2024.12.04 (Wed)
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絶好調の本決算である。次々に過去最高益、増収増益が報告される。とくに食品を主体とするスーパーマーケット、そしてそれを主力とする総合スーパー。コンビニは伸び切った観があるものの、これも好調。しかし全体を見ると、そのベースにあるのは食品の値上げ […]
吉凶(きっきょう)禍福(かふく)。 禍福倚伏(いふく)。 幸いと災いは、 因果的に繰り返される。 人間万事塞翁が馬。 塞の老人の馬が逃げてしまった。 悲しんでいるとその馬は、 駿馬を連れて戻ってきた。 喜んでその馬に乗っていると、 翁の息子 […]
警告特集 最高益の「塞翁が馬」 絶好調決算の直後に待ち受けるもの 本誌は警告する。コロナ禍を経て、産業全体が最高益の気分を享受する「塞翁が馬」の今こそ、考えるべきことがある。やるべきことがある。貫くことがある。 ㈱商人舎代表取締役社 […]
㈱島田研究室代表 島田陽介 円安買物不況は深刻化する 「円安」は国民総員の生活にかかわる。わが国は食料の大部分、エネルギーのほとんどを輸入に依存しているからである。円安でエネルギー・コストも諸物価も確実に上昇する。だがこれら生活に不可欠 […]
2月期決算のチェーンストア企業の業績が出揃った。3月期決算を含めた業界全体のランキングは次号「日本チェーンストアランキング」で総ざらいしつつ詳解する。 本号では増収率と増益率において、2ケタ以上の伸びを記録した企業を業態別にピックアップして […]
スーパーマーケットの惣菜が大きく変化しています。しかも悪い方向に変わっています。あと数年で、今までの惣菜は通用しなくなります。そして、私の考えた「 惣菜の技術論」はおそらく見向きもされなくなるのではないでしょうか。惣菜の様子がおかしくなって […]
不思議なチェーンストアだ。ユニークな会社である。群れない企業。わが道を行く戦略。非上場企業である。その経営実態はベールに包まれている。にもかかわらず、存在感がある。通常ならば、埋没してしまう。しかし㈱ベイシアは業界から、競争相手から、ずっと […]
㈱ベイシアは群馬県に拠点を置くベイシアグループの祖業であり、中核企業だ。グループはホームセンター1位の㈱カインズ、専門店の㈱ワークマン、コンビニの㈱セーブオンなど27社で構成される。スーパーマーケットで得られた収益を原資として、他の業態を構 […]
ベイシアの戦略の根幹をなすキーワードに「商の工業化」がある。店舗運営、商品開発をはじめとしてすべての事業にこの考えが貫徹している。キーパーソンである2人の本部長に「商の工業化」の本質と実践を語ってもらった。(司会:商人舎社長 結城義晴) […]
30年選手のベイシアの本部長たち。その知性と論理性に、失礼ながら驚かされた。会社が長らく教育に力を入れてきたことが、よくわかるオンライン座談会だった。 チェーンストアの役割は資産を築き、人材を養成することだ。しかしこれは手段である。目的は真 […]
㈱商人舎ゼネラルマネジャー 亀谷しづえ イオンリテール㈱が4月26日(金)、都市型ショッピングセンター「そよら横浜高田」をグランドオープンした。関東では初の新規出店による「そよら」開設だ。4月23日から3日間、ソフトオープンしたにもかかわら […]
本誌編集長 山本恭広 円安によるインフレや生活コストアップが家計を圧迫している。今春の賃上げラッシュを超える生活費高騰——。消費者全般の生活不安心理は高まるばかりだ。最大の商機である夏季商戦にチェーンストアはいかに営業企画を組み立てるか。い […]
インダストリアリズム(Industrialism) 直訳すると「産業主義」。インダストリー(industry)は「産業」である。そのイズム(主義)だから「産業主義」。 生産力水準が高くて、発達し進化した産業社会の特徴を示す概念のことだ。 […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括