2025.04.17 (Thu)
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ワインの消費量は増えている。日本人成人の1人当りの消費量は1990年代には1本台だったが、近年は4本を超えたと推計されている。酒類全体の消費量が落ち込む中、ワインは年々その消費量を増やしている。過去10年間の酒類消費量のトレンドを見てみると […]
零戦化現象。堺屋太一が『凄い時代』で指摘した。戦前の日本技術の粋を集めた零式艦上戦闘機。それがもたらした現象と概念。速度は速い。運動性能は高い。航続距離は長い。だから空中戦で抜群の能力を発揮した。ただし、零戦を乗りこなすには、1000時間以 […]
マーケット・データ (国税庁課税部酒税課「平成27年3月-酒のしおり」より) 資料① 成人1人当りの酒類消費数量の推移 成人1人当りの酒類消費数量は平成4年度の101.8Lをピークとして減少。平成25年度には82.8Lとピーク時の8 […]
酒類部門の卸売りでは国内トップの売上高を誇る国分グループ本社㈱。2015年度の売上高1兆6382億2000万円のうち7151億1800万円(43.6%)を酒類が占める。国内の酒類市場は約3兆5000億円といわれている。高齢化や人口減の影響で […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴小売業は人間産業であると同時に、工学産業、すなわちエンジニアリング産業である。とりわけ、ハードウェアが伴う店舗づくりを筆頭に物流システム、情報システムなどは、真正面からインダストリアル・エンジニアリングの対象 […]
■ 変形レイアウトとは何か ■ 「変形レイアウト」が再び脚光を浴びている。流通専門誌で取り上げられる店舗ルポにも数多く登場し、某専門誌のベスト・ストア・オブ・ザ・イヤーの上位にそれらしい店舗を見かけるようになった。かつては、毎年のように […]
店は客のためにあり、店員とともに栄え、店主とともに滅びる。〈倉本長治〉この三行の言葉には、すべてに「店」の文字が使われる。それだけ「店」は抜きがたい存在である。商人はずっと店をつくってきた。店をつくるのが商人の仕事だった。店をより良くするの […]
エントランスの風防室で季節の果物を展開。 出入口には入口専用、出口専用の表示がされ、ワンウェイコントロール。 ただし、どちらからでも出入りはできる。 店舗左翼の青果部門「鮮Do!お野菜市場」。全国1200の契約農家から採れたて […]
生鮮3品、菓子、グロサリー 市場感を演出しつつ空間見通しをどう作りあげたか 地下1階へは道路側の左翼入口からエスカレーターで降りるが、エスカレーターを半分ほど下ると、前面に間口の広い青果売場を中心に地階売場の半分ほどが視界に入ってくる。 […]
特殊立地の2層式・3カ所入口構造をどうストアレイアウトしたのか?! 2015年12月5日、㈱ライフコーポレーションが首都圏で初となるセントラルスクエア・フォーマットを出店した。すぐに超のつく話題の店舗となり、年が明けてもいまだ視察者の絶 […]
コンコースや通路は絶対にまっすぐ。曲げると、コストがかかる。見にくい、歩きにくい。レイアウトはコの字型。あるいは逆L字型。そしてショートタイムショッピング。例外は断じて認めない――もちろん、この考え方を否定するつもりはない。そんな店舗戦略も […]
スーパーマーケットを中心に変わらぬ原則を整理し、最新トレンドを分析・提案するアイダスグループの鈴木國朗代表。売場づくりとマーチャンダイジングの視点で問題提起。プログレスデザインの西川隆代表。現代のスーパーマーケットづくりの第一人者。結城義晴 […]
ステップⅢ スケッチを描いて売場の実際を「見える化」する ステップⅢに入ると、いよいよストアデザインチームが忙しくなる。イメージがわかるように、各売場の図面に海外で撮ってきた売場の写真を貼り、より具体的な図 […]
㈱ライフコーポレーションが2015年9月11日にオープンさせた品川御殿山店は、都市型の小型プロトタイプ店という位置づけだ。店舗サイズは250坪。場所は品川区IR大崎駅から徒歩5分ほどの三井不動産による再開発エリア「パークシティ大崎」の商業施 […]
スーパーマーケット1 500坪型の店舗だが、青果売場を抜けた先にある鮮魚売場はコーナーを斜めに切り、入口に入った顧客の視点が止まる「受け」を作った。一方、お客の目線か ら完全に外れる店舗右サイドの導入部に地場野菜コーナーを設置。さら […]
