2025.07.07 (Mon)
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僕は現在、企業システムを「やすく、はやく、やわらかく」構築する技術を提供する会社を営んでいるが、ダイエー出身者である。1992年に千葉県のダイエー津田沼店のグロッサリー担当として入社し、千葉店マネージャーを経たあと、 本社の新MD […]
経営評論家 保科 篤国内のプライベートブランド(PB)市場は3兆円を超え、生活者の間に完全に定 着している。小売業はPBを利益商材と位置づけるが、かつてPBは「安さ」を訴えるものが多く、商品企画や「川上」に踏み込んだものは少なかった。だが今 […]
創立以来44期を迎えたCGCグループ。全国の中堅・中小スーパーマーケットが結集し、コーペラティブ・チェーン(協業組織)として活動する。 2016年4月1日現在、加盟企業は219社、総店舗数3930店。その総年商は4兆3380億円と、4兆 […]
――㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴――現代の商品問題論議は必ず、コモディティ化現象から始まる。アメリカやヨーロッパ、そして日本でも、消費産業の成長と発展、生産とマーケティング技術の進化の結果として、コモディティ化現象が起こってくるからだ。 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴はじめに言葉ありき。言葉は神とともにあり。言葉はすなわち神なりき。まず、その言葉の問題。日本では一般に「プライベートブランド」と呼ばれ、「PB」と略される。日本経済新聞は「自主企画商品」とカッコ書きを入れたう […]
第2章...........................................「工場なきメーカー」ダイエーの挫折第二次世界大戦後、日本の流通は欧米を手本にキャッチアップ型発展を遂げた。ダイエーも例外ではなかった。中内㓛はロンド […]
店頭に増えてきたプライベートブランド(PB)商品。消費者がどう活用しているのか、どんな印象を持っているのかをWEBアンケートで調査した。調査は選択式と記述式を合わせて全15項目。意外な事実も浮かびあがった。 ●調査方法 1.調査対 […]
責任とは、引き受けて、なすべき任務である。当然、負わなければならない義務、となる場合もある。しかしこの責任は、自由があるから生まれる。逆に自由を求めれば、責任が伴う。そして、責任が生まれたら、任務や義務が明確になる。自由、責任、義務のトライ […]
第3章......................................日本型PB改革の旗手 セブン‐イレブン・ジャパン 日本の小売業態の発展は欧米とは大きく異なる点がある。食品系の場合、欧米ではスーパーマーケット、それが一回りも […]
「プライベートブランド」が通り相場。小売業の自主企画ブランド。しかし「ストアブランド」のネーミングも使って、それらに特別な意味づけをしたり、しなかったり。アメリカでは「プライベートレーベル」という。つまり「ラベル」。名は体を表す。だからラベ […]
ニチリウグループ(日本流通産業)のPB「くらしモア」は、2016年2月期で722億円の売上高(開発価格-下代ベース)を計上した。前年比103.7%。この数値だけ見れば、ほぼ順調な推移である。 昨年の総合スーパーとスーパーマーケ […]
Q1. セブンプレミアムの過去5カ年売上げ推移とアイテム数推移 A1.以下の通りです。 12年2月期 4200億円(1500アイテム) 13年2月期 4900億円(1920アイテム) 14年2月期 6700億円(2400アイテム) 15年2 […]
マークス&スペンサー、ダイエー、セブン-イレブン・ジャパンの歴史に学ぶ 2014年11月に発刊された法政大学教授(当時)矢作敏行編著『デュアル・ブランド戦略』(有斐閣刊)は、ナショナルブランドとプライベートブランド (PB)が併存す […]
サミット㈱はこの3カ年で既存店40店舗を改装した。東京都80店、神奈川県15店、埼玉県14店、千葉県4店の計113店舗(1月20日時点)を展開するサミットだから、そのうちの約3割強を集中的にリニューアルしたことになる。その結果、ハードウェア […]
店に元気を出そう。 店で元気を売ろう。それがあなたの仕事です。それがあなたの役目です。しかし、元気とともに、私たちはいつも勇気をもって仕事に臨まねばならない。変えられるものを変えること。変えられないものを受け入れること。それらを見分けること […]
