2024.11.25 (Mon)
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㈱ロピアが中部圏に意欲的な新店をオープンさせた。750坪級のモレラ岐阜店である。2022決算では日本小売業ランキング52位に躍進してきた。1年間に400億円を積み上げて、スーパーマーケットでも19位に入り込んできた。その飛躍の原動力は関西圏 […]
We Sell What We Cook, And, We Cook What We Sell. 私たちは調理するものを売る。 そして私たちは売るものを調理する。 あのイータリーの合言葉。 ウェグマンズもホールフーズも、 ヤオコーもライフも […]
2022年2月期売上高2469億円。前年比119.2%。㈱ロピア・ホールディングスである。本誌・特別企画「ポストコロナ決算」の日本小売業ランキングでは昨2021年の60位から、今年は53位に上がってきた。スーパーマーケットの売上高順位では、 […]
5月26日(木)、岐阜県本巣市三橋は早朝から雨模様で、時折激しく降った。㈱中部ロピアが手掛ける1号店「ロピアモレラ岐阜店」オープンの日である。 開業2時間前の8時ごろには、雨はいったん小休止となり、若い顧客が駐車場スペースに設けられた待機ゾ […]
開店前準備 5月26日、オープン2時間前の朝8時、ロピアモレラ岐阜のスタッフ全員と応援スタッフが一堂に会して朝礼。「ロピアで始まる新しい食生活」のポスターがロピアからのメッセージだ。 朝礼が終わると部門ごとに分かれて、それぞれの売場でオ […]
「点から線へ、そして線から面へ」――。 ㈱ロピアホールディングスの出店戦略が、日本列島の大都市圏を視野に入れた面段階に入ってきた。 ららぽーとTOKYO-BAYの爆発 1971年に肉の宝屋藤沢店として神奈川県に創業し、精肉専門店を主力 […]
語る人 林廣美 [日本フードサービス専門学院学院長] 40年間、第一線でスーパーマーケットを指導してきた日本フードサービス専門学院の林廣美学院長が、「惣菜の危機」を訴えている。今、惣菜部門の売上げは増えるばかり。だから惣菜を品揃えに加えない […]
『惣菜の教科書』は1994年5月発刊の㈱商業界食品商業誌の別冊号だった。著者はもちろん林廣美先生。編集長は、不肖結城義晴。全篇、林廣美&結城義晴の文章で綴られている。 林廣美、当時57歳、結城義晴、42歳。 巻頭の辞のタイトルは「惣菜・デリ […]
全体分析編 2021年度決算順位から読み取れるもの 「本決算」は過去1年間の企業活動の結果を示すものである。日本の小売業の決算期は圧倒的に2月と3月が多いが、4月上旬から5月上旬にかけて毎年、その決算結果が一斉に公開される。 本特集はそ […]
2022年2月期3月期決算では、新しい会計基準を採用する企業が増えた。 「収益認識に関する会計基準」である。 2022ランキング表では、16位のバローホールディングス、31位のエイチ・ツー・オーリテイリング、その連結子会社の49位関西フード […]
アメリカの商業センサスでは、「デパートメントストア」の中に、さらに「デパートメントストア(ディスカウントを除く)」と「ディスカウントデパートメントストア」とが分類されている。前者がメイシーズであり、後者がシアーズやJCペニーだった。後者はい […]
2022決算は「スーパーマーケット時代」の到来を明らかにした。つまりコロナ禍によって、スーパーマーケット業態が主役となる時代がやってきたのだ。 日本の小売業の歴史を振り返ると、時代の変遷と主役業態の転換が鮮明である。 明治維新以降、国家の近 […]
「再成長と種まき」――この2つの言葉がコンビニ各社の決算発表のコメントや説明資料に見られた。コロナ禍の2020年、2021年を通じて、加速化したデジタル技術の導入環境が整った。また生活者の購買行動の変化が進んだ。それらが従来型のコンビニの店 […]
ドラッグストア *ツルハホールディングス、コスモス薬品、富士薬品、クリエイトSDホールディングスは2020年度の数値 1位ウエルシアホールディングス㈱が1兆円を達成し、2位㈱ツルハホールディングスも1兆円間近だ。3位は㈱マツモトキヨシホ […]
営業利益(Operating income) 損益計算書(PL)は上から売上高、売上原価、売上総利益(粗利益)、販売費・一般管理費(経費)と並んでいて、その次に営業利益が出てくる。つまり売上高から売上原価を引いたものが売上総利益で、その […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括