常盤勝美の2週間ウェザーMD予報[7月2週/7月3週]

■7月1週（7/1～7/7）を振り返る 梅雨前線が日本付近をゆっくり北上した。週後半は梅雨前線が天気図上から一時的に消滅した時期もあり、活動レベルはそれほど活発ではなかった。それでも日本海側や東北地方を中心に、ところどころで雨雲が発達してまとまった雨が降った。 また6日(土)は大気の状態が非常に不安定となった影響で、東日本中心に雷雲が発達し、激しい雨に見舞われたところもあった。ただ全般的には雨が長く降り続いたところは少なかった。 九州南部では2日(火)以降、太平洋高気圧の勢力圏内に入りおおむね晴天が続いた。しかし今後また一時的に梅雨前線が南下する兆しが見られたため、梅雨明け発表は見送られた。 気温は全国的に平年よりかなり高めだった。猛暑日が続出し、特に7日(日)は静岡市で最高気温40.0℃を記録した。今年40℃以上…