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月刊商人舎 2018年04月

結城義晴の述懐

地球イータリー化現象とEATALYを凌駕する条件

2018年04月10日

2018年の今、「阪急オアシス」と言えば、千野和利さんそのものだ。トップの人格が会社に表れる。小売業やサービス業では、それは店に表れる。だから阪急オアシスは「阪急」という冠がつくものの、千野和利の人格がすべて表現された作品である。私はそう思う。その作品を、取締役専務執行役員営業本部長の松元努さんや、取締役常務執行役員の志水孝行さん、同じく取締役常務執行役員の藤原成人さん、そして店舗統括室長兼CS推進部長の西本和也さんらが、サポートしながら完成度を上げてきた。阪急オアシスのルクアフードホール「Kitchen & Market」はまさしく、この少数精鋭トップマネジメントチームの総決算、あるいは集大成となる新店舗であり、新フォーマットである。まことに皮肉なことに、大阪梅田のJR大阪駅直結の物件で、旧三越伊勢丹百貨店…




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