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IT・システム

當仲寛哲のリテイル・インフォメーション・システム論(48) 小売業をとりまく、ITの整理

2017年05月10日

最近のITの流行りの言葉といえば、SNS、IoT、無人レジ、ロボット倉庫、AIなどがあがるでしょう。一方、最近までは、ビッグデータ、データサイエンティスト、BtoC マーケティングなどという言葉もありました。しかし振り返って、小売業の現状を見てみれば、相変わらず、受発注、請求管理、管理会計、在庫管理、販売分析などが、いわゆる「システム」として存在します。これら非常に幅広いITをどのように理解すれば良いでしょうか。小売業におけるシステムには、大きく3つの種類があります。 1.伝票処理と受発注  2.分析処理  3.コンピュータでないとできないこと1.伝票処理と受発注一つ目の伝票処理と受発注は、どこの会社にもある、いわゆる基幹系のシステムです。基幹系システムは、商売の根本である、入出金管理と受発注という、従来人間が紙や電話…




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