2024.11.23 (Sat)
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今、日本でポップアップストアを最も積極的に展開しているのがイケア・ジャパン㈱(千葉県船橋市、ペトラ・ファーレ社長)だろう。2021年に1カ所目をスタートさせた。2022年には3カ所、2023年は9カ所と急拡大中だ。2023年 […]
北関東中心に大型ホームセンター17店舗を展開する㈱ジョイフル本田(茨城県土浦市、平山育夫社長)がポップアップストアを出店した。店名は「JOYFUL Petit(ジョイフル プチ)」。売場面積37坪という期間限定の小型店舗で新しい顧客の獲得を […]
2024年2月期・3月期決算の企業の上半期動向をまとめた。ゴールデンウィーク明けの5月8日、「新型インフルエンザ等感染症」は「5類感染症」から「2類感染症」に引き下げられた。ご存じのように、行動抑制が解かれた生活者は街にあふれ、消費が弾けた […]
2 スーパーマーケット編 14社中増収増益は12社! 2024年2月・3月期の中間決算を終えたスーパーマーケット14社。上場チェ―ン13社と非上場のサミットの実績を「ズバリ評価」する。 ■スーパーマーケットの上半期決算 増収増益は1 […]
3 コンビニエンスストア編 既存店強化で増収増益! セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3チェーンは今年8月末時点で、全国に5万2585店を配する。店舗数は前年同期比で65店舗増に留まった。その全店舗の売上高は […]
本誌編集長 山本恭広 「新しいマーケットプレイスをつくる」 ㈱ヤオコーが策定した第10次3カ年中期経営計画は今期、最終年度を迎えている。その最終年度のテーマが「新しいマーケットプレイス」だ。 そのために「部門、カテゴリーの専門性を高めて、商 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 ヤオコーの最新店「松戸上本郷店」は標準店の進化モデルである。 年度決算の最新版は2023年3月期だが、この決算のヤオコー単体の商品部門別の売上高と構成比は生鮮部が1588億円・33.4%、グロッサリー部23 […]
ダラス北部のアレン市に2023年10月4日にオープンしたフード&ドラッグ最新店のHEBアレン店。 H.E. Butt Grocery(HEB) はアメリカ小売業界を代表する地方の雄である。テキサス州南部の主要都市サンアントニオを本拠地として […]
ステープル (Staple) 英語の“staple”は第1に主要産物、重要商品の意味である。第2は名詞のときにはホッチキスの針のこと、動詞ではホッチキスで止めること。米国のオフィスサプライチェーンの「Staples(ステープルズ)」の […]
2023年10月17日、オーケー銀座店オープン。1日遅れて10月18日、ウェグマンズ・アスタープレイス店開業。日米スーパーマーケット産業の歴史的共鳴と見たらいいか。ここには何かがあるに違いない。オーケーは東京都中央区の花の銀座 […]
<ウェグマンズ公式HPより> なぜあなたは、 店をつくるのか。 なぜ売場をつくり、 商品を並べるのか。 なぜあなたは、 商売をするのか。 なぜ仕事をするのか。 なぜ利益を出すのか。 顧客のためか、社会のためか。 店のためか、会社のためか。 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 COVID-19パンデミックが沈静化した2023年10月、日米のスーパーマーケット業界において、2つの象徴的な店舗がオープンした。日本ではオーケー銀座店。アメリカではウェグマンズ・アスタープレイス店。 この […]
オーケー銀座店はオーケー㈱の歴史を変える店舗である。銀座3丁目のダイエーの百貨店プランタン銀座跡の商業施設への出店。ユニクロとGU、ダイソーによる強力専門店が集積するビルの地階という立地。「高品質・Everyday Low Price」を掲 […]
地下1階 EDLPと享楽需要に対応する マロニエゲート正面出入口からはユニクロ売場内のエスカレーターを使って地下1階のオーケーに入店する。ユニクロの営業時間外の入店客はマロニエ通りから地下フロアへ通じる階段を利用する。 1階から入店した […]
㈱REA (アールイーエー)取締役会長 鈴木哲男 はじめに 「調査の目的」 オーケー銀座店の開業に合わせて、調査を試みた。 オーケーは東京都内の銀座店と札の辻店、千葉県の新浦安店である。その札の辻と競合するサミットストア三田店、ライフ […]