㈱ライフコーポレーションが2015年3月からスタートさせた「第5次中期3カ年計画」。初年度を終え、2016年2月期の業績予想は約6300億円。伸 び率7.5%と、順調な滑り出しを見せている。「新15の改革」と名付けられた「3つの風土改革」「 […]
第1部 店舗活性化の誤解を正す今、第2次改装ブームといっても良いくらい、各企業(店)では、積極的に既存店の見直しが行われている。ちなみに第1次はバブルが弾けた20年ほど前だった。ゴンドラ、ケース内の商品入れ替えを別にして、数千万円~数億円 […]
イオンリテール・イトーヨーカ堂・ユニーのマーケティング志向とフィナンシャル志向経営評論家 保科 篤 大手総合スーパー各社が新規出店を中心とする規模拡大投資から、人口動態や顧客ニーズの変化をきめ細かく取り込む改装投資に軸足を移し始めた。衣料品 […]
「元気を出そうよ。それがあなたの仕事です」――そうは言っても、店が元気でなければ、働く人も元気は出しにくい。お客さまにも、元気は伝わりにくい。だから店舗を元気にしなければならない。そのアプローチ方法は三つ。第1がハードウェアの改革、第2がソ […]
第2部 最新・店舗活性化メソッドを教授する 目的は何かを明確にする(コストと時間を有効活用するため) 店舗活性化(あるいは改装)の打合せや作業を進めていくうちに、その目的をつい、忘れることがある。内装・外装の模様替えなのか、競合店対策とし […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴2015年初頭の小売業の六重苦は2016年も続く。市場縮小、競争激化。そして人手不足。さらに原料費高騰。建設費上昇。光熱費の上昇。そのうえ現在は来年4月の消費増税の不安感。特に人が集まりにくい。建設費 […]
なぜ、既存店活性化のために作業システムを再構築するのか。一つは適正なマンアワーで店舗運営を行って、生産性を高めるためであり、もう一つは、その高まった生産性を活かして競争力の強い店舗を作るためである。今、多くの小売業が人手不足を嘆く。だから従 […]
ハード改革 入口の開放感とイートインスペースソフト刷新 鮮魚と惣菜を強化 2004年3月開店以来の大改装となった西小岩店はNSCの核店舗で売場面積1921㎡(581坪)。年商30億円の地域一番店だが、競合店出店を控えて最新MDが導入 […]
スーパーマーケットもコンビニエンスストアもワインを売る。総合ス―パーも百貨店も、ディスカウントストアも、そしてドラッグストアやホームセンターですら、ワインを販売する。もちろん酒類専門店はそのスペシャリストだ。なぜ、ワイン販売が多業態化するの […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 なぜ、ワインが戦略的カテゴリーなのか 商品を問題にするとき、何をおいても前提にしなければならないのがコモディティ化現象である。現代マーチャンダイジングの最大課題だと捉えるべき現象だ。製造業、生産地の、場合に […]
Total Wine & Moreは、非上場のファミリービジネスながら、アメリカ最大のリカー・リテーラーだ。2006年には金融情報サイト「マーケット・ウォッチ」の年間最優秀小売業、2008年には「Beverage Dynamics」 […]
イオン御嶽山駅前店がオープンしたのは2015年の12月11日。3カ月が経過し、売上げ目標の130%をクリアする好調な滑り出しを見せている。 イオンリカーが委託運営しているのは2階に設けられたイオンリカーショップとバル。「買物だ […]
イオングループのワインを手掛けるのがイオンリカー㈱だ。イオンリテールが GMS改革で進めた「専門店化」事業としてスタートし、3年前の2013年3月1日に分社化された。現在、それは「ユニット化」と称されて、GMS改革の切り札的戦略となっている […]
大阪・梅田地区の中心部では、半径200mほどの狭いエリアに4店舗の百貨店が建ち並ぶ。各店舗の地下食品売場、いわゆるデパ地下にはそれぞれワイ ンコーナーが設けられている。それらのうち、大勢の買物客でひときわ賑わっているのが、阪神梅田本店地下1 […]
2015年7月17日にオープンしたスーパーマーケット「アルプラ フーズマーケット大河端(おこばた)」(以下、アルプラ大河端)は、平和堂の金沢市内2号店である。1号店のアル・プラザ金沢以来、22年ぶりの金沢への出店で、その店づくりのとんがりは […]
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