㈱ケノス代表取締役 小林清泰業界で注目を集めているスーパーマーケット店舗をいくつか、時間帯を変えて訪問してみた。 「ライフセントラルスクエア押上駅前店」へは、平日午後9時過ぎに訪れた。2フ ロア構成である。共働きと見受けられる若年カップルや […]
2015年11月18日にオープンした阪急オアシス箕面船場店は、㈱阪食の「高質食品専門館」づくりの集大成であるとともに、新たな挑戦を盛り込んだ話題の店舗だ。高いスケルトンの天井、木目調の床、ホールフーズを彷彿させる青果売場など、日本のスーパー […]
ステップⅡ コンテンツコーナーの見せ方、売り方を具現化する ステップⅡからは、かなり具体的な設計が行われる。MDチームはまず、「ベーシック商品」と社内的に「差別化商品」と呼んでいるアイテム群とのバランスを検討 […]
2014年10月にオープンした「鮮Do! エブリイ海田店」は、『ダイヤモンド・チェーンストア』誌が選ぶ「第28回ストア・オブ・ザ・イヤー2015」の店舗部門で1位を受賞した。その店づくり に対しては、専門家による評価も極めて高く、この1年あ […]
開口部の広さ、高いスケルトン天井、ウッディな床。入った瞬間、快適さを感じる売場空間だ。青果売場の壁を伸ばすことで、入口からレジコーナーを隠したが、レイアウト上は客動線を右に回りこませることに苦労した。初めて配管を非塗装にした。約400万円の […]
青果部門と地産地消コーナー 結城 今、青果売場に平台を配置する売り方が主流ですが、昔の関西スーパーや今のツルヤがやっているような両サイドに多段ケースを置くだけという直線的なレイアウトがあります。西川 ツルヤの売場を見て、ああ、こんな考え方も […]
特集のはじめに東京オリンピック・パラリンピック開催の2020年までに、日本国内の小売流通業の大勢は決する。この5年が勝負のとき。その2020年には、電子決済取扱高が個人消費支出総額の3割を占めることになる。硬貨や紙幣などでの現金決済が7割に […]
会社は人が集うところ。店は人が群がるところ。売場も人が寄ってくるところ。2016年をとおして、会社も店も売場も、人々が好んで集まるところとなりたい。 金を残すは下なり、 事業を残すは中なり、 そして人を残すは上なり。(後藤新平)そのた […]
「キャッシュレス」時代は急速に進行する。2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは海外からどっと人々が訪れる。それに向けて、日本の電子決済市場は、さらに飛躍的に膨張する。ポストペイのクレジットカード、ジャストペイのデビットカード、プリ […]
2015年が終わり、2016年が始まった。2010年代後半の5年間は、おそらくアッという間に過ぎていくに違いない。来2017年4月の10%への消費増税、そして2020年の東京オリンピック。だからこれからの5年間は、光陰矢の如し。2015年を […]
「それを超えるもの・その向こう」こうして大手流通グループは色分けされてきたが、Beyond(ビヨンド)の動きにも目が離せない。Beyondとは「それを超えるもの・その向こう」という意味。図③を見てほしい。すでにこれだけの企業が電子マネーを発 […]
経営評論家 保科 篤 電子的なデータをやり取りすることで決済を行うサービスである電子マネー。レジなどにある決済用端末にカードを通したり、かざしたりするだけで支払いが済む。小銭を持ち歩いた […]
マツヤスーパーは生鮮の鮮度と価格を強みにする。ポイントカードやクレジットカードを導入せず、商品力で支持を高める姿勢を貫いてきた。イオンのWAON、セブン&アイ・ホールディングスのnanaco。電子マネーとポイントカードの融合によって […]
2014年の電子マネー市場規模は決済金額で4兆140億円(平成27年版情報通信白書)。この5年間で2.5倍にも成長した。その決済金額で47%のシェアを誇るのが、イオンの電子マネー「WAON」だ。2007年4月25日会員募集開始、4月27日サ […]
WAONが決済金額で1位なら、今、電子マネー年間利用件数の成長が著しいのが、㈱セブン・カードサービスが発行するnanacoだ。2015年は10月段階で利用件数は早くも12億1640万件と、前年同期比124.4%の高い伸びを示す。セブン&アイ […]
It’s Lifestyle SC Age!!
「あうん」の営業企画
本気の52週MD
2030Vision
オーケー上陸!!「東大阪の陣」
会社は誰のためにあるのか?