印刷プレビュー
戦略

朝川康誠「経済心理学の世界へようこそ」(71)バフェットにみる投資したい会社、投資したくない会社(後編) 

2019年04月22日

(前編はこちら)    投資魅力のない企業群  バフェットは投資に値しない魅力のない企業群を、「コモディティ型」の企業と呼んでいる。その定義はおよそ「提供する製品やサービスに際立った特色がなく、消費者にとっては値段が唯一最大の選択肢となるような事業」と定めている。バフェットは20年以上前に以下の産業を例として挙げているが、興味深い指摘だ。  ・航空会社  ・穀物生産(たとえばトウモロコシやコメ)  ・鉄鋼製品  ・石油・天然ガス  ・林業・製材  ・紙・パルプ  ・自動車 航空会社などは、バフェットの洞察の通りとなった。範囲の経済で守備範囲を決めて深掘りを徹底しているサウスウエスト航空以外、アメリカの航空会社はすべて瀕死の重傷を追い合従連衡を繰り返した。石油もコンクリートも材木もレンガもパ…




続きを読みたい方はログイン、または購読のお申込みをしてください