「彦根論争」 「彦根論争」という凄い議論があった。21 世紀を直前にした1990 年代後半のことだったと思う。 公開討論のような形ではなかった。ごく私的な少人数の集まりの席上で、中身の濃い激論が展開された。場所は滋賀県彦根市。 一生悔やまれ […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 ウェグマンズがとうとうマンハッタンに進出した。 10月18日(水)、Astor Place(アスター・プレイス)店のオープンがそれだ。日本のオーケー銀座店開業の翌日のことである。ウェグマンズとしては、ずいぶ […]
ニューヨーク時間の10月18日(木)、ウェグマンズ・アスタープレイス店がオープン。地下鉄アスター・プレイス駅から徒歩3分、地下鉄BMTブロードウェイ線の8丁目-ニューヨーク大学駅から徒歩1分の場所だ。 オープン初日は開業前からニューヨーカー […]
イオンリテール㈱が全館環境配慮型のショッピングセンターを出店した。静岡県浜松市に10月28日(土)にグランドオープンした「そよら浜松西伊場」である。浜松版スマートタウンの一角を担って、「エコ&サステナブル」ストアとしてお目見えした。オープン […]
「そよら浜松西伊場」は、㈱一条工務店が浜松版スマートタウンの第1号として認定を受けて開発した「一条タウン西伊場」に出店しました。スマートタウンのコンセプトである「美しいまちを次世代に遺す」に沿ったさまざまな取り組みを進めていきます。 そよら […]
10 月27 日( 金)、㈱ダイエーが4 年8 カ月ぶりに横浜駅西口に復活した。イオンモール㈱の商業施設の核店舗としてスーパーマーケットに形を変えての再出発だ。待ち望んでいた顧客の声にどのように応えたのか。 総合スーパーからスーパーマー […]
㈱ベイシアが次世代の食品フォーマットと位置づける「Foods Park( フーズパーク)」が9 店目にして、大きく変わろうとしている。2022年11月の1号店「フーズパーク大田原」以来、ベイシアは積極的に既存店を新フォーマ […]
投下資本対利益率 (Return On Investment) 投下した資本に対して得られた利益の割合を示す。事業の収益性を見る基本的な指標であり、投下した資本が効率的に運用されているかを判断する材料となる。店舗の新規開発や改装、新規 […]
ロピアの進撃が止まらない。今年6月2日、九州福岡にロピア博多ヨドバシ店を開設。続けて8月4日、ロードサイド型のロピア福岡新宮店を出店。8月22日には北に飛んで、東北1号店となるロピア仙台ヨドバシ店をオープンさせた。首都圏をベースとしていなが […]
商売は顧客を救う。 顧客の日々の生活を支え、 有事のときには命さえ救う。 商売は生産者を救い、 製造業と卸売業を救う。 小売業が販売することで収益は還元される。 商売は店を救い、会社を救う。 店が繁盛し利益を上げれば会社は発展する。 従業員 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 9月12日(火)、商人舎発足15周年記念の特別セミナーを開催しました。東京の大崎ブライトコアホール。この15年間のご愛顧に対するお礼と感謝を込めた、ささやかなセミナーです。 スーパーマーケ […]
(株)ロピアは「2023日本小売業ランキング」(商人舎調査・発表)で、49位に上がってきた。2023年2月期決算は年商3401億円である。 厳密に言えばこの数値は関連会社を含めたグループ総売上高である。この数値を体現する純粋持株会社(株)ロ […]
(株)商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ (株)ロピアの飛び火出店が止まらない。神奈川県で興り、首都圏に出店し、関西へ、中京へ、甲府へ。さらに2023年6月2日に九州1号店となる「ロピア博多ヨドバシ店」を開設したのに続いて、8月22日(火 […]
JR仙台駅東口のヨドバシカメラ。1号館がヨドバシカメラ、奥の2号館の商業ビル3階に8月22日、ロピアが出店。 仙台駅東口から2号館3階までペデストリアンデッキで結ばれている。アクセスは良い。 1カ月が経過した今も、開店前には1号館から顧客の […]
本誌編集長 山本恭広 9月21日(木)、東京都稲城市に、生活圏型のロピア若葉台店がオープンした。ロピアは今年に入って、博多、仙台と東西への飛び火出店を断行した。 一方で、主力商勢圏である関東営業本部エリアでの出店は怠らない。7月の新座店に次 […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括