロアはスーパーマーケット業態そのもので、食品の販売構成比が過半を超え、食品頼みになってくると、「生命 […]
新しいこと。新鮮なこと、鮮度があること。腐りやすいもの、Perishables。新しいだけでも価値がある。新しさが提供できれば喜ばれる。農民・漁民も商人も立派な生業(なりわい)となる。それが新鮮な生鮮食品だ。鮮度ある青果だ、鮮魚だ、精肉だ。 […]
生鮮食品マーチャンダイジングのなかで、鮮魚部門のそれがとくに低迷している。㈱奥田フレッシュ・フード奥田則明代表取締役は、ダイエーの腕利きバイヤー時代からトップコンサルタントとして活躍する現在まで、世界の水産業を見続け、日本のInnovati […]
Merca ゾーン メルカゾーンはイタリア食材をテーマにしている。イタリア人が飲むもの、食べるものを一通り集積した。ゾーンの入口には高さ2.6mのチョコレートタワーがそびえる。このタワーに象徴される「チョコレートファクトリー」は、イタリ […]
外部食研究家/月刊コンビニ編集委員 梅澤聡 アメリカの小売業トップはウォルマート・スーパーセンターの総合スーパーである。イギリスはテスコのスーパーマーケット、ドイツはアルディのボックスストア。そして日本はセブン-イレブンのコンビニエンススト […]
自前のRETAIL-DX
’25アメリカの歩き方
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「居抜き」の是非
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