2024.11.22 (Fri)
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あらゆる業種業態が「食」に活路を求める競争時代――それが欧米や日本の先進的成熟社会である。しかしここでいう「食」とはグロサリーではない。生鮮素材であり、それを調理加工した惣菜である。さらにそれらを食べさせるグロサラントである。つまりコンビニ […]
新しいこと。新鮮なこと、鮮度があること。腐りやすいもの、Perishables。新しいだけでも価値がある。新しさが提供できれば喜ばれる。農民・漁民も商人も立派な生業(なりわい)となる。それが新鮮な生鮮食品だ。鮮度ある青果だ、鮮魚だ、精肉だ。 […]
㈱商人舎代表取締役社長 結城義晴 スーパーマーケットは生鮮食品が生命線を握る業態だ。これに異論をはさむ者はいない。総合スーパーも本来、食品フロアはスーパーマーケット業態そのもので、食品の販売構成比が過半を超え、食品頼みになってくると、「生命 […]
生鮮食品マーチャンダイジングのなかで、鮮魚部門のそれがとくに低迷している。㈱奥田フレッシュ・フード奥田則明代表取締役は、ダイエーの腕利きバイヤー時代からトップコンサルタントとして活躍する現在まで、世界の水産業を見続け、日本のInnovati […]
第2部|消費喚起提案編 水産資源を守るために何をすべきか奥田 少し視点は変わりますが、もう一つの問題は漁業就労者の減少です。その大きな理由は年収の低さです。2015年の個人漁業経営者の平均年収はわずか282万1000円です。戸板1枚で […]
㈱リテイル・エンジニアリング・アソシエイツ代表 鈴木哲男 結論じみたことをあえて言わせてもらえば、今後、生鮮3部門の売上高は落ちる。売上高は落ちるが、しかし、営業利益は上がる可能性がある。生鮮3部門を取り巻く業界の事情は、3つ挙げられる。1 […]
㈱日本フードサービス代表取締役 林廣美 私は20年も前から、これからのスーパーマーケットは「惣菜的発想による店づくり」が必要だと提唱してきた。ようやく惣菜部門が生鮮4品として認められ始めたころである。それから惣菜は大きく伸びたが、「惣菜的発 […]
「キチマはまさに一日にしてならず、です。私自身は、17年間の集大成と考えていますし、全従業員の成果が実ったと感じています」。㈱阪急オアシスの千野和利顧問は開口一番、こう言った。 大阪駅の商業施設ルクア地下2階に4月1日に誕生したフードホール […]
2018年4月1日(日)、今年最大の話題店舗となるであろう㈱阪急オアシスの「キッチン&マーケット」がオープンした。場所は、JR西日本SC開発㈱が運営するファッションビル「LUCUA Osaka(ルクア大阪)」の地下2階。同日にグ […]
Merca ゾーン メルカゾーンはイタリア食材をテーマにしている。イタリア人が飲むもの、食べるものを一通り集積した。ゾーンの入口には高さ2.6mのチョコレートタワーがそびえる。このタワーに象徴される「チョコレートファクトリー」は、イタリ […]
Fresh Gardenゾーン 生鮮3部門で構成されるのが「フレッシュガーデン」だ。ほかのゾーンとの連動、レストラン機能との連携によって、「生鮮3部門クライシス」脱却の突破口となっている。青果売場には三つの柱がある。一つは「サラダバー」 […]
Gourmet Cornerゾーン 「グルメコーナー」とネーミングされたゾーンは、だしや調味料、日本酒・焼酎、コーヒーや菓子などグロサリー5800SKUで構成されている。しかしレジ前の日配商品は500SKUと絞った。この売場は、ナショ […]
2018年の今、「阪急オアシス」と言えば、千野和利さんそのものだ。トップの人格が会社に表れる。小売業やサービス業では、それは店に表れる。だから阪急オアシスは「阪急」という冠がつくものの、千野和利の人格がすべて表現された作品である。私はそう思 […]
会社は誰のためにあるのか?
’24OSD(Outstanding Store Development)
’24アメリカの歩き方
’24商売のヒント
惣菜センター革新
’23年度「絶好調」の総括